人気の観光スポット?ペール・ラシェーズ墓地をお散歩

先日 20区を探検した時に、一度行ってみたかった ペール・ラシェーズ墓地 Cimetière du Père-Lachaise をお散歩してきました。

「墓地」と聞くと なんだか近寄り難いイメージがありますが、こちらの墓地は パリ有数の観光スポットなんです!

パリ20区紹介〜vol.7 20区〜 

ペール・ラシェーズ墓地って?

パリで一番大きな墓地で、その面積は約43ha、年間数十万人の人が訪れる、世界で最も有名な墓地の一つ。

ショパンやモディリアーニ、プルースト、バルザック、エディット・ピアフ…など名だたる芸術家や歌手、女優、作家などが眠っています。

また ペール・ラシェーズは、パリ・コミューン最後の戦いが行われた場所でもあるそうです。

場所と時間

場所は20区、メトロの最寄駅は 5つある墓地の入口によって様々で、

・Entrée Principale(正面入口) → Philippe Auguste 2号線

・Porte du Repos → Philippe Auguste 2号線

・Porte des Amandiers → Père-Lachaise 2, 3号線

・Porte Gambetta → Gambetta 3, 3bis号線

・Porte de la Réunion → Alexandre Dumas 2号線

となっています。

ちなみに…

おすすめの入口は 正面入口ではなく、Gambetta 入口です。理由は、有名な作家オスカー・ワイルドのお墓が近いことと、この入口は一番高台に位置するので、散策が下り坂になり ラクだからだそうです。(こちらの墓地の傾斜は、人によっては 結構大変なので…)

墓地が開いてる時間は、

11/6~3/15

月曜~金曜 8:00-17:30、土曜 8:30-17:30、日曜・祝日 9:00-17:30

3/16~11/5

月曜~金曜 8:00-18:00、土曜 8:30-18:00、日曜・祝日 9:00-18:00

です。

墓地をお散歩!

では さっそく お散歩してみましょう!

入口のパネル
ここに開園時間と墓地の説明が。

墓地に入ると、まず目に飛び込んでくるのが園内の地図。

拡大すると、こんな感じ↓


青地に振ってある数字は 区画番号、黒丸の数字は 故人のお墓の番号で、地図の左側にずらっと名前の一覧が載っています。(アルファベット順)

皆さん これを見て、「お目当ての著名人のお墓を探す」という感じ。正面入口では 地図を貰えるそうです。紙の地図がなければ、皆さん 入口で写真を撮ってます(^^)


地図を確認したら、墓地をのんびり進みます。

夏の墓地は 緑が美しく、爽やか!

墓地の性質上、とても静かでリラックスできます。

秋は秋で、哀愁漂う 素敵な雰囲気になるんでしょうね。。

ペール・ラシェーズは 広大な為、途中 自分がどこにいるか分からなくなることも しばしば。。

そういう時は、下の標識を目安に!↓↓

65e Division=区画番号65 です!

通りの名前と区画番号が書かれているので、それと地図を照らし合わせて 歩きます。ちょっとした迷路です(笑)

日本とは違う、華やかなお墓。
日本人からすると陰気臭さはないけど、
フランス人から見ると どうなんだろう…

お目当てのお墓も、いくつか見てきました。

ショパンのお墓

オスカー・ワイルドのお墓

ペール・ラシェーズには、ただただお墓が並んでいるだけでなく、

公園のような広場や、

火葬場、

納骨堂も あります。

今や観光スポットとなってはいますが、ちゃんとした機能を果たしているんだなと実感。(当たり前ですが)

フランスの文化や死生観に 少し触れることができて、とても良い体験になりました✨

ペール・ラシェーズHP(仏語・英語): https://pere-lachaise.com/

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投稿者: 青空

パリ在住。 パン職人が本業だが、マルチ・ポテンシャライトとして 現在 奔走中。 2015年に初のフランス1人旅をしてフランスの魅力に取りつかれ、2016年ワーキングホリデービザにて1年滞在。帰国後 再渡仏の為に奮闘、2018年10月に念願の労働ビザを取得しました。