Pain perdu
フランス語で直訳すると「失われたパン」を意味する パン・ペルデュは
日が経って パサついたり硬くなったりしたパンを
もう一度 美味しいものに生まれ変わらせた魔法の料理。
「フレンチ・トースト」と言い換えると、みなさん馴染があるかもしれません(^^)
甘いもの好きが多いフランスでは、 パン・ペルデュ はデザートとして食べられることが多く、
レストラン、カフェ、パン屋、パティスリーなど、「ここの パン・ペルデュ が美味しい!」という お店がパリには たくさん。
パン屋・パティスリー巡りの一環として、
フランスの偉大なる小説家の小説のタイトルとも掛けて(分かる人は すぐに分かるはず)、
いつか記事にしたいなぁと思ったネタでした(*´ω`)
今回は 観光客も多く集まるサン・ルイ島のレストランへ
美味しいフレンチトーストを求めて…
サン・ルイ島のレトロな雰囲気のレストラン、Pom’ Cannelle
休日の静かな日に訪れたのが、サン・ルイ島にあるレストラン Pom’ Cannelle さん。
すぐそばには、アイスクリームの名店 Bertillon ベルティヨンがあり、こちらのレストランでも その味が楽しめます。
緑のファサードと、店先に描かれた 食べ物のイラストが可愛らしい。
店内も「昔ながらのブラッスリー」って感じの雰囲気で落ち着きます。
壁には こちらで食べることの出来る、ベルティヨンのアイスクリームの表が。↓↓
で、「早速 パン・ペルデュを!」と注文しても良かったのですが、
「せっかく久々にレストランで食事をするのだから」
と、ここで ひとまずガレットを発注!
バランス良く食べたかったので、ラタトゥイユ&ツナで。
味は…普通に美味しかった(笑)
あまーくとろける、もちもちのパン・ペルデュ。
ガレットで8割方、お腹が満たされてしまったのですが(笑)、
本題なくして お店を出られないので、
いよいよ 個人的メインの パン・ペルデュを注文。
こちらのお店は、ブリオッシュを使った パン・ペルデュ で、
キャラメルソースと、好きなアイスを先程の表から選んでトッピングしてもらいます。
ほどなくして、目の前に置かれた一皿が こちら。
キャラメルソースの海がすごい。。
お皿と共にスプーンのみが置かれて、
「これだけで食べられるのかな?」と一瞬思ったのですが、
まったく心配無用でした。
アパレイユがしっかりと浸ったパンは、もちもち、ふわふわと柔らかく、
スプーンで難なくすくえます。
パン自体の味は、甘すぎず、優しい味。
キャラメルソースが ふんだんにかけられているので、
後半は ちょっと その甘さにやられましたが(笑)、
「残り物の加工品」ではなく、
「しっかりとしたデザート」でした✨
プラリネ・アマレットのアイスクリームとも相性抜群で、
お腹も心も満たされる一皿でした(*´ω`)
今回お伺いした お店は、クラシックなタイプの パン・ペルデュ でしたが、
パリには バラエティに富んだパン・ペルデュの美味しい お店が色々とあるそうなので、
定期的に 開拓して紹介出来たらなーと思っております♪
Pom’ Cannelle
Adresse : 27 Rue des Deux Ponts 75004 Paris
営業時間 : 月曜~日曜 12:00-23:00
FBページ : https://m.facebook.com/pages/category/French-Restaurant/PomCannelle-150421128374330/?locale2=fr_FR
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