パリの街は美しい。
歴史を感じる、彫刻のようなオスマニアン建築は
いつ見ても美しい。
……が、それが日常になると、
新鮮味がなく、飽きてきたりもする(笑)
大多数ではないと思いますが、
私みたいな人間が 少なからず いらっしゃるかと思います。
ひっさしぶりに快晴だった週末、
晴れ渡る空にぴったりな現代建築を見に
13区をおさんぽしてきました♪
おさんぽの はじまりは13区の はしっこから。
それでは さっそく おさんぽスタート!
今回の おさんぽは 13区の南端→オステルリッツ駅へと北上していく感じで歩きます。
トラム T3 a線の Avenue de France を下車すると、
目に飛び込んでくるのが、こちら↓↓
Les Tours Duo
高さ 180mと122mの巨大なビルが まさに「そびえ立つ」さま は圧巻!
波打つビルの窓ガラスが太陽光を反射して、とても美しいです。
設計は アラブ世界研究所や ケ・ブランリ美術館などで 有名なジャン・ヌーヴェルのアトリエが手掛けているそう。(やっぱり!)
2021年に完成予定。ビルはオフィス、店舗、レストラン、庭園などのある複合ビルになるそうです。
ジャン・ヌーヴェルの建物については、こちらの記事でも↓↓
パリ20区紹介〜vol.3 5区〜
ケ・ブランリ美術館【フランスにいながら アジア・アフリカ・南アメリカの文化を楽しめる美術館!】
周辺にも 個性的な建物が立ち並びます。
特に有名なのが、下の2つ。
La Tour Home
200戸のアパートが入ったこちらのビルは、フロアが互い違いに重なるように見えて、まるで「ジェンガ」のようで面白い!
La Tour M6B2
名前からして斬新なこちらの建物は、tour de la biodivercité (生物多様性の塔)、tour semencière (種を蒔く塔)とも呼ばれています。
写真だと分かりにくいのですが、こちらのビルのガラスは、太陽光によって玉虫色に輝いて、これまた魅力的✨
全体に網が張り巡らされていて、そこで植物を育ているのが、tour semencière と呼ばれる所以なんですかね(^^)
ちなみに、2つの建物に挟まれた、下の建物もオシャレです♪↓↓
そこから少し歩くと見えてくるのが…
L’École Nationale Supérieure d’Architecture
国立の建築学校があるビル。もともとは工場だった建物をリノベーションした建物は、煙突を そのまま残していたりと、懐かしさと新しさのある建物です。
カッコよくて絵になります。
さらに住宅街方面に入っていくと見えてくるのが、
La Cité du Refuge
赤・黄色・青がポップなこちらの建物は、サヴォア邸で有名な建築家ル・コルビュジエが設計したビル。住宅と社会復帰施設を兼ねています。
フランス国立図書館周辺は、「パリ」じゃないパリ。
オステルリッツ駅方面へ足を進めると、フランス国立図書館周辺に。
初めて来られる方には、「こんなパリもあるんだ!」と
まさに新鮮に見えるエリアですね(^^)
セーヌ川沿いを歩いていると見えてくる こちらの建物も斬新↓↓
Immeuble Fulton
ベランダの壁が光によって七色に輝くのが印象的なアパート。
ベランダの「ちぐはぐ」加減も良い感じです✨
セーヌ川側から見ると、インパクト大!
最後は圧巻のこちらで。
おさんぽのゴールは、オステルリッツ駅の真横にあるこちら!↓↓
Le siège du journal Le Monde
ル・モンド紙の新社屋が入った こちらの建物。
75周年を記念して建てられたそうで、ノルウェーの建築事務所の設計です。
巨大で大きなうねりが印象的な設計は、
まさに13区の現代建築エリアの「代表」って感じ。
思わず見入ってしまう迫力です。。。
今回は、大きな見どころをざっくりと紹介しましたが、
このエリアは 名の知れていないビルでも斬新でカッコいいものがいっぱい!
色々歩いて探検して、お気に入りを見つけて下さい(^^)
オスマニアン建築のパリが好きな方も、
そうでない方も(笑)、
行くと何か ひらめきがあるかも!
◎「おさんぽ」=「ひらめき探し」
パリ20区紹介〜vol.2 13区~
パリ16区 ときめきのアール・ヌーヴォー建築さんぽ♪