ケ・ブランリ美術館【フランスにいながら アジア・アフリカ・南アメリカの文化を楽しめる美術館!】

毎月 第一日曜は パリの美術館が無料の日。今回、前々から気になっていた ケ・ブランリ美術館 Musée du Quai Branly へ行ってきました!

Mur Végétale
有名な「緑の壁」

ケ・ブランリ美術館って?

アフリカ、アジア、オセアニア、アメリカ大陸の文化を紹介する美術館。西洋文明とは異なる文明や少数民族の文化を紹介していて、そのコレクションは30万点にもおよび、彫刻、装飾品、衣装、楽器類など多岐にわたります。

構想から10年という長い歳月を経て、2006年にオープンした、パリの中では新しい美術館です。

フランスにいると、どうしても美術館は 西洋のアートばかりになってしまうので、違う世界を見て 何か刺激を得ようと思い、今回の訪問へ至りました。。

さっそく訪問!

美術館への入口は3つあり、今回は最も一般的な「Quai Branly 入口」から。

荷物チェックを受けて 中に入ると、まずは見どころの一つでもある 「お庭」が。

ゆっくりお庭を見るのは 美術館の後にするとして、ひとまず 通過してエントランスへ。

館内は 全体的に少し薄暗いです。

展示スペースまで、緩やかなスロープを進んでいきます。

スロープの床には
プロジェクションマッピングで
映し出された 動く文字たちが(^^)

館内は 展示品の地域ごとに、 オセアニア、アジア、アフリカ、アメリカ大陸と4つにエリア分けされています。

ここからは、各地域どんな感じか 少しご紹介。

オセアニア

暗がりだと ちょっと怖い…

アジア

日本のです!

アフリカ

とっても綺麗な衣装。

アメリカ大陸

ピカピカでした!

「美術館」というよりか、「博物館」ですかね。。

繊細なものからダイナミックなものまで、色々見れて面白かったですし、色使いや デザインなどは 得るものがありました✨


見ごたえのある美術館をたっぷり堪能したあとは、ミュージアムショップにも寄ってみました。

色々な国の工芸品や、アート関連の書籍があって、なかなか良かったです。

日本の和雑貨も売っていて、人気がありました(笑)

その他の施設としては、カフェ、レストラン、メディアテックなどがあります。

もう一つの 見どころ

ケ・ブランリ美術館のもう一つの見どころとして、その斬新な建物の外観で有名です。

5区にある、アラブ世界研究所を設計した、ジャン・ヌーヴェルによるものです。

個性的な建築と同様に有名なのが、景観建築家ジル・クレモンによって造園された庭園。

自然そのものを感じられる庭園は 癒されます。

建物と上手く調和している不思議

パリは 本当に文化的体験がたくさん出来て 素晴らしいと、改めて感じた日曜日でした♪

パリにいる間は

出来る限り色々なものを見て、吸収していきたい。。!

ケ・ブランリ美術館 Musée du Quai Branly

開館時間: 火・水・日 11:00-19:00

木・金・土 11:00-21:00

休館日: 月曜日、5/1(祝)、12/25(祝)

入場料: 常設展 10€、企画展+庭園 10€、 常設展+企画展12ユーロ、第一日曜日無料

最寄駅: メトロ 6号線 Bir Hakeim、8号線 Ecole Militaire、9号線 Alma-Marceau もしくは Iéna

RER C線 Champ de Mars – Tour Eiffel

HP(フランス語・英語): http://m.quaibranly.fr/fr/expositions-evenements/au-musee/expositions/

◎ジャン・ヌーヴェルの建築が気になる人。。↓↓

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投稿者: 青空

パリ在住。 パン職人が本業だが、マルチ・ポテンシャライトとして 現在 奔走中。 2015年に初のフランス1人旅をしてフランスの魅力に取りつかれ、2016年ワーキングホリデービザにて1年滞在。帰国後 再渡仏の為に奮闘、2018年10月に念願の労働ビザを取得しました。