フランスでの 冬の一大イベント、ノエルが終わって年を越すと、
続いて訪れる1月のイベントが
エピファニー!
これはイエス・キリストの誕生を確認し、世に発表した記念日で、
フランスではエピファニーの日には家族や友人たちが集まって、
ガレット・デ・ロワ(アーモンドクリームパイ)を食べるのが慣習となっています。
最近は 日本でも広まりつつありますよね(^^)
昨年は お値段が お手頃なスーパーのガレットを食べ比べてみよう!と企画しました↓↓
フランスのスーパーで買えるガレット・デ・ロワ食べ比べ 4選~安いからって あなどることなかれ!~
で、「今年は有名店のも食べてみたい!」と思ったのですが、
やはり食べ比べするには懐事情が。。。(;^ω^)
(今年は みんなで集まってシェアってのも、ヤツがいるので気軽に出来ないですし…)
ということで、色々調べて、「お一人様用」(= la galette individuelle と言います)でも販売している有名店をネットで色々探し、食べ比べしてみました♪
「ホールでは いらないけど、試してみたい…」という方の
参考になればと思います。
ちなみに「お一人様用」には、フェーブ(陶器の小さな人形)は入っておりませんので ご注意を!
その①ピエール・エルメ
まずは 誰もが知る フランスのパティスリー、ピエール・エルメ!
お店のショーウィンドウは、「宇宙」をモチーフにしたディスプレイになっています。
ガレットが「惑星」ってことですかね(^^)
で、こちらがピエール・エルメのガレット (一人用 6,90€)
サイズは平均的なサイズ。パイ生地は やや硬めでザクザク感が楽しめます。
アーモンドクリームは甘さ、塩味、しっかりしつつも くどすぎず、ちょうどよいバランス。ただし、アーモンドの香りは ちょっと控えめ。中央にクルミが入っていて、それが良いアクセントになっています。
あの、ピエール・エルメを代表するガトー、Ispahan イスパハンのガレットもホールであるので、そちらもチェックしてみて下さい♪↓↓
ピエール・エルメ公式HP : https://www.pierreherme.com/epiphanie-2021
その②Lenôtre ルノートル
続いては 1957年創業の老舗パティスリー、ルノートル。
ルノートルのガレットは、ピエール・エルメのガレットよりも ちょっとお高めの7,50€。サイズも一回りくらい大きくて食べごたえ抜群!
パイ生地は軽やかで繊細、クリームは あっさりめですが、アーモンドをしっかり感じられる お味で、しっとりしていました。
その③Cyril Lignac
最後に ご紹介するのは、キュイジニエ、パティシエ、ショコラティエなど 、たくさんの顔を持つ、ガストロノミー界のやり手 Cyril Lignac さんの パティスリー。
Cyril Lignac のガレット(6€)は、他のガレットよりも高さがあって、パイ生地の層がすごい。
ただし、individuelle の場合、アーモンドクリームに辿り着くまで ちょっと時間がかかる(笑)
パイ生地が もさもさしていて、ちょっと食べにくい印象を受けました。
アーモンドクリームは、アーモンドの香りは控えめでしたが、フツーに美味しかったです(^^)
それと、こちらはパイ生地のガレットではありませんが、
ブリオッシュタイプのガレット・デ・ロワの お一人様用 Gâteau des Rois brioché à la fleur d’oranger (4,50€)
ふわふわ しっとりの生地は、食べていて贅沢な気分に✨
オレンジフラワーが香る生地には、角切りのオレンジピールとレーズンが入っています。
表面はオレンジのナパージュでコーティングされていて、中身とのバランスが絶妙でした。
3種それぞれ味わった中で、個人的に一番気に入ったのは…
ルノートル のガレットでした✨
クリームのしっとり感が気に入りました。
大体どのお店も1月いっぱい くらいまで ガレットが店頭に並ぶので、
気になる方は気軽に楽しんでみて下さい😊
来年は、どんな感じでレポートしようかな。。楽しみ♪(←もう来年のこと笑)
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