7月に入り、フランスの学校は夏休みを迎え、
みなさん 徐々にバカンスモードへ。
パリを離れる人も少しずつ増えて、
街が静かになっていく時季です。(←結構好き)
私のバカンスは 8月で、あと約1ヶ月の辛抱なのですが(笑)、
ちょっと息抜きしたい&本格的にバカンス客が増える前に行きたいところがあったので、
つい先日2泊3日の小旅行をしてきました✨
目的地は ノルマンディー地方!
パリより北、ブルターニュ地方とは お隣さんの地方です。
ここに 世界最大規模の紫陽花の庭園があることを知り。。
今回は、その庭園と、主要駅のある近郊の街 Dieppeディエップを楽しむ旅行です。
それでは、行ってみましょう♪
まずは 駅のある港町、Dieppe ディエップへ。
今回の魅惑の庭園は、
ノルマンディー地方の Varengeville-sur-Mer という村にあります。
村には電車が通っていないので、近くの街 ディエップまで電車で行きます。
パリのサン・ラザール駅からルーアン経由で約2時間半から3時間です。
11:00頃 到着!
紫陽花庭園には午後の開園時間に訪問するので、とりあえず ディエップを時間の許す限り散策することに。
殺風景な道路沿いを行きます。
すぐに 入江が見え、潮の匂いとカモメの鳴き声が。
やっぱ港町好きだわぁ…
観光案内所で とりあえず街の地図を。↓↓
時間的に行けそうなので、ちょっと街歩き&海岸まで。
ディエップは、美味しい魚介類でも有名。
ホタテはフランス一の出荷量!
今回の旅の もう一つ目的は、魚介を食べることでもあります。
海岸来た。
やっぱり潮騒は 癒される。。
地平線を眺めながら、持参した簡単な昼食をとります。
ささやかな旅の お土産を拾う↓↓
再び駅へと戻りながら、ざっと街の様子も↓↓
中心街は、見るのに1時間も かからないような、コンパクトな造り。
住宅街の建物は、茶色いレンガ造りの建物が多い街でした。
PM。AutoCar(長距離バス)で庭園へ。
さて、ディエップの駅まで戻り、AutoCar(長距離バス)を使って 今日のメイン目的地へ!
バス乗り場は 駅を出てすぐ左の広いスペースです。
NOMAD CARS というバスの、61番で、Le Quesnot という停留所まで。
料金は現金払いで 1,30€ でした。
今回行った際には、ここが最寄りの停留所でしたが、
バカンスシーズンには もっと庭園に近い停留所が開かれ、バスの本数も増えるみたい。
これがバカンスシーズン前の「難」ということが分かりました(笑)
バスに揺られること約20分。。
なんか山の中で降ろされる(笑)
少ない電波でヒヤヒヤしながら、ケータイの地図を片手に15分歩く。
お、看板!
長閑。本当に庭園があるのか…な?
と、その前に
この村のもう一つのランドマーク?である、Manoir d’Ango を話のタネに訪問。
Manoir d’Ango は、ディエップの お金持ち、Jehan Ango さんが
1530年から1544年にかけて建てた お屋敷。
イタリアのルネサンス建築からインスパイアされた建物は、ノルマンディー地方で唯一なんだとか。
平日の午後、林と麦畑しかないような こちらの界隈(ほぼ何もない)を
歩いている人は まずいないので、独占状態で お屋敷を楽しみました。
チケット売り場の おばちゃんは、ノーマスクで愛想良く お屋敷の説明をしてくれました😂
まぁ、流れている時間とか、
ここは 某ウイルスがいる世界とは別の世界のような気がする( ̄ー ̄)
Manoir d’Ango
Adresse : Route de la Cayenne 76119 Varengeville-sur-Mer
営業時間 : 10:00-12:30、14:00-18:00
料金 : 5,50€
HP : https://manoirdango.com/#summary
日本とも ゆかりのある、紫陽花の庭園 Jardin Shamrock
はい、それでは最後のオオトリ、
旅のメインの庭園へ!
前置きが長くて すみません(;^ω^)
Manoir d’Ango から ちょっと歩くと見えてきます。
入口で入園料を支払い、庭園の方の説明を聞いて中に入ります。
園内は こんな感じ↓↓ 産地や品種ごとなど、さまざまな紫陽花が植えられています。
今年は開花状況が遅れ気味だそうで、
訪問した日は まだまだシーズンの「始まり」だったみたいですが、
そこには
美しい色が溶け合う、
素敵な「小宇宙」が広がっていました。。
美しい…
他の花にはない、独特の「色」は、
「情緒」とか、「神秘的」という言葉が似合います。
アップの写真も たくさん撮りました♪↓↓
青い紫陽花が一番好きだけど、白やピンクも、それぞれの良さがありますよね(^^)
1997年創業の こちらの庭園には、約1500種の紫陽花が植えられていて、その規模は世界最大級。
紫陽花は 日本原産の花で、
庭園の方は
紫陽花の株の仕入れのために 5回ほど日本を訪れているそうです。
花の開花状況を確認するために電話をした際に
「日本人の方ですか?」と日本語で質問されたのですが(私の仏語レベルがバレる笑)、
その方とも お会い出来て良かったです😊
初めて庭園の存在を知った日から、ずっと夢見ていた訪問。
今回 それが叶い、
とても素晴らしい ひと時を過ごすことが出来ました。
ちょっと辺鄙なところにありますが、
周辺にはシードルなどの直売所や、Michel Ciry美術館などもあるので、
興味がある方は ぜひ!
2日目に つづく。
Jardin Shamrock
Adresse : Route de la Cayenne 76119 Varengeville-sur-Mer
開園時間 2021 : 9/15まで 10:00-12:00、14:30-18:00 (火曜のみ 14:00-18:00)
9/16~9/30 毎日 14:30-17:00
料金 : 9€ (カード支払い不可)
Tel : 02 35 85 14 64
庭園 HP : http://hortensias-hydrangea.com/
◎お花を楽しみたい方に。↓↓
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