【パリ】Petite Île Paris ~ 北マレの気になる 台湾×フランスのパン屋さん ~

ある日のこと、北マレにて。

定期的に行きたくなる アートギャラリー

Yvon Lambert さんに用があって立ち寄った際、

今まで 気がつきもしなかったのに、

その時 なぜか気になったパン屋さんが。

「うーむ、これは雰囲気からして

当たりのブーランジェリーかも」と思い、

その時は そのままスルーしたのですが、

(↑私 あるある笑)

その後 何の気なしに

色々なパン屋さんの情報を

ネットで収集していたら、

たまたま その「パン屋さん」に ぶち当たり、

「あー、あそこの お店か!」と

ひとり こっそりとテンションが上がっていたのでございます(笑)

その お店が こちら↓↓

Petite Île Paris さん✨

なんと台湾人夫婦がオープンした

ブーランジェリーなのです😄

日本を始め、台湾、韓国の製パンレベルは

正直 フランスを凌駕…おっと このくらいにしておこう(笑)

(ぶっちゃけると、食材の面は置いておいて、

職人の平均値はアジアの方が上だと思う)

しかも パリで堂々と お店を出しているあたり、

これは なかなかの実力なのではないか…

ということで、

後日 訪問するパン屋さんに決定!

日を改めて 訪れてきました🎶

本日は そのレポートです☺️

さっそくいってみよう!

フランスで技術を習得 → パンの世界大会への出場経験も!

北マレにある

良さげな お店がたくさん集まる通り、

(↓オススメの通りです💕)

Rue des Filles du Calvaire にある

Petite Île Paris は、

台湾人夫婦が 2022年の4月にオープンした、

台湾 ×フレンチの ブーランジェリー🥖

元々はデザイナーだった夫妻は

製パンに興味があり、

自身のブーランジェリーをパリに開店するのが夢だったそう。

パリの名門調理学校 Ferrandi などで研修を受けたのち、

開業に至ったそうで、

BIOの粉を使用し、

生地の発酵には 天然酵母をメインに使っているという

なかなかの こだわり派✨

フランスのクラシックなパンから、

古代小麦、蕎麦粉などを使った本格派パン、

さらには 台湾風ブリオッシュなどの

台湾のパンも置いているそうで、

これは興味津々です👀

夫妻は なんと

2022年の製パンの世界大会にも出場し、

優勝を果たしたとのこと🎊

これは かなりハードルが上がりますね✨😁

大人気?!小さいけれど魅力あふれる お店。

さ、では続きまして、店内の様子を!↓↓

5、6人も入らない小さな店舗ですが、

オシャレな居心地の良い空間☺️

台湾を訪れたことがないので分からないのですが😅、

フランスのエッセンスもありつつ、

どことなく「東京の おしゃれパン屋」

で 特集されそうな佇まい✨


入って最初に目に飛び込んで来るのは、

可愛らしいサイズのサンドイッチたち🥪↓↓

その下には “噂の” 台湾風ブリオッシュたちが🤩↓↓

慣れ親しんだ顔立ち😄

その横にヴィエノワズリー類🥐と…↓↓

ヴィエノワズリー類の横には

ちょっとした惣菜パンと、食事パンが🍞↓↓

で、壁際にも 食事パン系が少しと、

本当に小規模の展開ですが、

一つひとつ、大切に作られている感じが素敵✨

土曜の お昼ごろに訪問したというのもありますが、

お店の前には行列ができていて、

かなりの盛況ぶり😯

売り子さんは おそらく全員 台湾の方で、

英語のお客さんには 卒なく英語で対応し、

そのスマートさと手際の良さに、

同じ アジア人としてのシンパシーを感じました😉

見渡すところスキなし!優等生なパンたち。

はい、では お待たせいたしました、

ここからが 本記事のハイライト、

「実食タイム」の お時間です🎶

Pain de campagne Seigle (小) 3,00€くらい

まず トップバッターは、

食事パンから ライ麦パンを🥖

バゲットの半分くらいの長さの、ミニサイズをチョイス。

こちらのお店では、液体、生地状、ライ麦と、

3種類の天然酵母を使い分けているそうです🧐

見た目からも お分かりのように、

結構 焼き込んであるタイプのパンで、

皮は ガッツリ厚く、バリッバリ!

若干の苦みがありつつも、

香ばしさがあって とても良い。

中身の水分量も適切で、

酸味のある、クラシックな味わい

好印象でした✨

Pain aux olives 3,00€

お次は 惣菜パンから、オリーブパンを!

惣菜系で 一瞬 迷っていたら、

売り子さんが すかさず勧めてくれたので(笑)

皮は厚めで、

密度のある むっちりとした生地が

食べ応えアリ。

やや酸味がありますが、

オリーブが効いているので、

天然酵母の酸味が ちょっと苦手と言う人でも、

抵抗なく食べられるパンだと思います😉

 Brioche Taïwanaise aux Abricots 3,20€

続きましては、本日の本命?

台湾風ブリオッシュを✨

今回は 杏が入っているものを。

生地の感じは、

言い方は ちょっと悪いですが、

ボソボソ?パサパサ?、

口の中の水分が奪われるタイプのやつです(笑)

でも それが懐かしさを感じさせるというか、

安心感のある味わいが好きです😋

皮の部分を覆っている クランブルや あられ糖も、

食感の良いアクセントに🎶

甘さも絶妙👍

肝心の アプリコットは

もっと存在感があっても良い気がしましたが、

おおむね満足感のあるパンでした✨

ちなみに、台湾風ブリオッシュは、

こちら↑↑の他、

メロンパン編み込みパンがあります☝

(↑ 店内紹介の写真参照)

Pain au chocolat aux Sésames 4,00€

最後のトリを飾るのは、

ありそうでなかった、

クロワッサン・オ・ザマンドの

別バージョン、

パン・オ・ショコラ・ザマンド

胡麻フレーバー

パン・オ・ショコラ に

ゴマの入ったアーモンドクリーム

絞って焼いた

二次加工品です☝(この説明で分かるかな?)

ゴマの香り豊かなアーモンドクリームは

ほどよい甘さ、

+パン・オ・ショコラ のチョコはガッツリ甘めで

甘いもの好きにはたまらない🥰

しっかり焼いた生地のバリバリ感も食べ応えがあるし、

これは お値段だけあるわ、と思いました🎶

ヴィエノワズリー類では この他、

デンマーク風ヴィエノワズリー

オススメだそうです✨


やはり最初の直感どおり、

「当たり」のパン屋さんでした🎊

お値段は やや高めですが、

立地もあるし、試す価値はアリ。

お隣さんも

これまた人気のコーヒーショップなので、

お散歩がてら、ぜひ楽しんでみて下さい😄

Petite Île Paris 

Addresse : 8 Rue des Filles du Calvaire 75003 Paris

最寄駅 : メトロ 8号線 Filles du Calvaire 駅

営業時間 : 火曜~土曜 8:00-18:00、日曜 9:00-14:30

定休日 : 月曜日

Instagram : https://www.instagram.com/petite.ile.paris

◎ こう見ると、パン屋激戦区、マレ地区🥖🥐↓↓

【パリ】Sain Boulangerie ~ 北マレの可愛らしい 健康志向ブーランジェリー・カフェに ときめく。 ~
【パリ】マレ地区の パティスリー・ブーランジェリー Brigat’ で 美しいパティスリーと素朴なパンを味わう。
【パリ】マレ地区のパン屋さん Tranché に ぷらっと行ってきた! ~パリでシュークリームが食べられるお店~

No votes yet.
Please wait...

投稿者: 青空

パリ在住。 パン職人が本業だが、マルチ・ポテンシャライトとして 現在 奔走中。 2015年に初のフランス1人旅をしてフランスの魅力に取りつかれ、2016年ワーキングホリデービザにて1年滞在。帰国後 再渡仏の為に奮闘、2018年10月に念願の労働ビザを取得しました。