【パリ】マレ地区のパン屋さん Tranché に ぷらっと行ってきた! ~パリでシュークリームが食べられるお店~

早いもので、

おかげさまで 年内 最後の

ブーランジェリー・パティスリー巡り!

今回も 先月と同様、

「あれ、こんな お店あったっけ?」

のシリーズです(笑)


時間があれば

とりあえず ふらふらする地区、マレ地区。

この日も 何かの帰りに歩いていたら、

なんともキャッチ―な雰囲気のパン屋さんが↓↓

Tranché さん✨

マレ地区の他に、

9区と17区に店舗があるそうです。

「あら、いつの間に?!」となり、

毎度 ご存じのように(笑)、

後日 出直すことに。

で、今月のパン屋さん巡りとして、

先日 訪問してきました🎶

それでは いってみよう!

二人の男女が異例の若さで開いたブーランジェリー。

Tranché は、

Marie Debié と Augustin Rivoire が、

23歳と25歳という若さで開いた

ブーランジェリー。

2022年の12月に 一号店の 9区 Rochechouart 店を開業しました。

その後 すぐに 17区の Batignolles 店を開き、

本日 訪問した Marais 店は 3店舗目となります。

「伝統的なフランスのブーランジェリーに、

モダンさとセクシーさを」

というのをモットーに、

クラシカルな商品を

再解釈したガトーやパンたちが並びます。

食材にも こだわり、

バターは Vendée(ロワール地方)の

AOP(原産地呼称統制)バターを使用しているそうです🐄 

オールマイティに、親しみやすい価格で。

さ、お次は お店の中をご紹介🎶

と その前に、

見て下さい、この魅惑的な

フランとシュークリームを✨↓↓

これは 吸引力が すごい。。

そして、可愛すぎるドアノブを😻↓↓

🍞🍞🍞💕

で、中に入ると、

まず私たちを待っているのは

可愛らしいパティスリー↓↓

その隣には サンドウィッチ、キッシュ、サラダなどの惣菜系🥪↓↓

サンドは 食パンやパニーニ ベースのサンド

非常に魅力的でした🤤

卵サンド、サーモンサンド、
ベーコン、シーザーサラダ・チキン など。

定番のバゲッド サンドは、

ハム&チーズのみ。

その上にあるフィナンシェたちのボリュームよ。。🤩↓↓

うっかり写真を失念してしまったのですが(すみません)、

ヴィエノワズリー系は、

クロワッサン、パン・オ・ショコラ、

パン・オ・レザン、ブリオッシュ、

バブカなど、

種類は そこまで多くないのですが、

一般的な商品ラインナップを押さえている感じ。

お値段も 良心的な感じでした👍

で、最後にあるのが食事パン🥖↓↓

カンパーニュ系から始まり、

全粒粉パン、古代小麦パン、ライ麦パン、

シリアルパン、 パン・ド・ミ、フォカッチャ など、

少数ですが

幅広く バランスのとれたラインナップ✨

で、気になったのが、

バゲットが まったくなかったこと。

サンドウィッチの内容や お店の造りからして、

このマレ店では パンの製造は行っていないのかしら?

お店の雰囲気は

白い壁とレンガ色のタイルを基調にした

優しい感じで、

道路側には

カウンター席が 5,6 席あり、

飲み物をオーダーしながら

購入した商品を ゆっくりと味わうことができます😊

そこまで 面積は広くないものの、

意外と落ち着いて滞在できる感じが良かったです✨

色々楽しめて、安定したクオリティー。

さて、いよいよ お待ちかね?!、

本日 味わったパンたちを紹介します🎶

Pain au Levain Mélange d’Epices Tomates séchées  14€/kg

まずトップバッターは、

食事パンの部門から!

いつも シンプルでプレーンなものを選びがちなので(笑)、

(シンプルなものの方が、

お店の実力を把握しやすいからね。。)

今回は ちょっぴり「変わり種」を。

なんとドライトマトスパイスをメインに、

ブラックオリーブ、ひまわりの種、ニンニクを混ぜ込んだ、

ルヴァン種の田舎パン!

しかも 入っているスパイスは、

ニゲラ(ブラック クミン)、

ザアタル(中東のハーブの総称)という

個人的に初耳のものたち👀

もう何がなんだか分からないですよね😂

一言で その味を表すなら、

「ちょっとイタリアに旅行してきたアラブ人のパン」

みたいな感じでしょうか?(←いや余計分からん)

まずは トマト味が最初に来るので

イタリアンな感じがするのですが、

そこから すぐにスパイスの風味が追い付いてきて、

とてもオリエンタルな印象に。

スパイスは なんというか、

柚子胡椒?花山椒?のような感じで、

爽やか&ピリッとした感じ。

でも そこまで香りが強すぎず、

とても絶妙なバランス。

さらに ところどころにある、

ひまわりの種やオリーブのプチプチ食感も良く、

食べていて 非常に楽しいです🎶

そして 皮の部分は、

カリカリ具合と

トマト&スパイスの味が合わさって、

まるで おつまみのクラッカーのよう😄

いやぁ、スパイスも含めて、

これは とても勉強になるパンでした✨👍

Brioche  1,40€

お次は ヴィエノワズリー類から、

ブリオッシュちゃんの登場です✨

お店の口コミで

「オススメ」のコメントがあったので。

卵の味も もちろんですが、

バターの味が しっかりとするブリオッシュ。

甘さ、塩気、ともに ちょうど良く、

個人的に どストライク👍

ブリオッシュって

お店によっては パサパサ感が強いものもあるのですが、

こちらのブリオッシュは

しっとり感が きちんとあって、

非常に好印象でした😊

Kouign Amann  3,70€

続いても ヴィエノワズリーから。

ただ ただ その見た目で即決した、

クイニーアマンを。

この つやっつやな見た目、

美味しくないはずがない!

外側のキャラメリゼの固さ、

中央の生地の しっとり感、

文句のつけどころがありません(笑)

こちらのヴィエノワズリーは

AOPバターを使っているそうで、

そりゃあ もともとの素材が良いのだから、

クイニーアマンも 美味しいよねぇ。。

大きさも 直径 10cmくらいと大きめで、

かなり 満足度のあるクイニーアマンでした✨

Choux à la vanille  2,20€

さぁ、

最後に満を持して登場しますのは、

フランスでは 意外とレアな、

シュークリーム!!!

こちらも人気商品の一つだそうです😋

フランスのパティスリーでは、

エクレア、シューケットは定番商品なのですが、

マジで シュークリームを見かけることは

なかなか 拝むことができない代物なので、

「これは絶対に買う!!」

と決めていたアイテムなのでした。

(というか 半分これが目的で訪れた??)

日本の一般的なものより、

ひと周り、ふた周り小さいサイズ。

サクふわのシュー生地に、

みっちりと詰った バニラビーンズ入りの

クレーム・ディプロマット🥰

(カスタードクリームとホイップクリームを合わせたもの)

比率的には ホイップクリームが多めで、

とってもエアリー🌬️

で、ポイントとなるのが、

甘さが かなり控えめなこと!

(上にかかっている 粉糖と

あられ糖で やっと甘さが整う感じ!)

よって、ミルク感を強く感じれるのが良き。

これは するする食べられる危ないヤツだ(笑)

パリ在住の皆さん、

シュークリームが食べたくなったら

ココです!


買い物しやすい お値段で、

クオリティも なかなか良く、

しかも よく徘徊する界隈!

パリで 2,20€でシュークリームが味わえるのって、

なかなか ありがたいですよね✨️

サンドイッチも気になるし、

これは 各自にリピート確定です!

Tranché

◎ Marais 店 ◎

Adresse : 28 rue Saint-Antoine 75004 Paris

最寄駅 : メトロ 1, 5, 8 号線 Bastille 駅

営業時間 : 月曜〜金曜 8:00-20:30、土曜・日曜 8:30-19:30 

HP : https://www.tranchegroupe.com/

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投稿者: 青空

パリ在住。 パン職人が本業だが、マルチ・ポテンシャライトとして 現在 奔走中。 2015年に初のフランス1人旅をしてフランスの魅力に取りつかれ、2016年ワーキングホリデービザにて1年滞在。帰国後 再渡仏の為に奮闘、2018年10月に念願の労働ビザを取得しました。