フランスは先月末に夏時間に切り替わり、
まだ肌寒い日も時折ありますが、
色とりどりの花が咲き始め、木々は芽吹き、
待ちに待った春が本格的に到来✨
季節の変わり目って
やっぱり旬の野菜が食べたくなりますよね(^^)
今回は フランスの春を彩る野菜たちの紹介です。
日本と同じく親しまれている野菜もありますし、
フランスならでは、という野菜もあります。
フランスでは、どんなものが味わえるのでしょうか?
① Asperge blanche ホワイトアスパラガス
フランスの「春野菜」と言えば、やっぱりコレ!
もともとはグリーンアスパラガスと同じもので、
お日様を当てずに栽培することで、あの「色白」になるそうです。
栄養面はグリーンアスパラガスに劣りますが
甘みは抜群で、
シンプルにボイルしたりローストしたものに、オリーブオイル、塩胡椒だけでも
最高に美味しい。
ポタージュは 一度食べたら忘れられない美味しさです。
② Asperge verte グリーンアスパラガス
日本でも春の野菜の代表ですね。
疲労回復物質の「アスパラギン酸」で有名。
ホワイトアスパラガスと違って青臭さがありますが、
「緑食べてる」って感じがして、こちらも好き(笑)
旬の露地物は、こちらも甘みがあって美味しいですね(^^)
③ Artichaut アーティチョーク
日本だと あまり手に入らないアーティチョーク。
下処理が 面倒だし、見た目の割に食べられる部分が少ないけれど(笑)、
一度は試して欲しい野菜。
ゆり根のような食感、そら豆のような味は、独特でハマります。
カリウムや食物繊維が豊富な野菜です。
定番の料理は シンプルなローストやマリネ、
あとはパスタ、リゾットなどがあります。
④ Petit pois グリーンピース
好き嫌いが分かれる野菜代表、グリーンピース。
私は小さい頃は あまり好きではありませんでしたが、
大人になって この子の良さが分かるように(笑)
冷凍や缶詰で簡単に手に入る野菜ですが、
さや付きのものを自分で茹でると、美味しさが違います。
フランスだと、ピューレにしたスープが みんな大好き。私も大好き。
⑤ Fève そら豆
こちらも 美味しい そら豆。
日本と同じく春から夏頃の野菜。
シンプルな塩茹で や ソテーして他の食材と合わせたり、日本と同じような感じで使っている印象。
あとは、やっぱりポタージュですね。
目に優しいグリーンリゾットで 味わう。
独り身なので いつもはズボラ飯ですが(笑)、
せっかく旬の野菜を手に入れたので、「何か気分に合った料理はないかな」と探したら
見つかったのがリゾット。
ルセットは、以下を参考にしました↓↓
https://www.cuisineactuelle.fr/recettes/risotto-aux-legumes-de-printemps-191270?amp
ちなみに、今回はパルメザンを入れるところをカンタルに変えました(←ただ そのままカンタルを食べたかっただけ笑)。
レシピの日本語訳を簡単に以下に まとめます。
~材料4人分~
・お米 300g ・アスパラガス 350g
・グリーンピース 150g
・玉ねぎ 1個 ・白ワイン 150ml
・野菜のブイヨンスープ 1ℓ
・バター 50g
・パルメザンチーズ 50gくらい
・オリーブオイル 大さじ1 ・塩胡椒 適量
~作り方~
① アスパラガスを切る。グリーンピースをさやから取り出す。
アスパラガスの穂先とグリーンピースを8分くらい蒸す。
② 玉ねぎを刻み、バターを敷いた鍋に米を入れ1分混ぜる。続いてアスパラガスの穂先以外(生)を加え、塩胡椒する。ワインを注いで、沸騰させ、その後ブイヨンを加え(お米が浸かるまで)かき混ぜながら18分ほど加熱する。
③ パルメザン30gを粉状にしてリゾットに加える。
④ ①のアスパラガスの穂先とグリーンピースを加える。
最後に残りのパルメザンを削り、オリーブオイルをかけて出来上がり。
狭いキッチンで ラジオを聞きながら、ちまちま準備して。。。
✨完成!✨
うーん、良い感じ(*´ω`)
ルセットは 参考にしつつ、目分量だったんですけど(笑)、
めちゃうま。やっぱ、白ワインとチーズ入れると最強だわ。。
お豆は ホクホクして甘かったし、
アスパラガスも 大ぶりなのに柔らかく、しっかりと素材の味が楽しめました。
鮮やかなグリーンも見ていて元気になる(^^)
充実の休日。。✨
これからの季節は カラフルな野菜と果物が どんどん増えていくし、
良い季節になるなぁ…
と、まだ 日の明るい夕食を食べながら思うのでした。。
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