【パリ】La Gaîté Lyrique ゲテ・リリック オシャレなメディアアートセンターで 感覚的な芸術体験

前回の記事に引き続き、

今回も美術館訪問のレポートです。

主要な美術館は 大体行きつくして、

最近は専ら「写真」や「現代アート」の方に興味がある今日この頃。

(クラシカルなものは ちょっと お腹いっぱい…笑)

今回 訪れた La Gaîté Lyrique ゲテ・リリック も、

私の好物、デジタルアートを扱うカルチャーセンターです♪

パリ中心地にある、フランス初のメディアアートセンター

La Gaîté Lyrique ゲテ・リリック は 、ポンピドゥ・センターやマレ地区からも近い3区にあるメディアアートセンターで、 2011年3月にオープンしました。

もともとは歴史ある劇場だったという、重厚感ある外観とは打って変わって、

一歩館内に足を踏み入れると、そこには現代的でオシャレな空間が。

ポスト・インターネットのカルチャーにスポットを当てた施設で、

メディアアートを用いた作品の展示の他、スペクタクルやコンサート、ワークショップなども開催され、メディアアートを身近に感じることが出来る空間となっています。

感覚的に楽しむ。 Heureux soient les fêlés, car ils laisseront passer la lumière

今回 私が楽しみに訪れたのは、

Heureux soient les fêlés, car ils laisseront passer la lumière 展(タイトル長い😅)

視覚・造形芸術家の Olivier Ratsi が手掛けた展示で、

写真や映像作家、空間建築家と同じような手法を用い、

視覚のみならず、 聴覚、触覚など、様々な感覚で鑑賞する作品を

複合的・総合的に空間に配置した企画展となっております。

説明だけでは「なんのこっちゃ?」って感じですが、

「Don’t think, Feel !」ということで(笑)、実際の様子をお届けします(^o^)

単純なようで、奥深い、楽しみ方は その人次第。

では、さっそく館内へ!

中に入って すぐに目に飛び込んで来るのは、

白い十字架がライトアップされたもの。インパクトがすごい…

0階から1階へと のぼり、いよいよ展示スペースへ。

赤い蛍光灯が吊るされ、光が上から下へと流れていきます。

床は鏡張りになっていて、光の移り変わりを2倍楽しめる設計。

こちらも 同じような仕組みで↓、ライトが天井から吊るされていて、

1階から見下ろしたり、0階に降りて見上げることも出来ます。

先程のように 床が鏡張りになっていて、鏡の上に立つことが出来ます。↓↓

光の無限ループ。

↓↓は、壁に映像が投影されているもの。

ちびっ子は 中央に向かって動いていく四角形を、

夢中になって追いかけて遊んでいました(^^)

こういう時、子供の発想力・楽しみ方に はっとさせられます。

続いては、白いゾーン(笑)

壁に投影された映像や、たくさんの鏡が吊るされた作品が。

この日は、カメラマン?みたいなチームが、撮影を行っていました。

うーん、作品との遊び方、参考になるなぁ。。

その次は、カラフルゾーン。

ゆっくりと光が流れる、蛍光灯の林の中を歩いたり、

椅子に座って ぼんやりと眺めたり。。

そして 最後の展示が なかなか変わっていて、

「スモークを焚いた別室を歩く」というもの↓↓

明かりは 常に点いている訳ではなく、

音楽と共に雷のように不定期にフラッシュします。

それ以外は、完全な暗闇。

出口を求め、彷徨う訪問者(笑)

まるで、霧深い漆黒の森を歩くような、

今まで 味わったことのない感覚を体験出来ました✨✨

まだまだ楽しめる!2階カフェスペースと さらなる展示。

展示の鑑賞を終え、

「まだまだ 見るものは あるかな?」と、2階へ。

2階には、噂の「オシャレな穴場カフェ」↓と、

「作品」の一部でもある多目的スペースがありました。↓↓

音楽が流れ、
柱が、様々な色に移り変わります。
ソファも あってリラックス出来ます。

さらに 0階の お土産をチェックして、

本日の訪問は終了!

ゲテ・リリック 限定の文具も。

前回の パリ装飾美術館に続き、

今回も大満足の訪問となりました(*´ω`)

やはり、たまには こうやって多方面からインスピレーションを得るのは大事ですよね。

しばらくは 美術館へ行くのも 抗原検査の30€くらいが上乗せされるので、

ちょっと美術館へ行く頻度は減るかな…?

でも どうしても行きたかったら払うかも(笑)

La Gaîté Lyrique

Adresse : 3 bis rue Papin 75003 Paris

最寄駅 : メトロ 3,4 号線 Réaumur-Sébastopol 駅、 3,11号線 Arts-et-Métiers 駅

開館時間 : 火曜~金曜 14:00-20:00、土曜・日曜 12:00-19:00

休館日 : 月曜日

入場料金 : 10€

Heureux soient les fêlés, car ils laisseront passer la lumière 展は 10/31まで

HP : https://gaite-lyrique.net/

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投稿者: 青空

パリ在住。 パン職人が本業だが、マルチ・ポテンシャライトとして 現在 奔走中。 2015年に初のフランス1人旅をしてフランスの魅力に取りつかれ、2016年ワーキングホリデービザにて1年滞在。帰国後 再渡仏の為に奮闘、2018年10月に念願の労働ビザを取得しました。