木々の紅葉が美しく、
落ち葉も たくさん増えたパリ。
日本でもフランスでも、
やはりこの時期あたりから
不思議と食欲が増してきて
美味しいものが食べたくなりますよね(^^)
日本で たくさん秋の味覚があるように、フランスも秋から冬に美味しい味覚が盛りだくさんになります✨
今日はそんな秋の味覚の代表、フランスで食べられる キノコたちの紹介です♪
その① Le Cèpe セップ茸
フランスでは「キノコの王様」とも呼ばれる セップ茸。
耳慣れない名前ですが、イタリアの「ポルチーニ茸」として有名な キノコ です。
栽培が出来ない キノコなので、一般に売られているものは 森で採取されたものなのだとか!
とても香りが良く、バターなどで軽くソテーするだけで それはもう 「ご馳走」✨
加熱すると、傘はトロッと柔らかく、柄の部分は歯ごたえが残り、2つの食感が楽しめます。
お値段は 40€/kg くらいで、色々な種類の中で一番お高め。ですが、松茸に比べたら案外リーズナブルなので、手が届きやすいです(^^)
その② La Girolle ジロール茸
その可愛らしい黄色で、キノコ界の中では一際目立つ ジロールさん。
夏の終わりからが シーズンの始まりで、秋まで楽しめるキノコです。
歯応えがあり、肉料理のソースとして活躍したり、ジロール茸のオムレツは家庭料理の定番だそう♪
ヒダが細かく、土などを取り除くのが少々面倒ですが、その手間ひまをかけて食べるだけの価値アリ!
お値段はセップより やや安め、36~38€/kg くらいです。
その③ La Trompette de la mort クロラッパタケ
直訳すると「死者のトランペット」という、なかなかな インパクトのキノコ。
見た目も真っ黒で ゴミっぽくて(笑)、「え、これ食べられるの?」と思うほどですが、
こちらも かなり美味!加熱しても、コリコリ、シャキシャキとした食感が残ります。
カモ肉や子牛肉、卵料理などと合わせると良いそう。
とても繊細なキノコで 鮮度が落ちやすいため、収穫から24時間以内に食べるのが良いとされています。
お値段は 35€/kg 前後です。
その④ Le pied de mouton ピエドムトン
フランス語で「羊の足」という名前のキノコ。
傘の裏側の芝生?みたいな質感が特徴的で、和名はシロカノシタ(白鹿の舌)、英語圏では「ハリネズミ」という一般名があります。(表現が三者三様で面白い😊)
味は甘く、古いものはシメジのような苦みを帯びます。傘の裏側の質感が、加熱しても良い食感として残ります。
クリーム系のソースと相性が良いだけでなく、赤身肉やジビエ料理の付け合わせとしてもオススメとのこと。
お値段は 30€/kg くらいで、一番リーズナブルです。
まずは シンプルに、と バターソテーを頂きましたが、うっとりするほど 美味しくて 、
「贅沢だ~」と しみじみ 夕食を味わいました✨
「次は クリームで和えたり、パスタにしたり、オムレツにしたり。。」と妄想だけで幸せです(笑)
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せっかく フランスにいるんだから、季節の美味しいものは ちゃんと味わっていきたいな。、と実感した次第です😌
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