【パリ】Sain Boulangerie ~ 北マレの可愛らしい 健康志向ブーランジェリー・カフェに ときめく。 ~

今月もやってまいりました、

ブーランジェリー・パティスリー巡り!

今回は、

療養中に色々とリサーチをする中で

すぐに😍になった お店へ🎶

可愛らしく居心地の良さそうな お店の雰囲気と、

こだわり たくさんのパンたちに、

「うわぁ、療養終わったら絶対に行く!」と

胸をときめかせながら 楽しみにしていたブーランジェリーなのでした(*´ω`)

その お店が…↓↓

Sain Boulangerie さん✨

北マレに あるカフェ併設の

健康志向ブーランジェリーです😊

徹底した こだわり。身体に優しいブーランジェリー。

Sain Boulangerie さんは、

ブランジェ& 料理人の Anthony Courteille さんが

2023年 春にオープンした、

カフェ併設のブーランジェリー。

幼少期に すでにブランジェだった叔父の影響でパン生地を触っていた彼は、

専門学校を卒業後、イギリスに渡りトゥーリエ(クロワッサンやパイ生地を作る人)としてホテルで修行、料理にも興味を持ったのだそう。

帰国後は 名立たるシェフの元で腕を磨き、

フード・スタイリスト、テレビ司会者、グラフィック デザイナー、ジャーナリスト、さらには漫画家など (多彩!)

様々な職業を経験した後、自分のレストランをオープン。

そして 2018年、Sain Boulangerie の 1号店を

サン・マルタン運河近くにオープン、

今回 紹介する北マレの お店は 2号店になります。

伝統的なパンの味と ナチュラルな素材を守ることをモットーに、

ガストロノミーと健康志向の融合に こだわった お店です✨

その こだわりは かなり徹底しており、

全てに BIOの小麦を使っているのは もちろんのこと、古代小麦を使ったり、

より消化が良く、グルテン値が低く、かつ日持ちするパンを作るために、

天然酵母のルセットを使い、捏ねる時間を少なくして、

発酵に13時間以上かけ、ゆっくり生地を作っているそうです。

(パン生地は 捏ねれば捏ねるほど、グルテン値が上がります)

酵母は すべて自家製で、

業務用のイーストは 一切不使用

酵母は 4つのルヴァンを生地によって使い分けており、

小麦ルヴァン、ライ麦ルヴァン、牛乳ルヴァン(←気になるー!)、levain dur (パン生地のような酵母)と、まぁ興味津々!

パティスリーも 100% 自然なものを使い、

着色料や添加物 不使用は大前提のもと、

砂糖も出来るだけ健康に影響が少ないように、

無精製のBIOの砂糖や メープルシロップなどを使っているそうです。

こだわり&手間ひまかけた パンと お菓子、

これは チェックせずには いられないです!(^^)

緑を基調とした、可愛らしく居心地の良い店内。

では さっそく お店の様子を🎶

まず ショーウィンドーには

可愛らしいクロワッサンとパン・オ・ショコラが お出迎え↓↓

そして その横には、非常に魅力的なヴィエノワズリーの面々が(*´ω`)↓↓

価格は やや高めですが、食べ応えありそう。。🤤

続いて 隣のショーケースには、

パウンドケーキ類、サラダ、サンドイッチなどの惣菜類、

壁際には 食事パン類が並びます↓↓

パウンドケーキの充実度が◎

正面にはガトーのショーケース↓↓と、

素朴さのある可愛らしいガトーたち。

右手にはカフェスペースが広がります↓↓

ゆったりとした造りで、

緑を基調としたインテリアが癒される。。😊

この日は 土曜の お昼前で、

朝のコーヒーを店内で のんびり楽しむ人たちや、

購入したパンとコーヒーを片手に街へと繰り出す お客さんも結構おりました😉

日曜にはブランチも やっているそうです🍴

こんな素敵な空間で ゆったり食事したら、

きっと最高の週末になること間違いなしだなぁ。。

素朴さの中に どこか感じられる上品さが魅力のパンたち。

ではでは 本日 味わったパンたちを ご紹介✨↓↓

今回は この後の予定の都合上、ガトーを買うのは断念しました😣

St Martin (1/4)  2,50€

まずは ベーシックな食事パンを!

本店のシンボル、サン・マルタン運河を名前にした こちらのパン。

酸味が しっかりある、正統派のカンパーニュなのですが…

おそらく ルヴァンの香りなのか、

ほのかに感じるフルーティーさが素敵✨

武骨な見た目からは 想像できない、

かすかに感じる上品さが非常に魅力的です(^^)

中身は 水分量ばっちりで モチモチのしっとり感、

対する皮は バリッとしていて しっかりと香ばしいところも、

安心感のあるクオリティでした。

Croissant  1,50€

見た目から お察しのように、

一般的な パリパリ、サクサクといった軽いタイプのクロワッサンではなく、

皮が厚めで 重いタイプのクロワッサン。

ヴィエノワズリー類は、噂の「牛乳ルヴァン」を使っているそうです。

皮は バリッと硬く、

中の層は 詰まっていて、

どちらかというとヴィエノワ生地のような菓子パンの生地に近いです。

なので、乳製品のミルキーさを強く感じることが出来て、

なかなか食べ応えのあるクロワッサンです。

モチモチとした弾力もあり、水分量が多めなのも、

他の お店のヴィエノワズリーとは違う、

良い個性でした✨

Roulé cannelle  3,10€

先程のクロワッサンの生地に、

シナモンシュガーをまぶしてロールしたもの。

こちらも 非常に素朴な味わいで、

本当に乳製品の良さを上手く引き出しているヴィエノワズリーです。

シナモンも砂糖も キツくなく

(たまにガッツリ甘いのも食べたくなるけれど笑)、

優しい甘さ加減に品の良さを感じました(*´ω`)

Sablé TONKA  0,80€

厚さ 数ミリの、自分史上初の「極うすサブレ」に出会いました😂

お値段も手ごろだったので試し買い。

本当に ぺらっぺらなのですが(笑)、

味は…しっかり美味しい!

バターの風味が良いのは もちろんのこと、

途中から香るトンカの甘く優しい香りが非常にオシャレ✨

その出で立ちと良い、

今までに ありそうでなかったサブレでした♪

Vegan  3,60€

今晩のデザートに、ということで、

こちらをチョイス。

お名前の通り、ヴィーガンのチョコレートケーキです🎶

サイズは 一般的なパウンドケーキくらいで、厚さは 3cm弱くらいなのですが、

ずっしり感がハンパない…!

これは 相当 満足出来そうだと思い、

一口パクり。

「おっと、これは危険なガトーだ…!」

なんてったって 外側は ほろりと柔らかいパウンドケーキ、

そして 中身は ほぼ生チョコなのですから…!

そりゃあ 美味しいに決まってますよ😂

ここまでの ボリュームとテクスチャーだと

激甘なものを想像しがちなのですが、

そこは Sain Boulangerie さん、

すっきりとした 程よい甘さで 非常に食べやすい😊

しかしながら やっぱり量はあるので、

めちゃめちゃ運動をした後か、

2人でシェアするのでも十分な

満足度の高いパウンドケーキでした✨


美味しさを追求しつつ、でも身体にも気を使い、

流行のポイントも押さえた、ウケの良い商品づくり。

なかなか簡単に出来ることではありませんが、

どれもバランスよく行っていて

非常に素晴らしかったです✨

この界隈は しょっちゅう ふらふらしているので、

今度は イートインで

ガトーを ぜひ食べたいと思います😋

Sain Boulangerie

Adresse : 23 Rue des Gravilliers 75003 Paris

最寄駅 : メトロ 3, 11号線 Arts et Métiers 駅

営業時間 : 火曜〜土曜 7:30-19:30、日曜 8:00-13:00

定休日 : 月曜

HP : https://www.sain-boulangerie.com/

Instagram : https://instagram.com/sain_boulangerie?igshid=MzRlODBiNWFlZA==

◎ 「健康志向」と言えば この2軒!↓↓

パリ20区のパン屋さん Pane Vivoで お腹に優しい「健康」なパンを。
パリ5区の個性派パン屋 Boulangerie Solques に行ってみた!

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投稿者: 青空

パリ在住。 パン職人が本業だが、マルチ・ポテンシャライトとして 現在 奔走中。 2015年に初のフランス1人旅をしてフランスの魅力に取りつかれ、2016年ワーキングホリデービザにて1年滞在。帰国後 再渡仏の為に奮闘、2018年10月に念願の労働ビザを取得しました。