私がフランス料理で大好きなものの1つ、鴨肉料理✨
鴨のコンフィも、マグレ・ド・カナール も、
初めて食べた時の あの衝撃的な美味しさと言ったら…!
それからというもの、レストランに行く時は、
毎度 毎度「Canard 鴨」のメニューばかりに目がいってしまうほどで(笑)
今回は そんな大好物を、「自分へのご褒美」として、おうちで調理してみました🎶
マグレ・ド・カナールって?
まずは マグレ・ド・カナールとはどういうものなのか、さらっと解説!
Magret de Canard マグレ・ド・カナール とは、フォアグラを取るために育てられた鴨の胸肉(ヒレ)のことで、肥育をしている為に 脂肪の割合が多く、バランスの良い肉身なのが特徴。
飼育期間も通常のものより長い為、個体は大きく、身もしっかりしています。
フォアグラを取るために育てられた鴨肉は、長い間「鴨のコンフィ」の為だけに調理されてきましたが、
60年代の始めに あるシェフの考案によって、現在 親しまれている「ヒレ肉のソテー」が広められたのだそうです。
お肉の焼き方。
では さっそく調理してみましょう(^^)
お肉の焼き方は いたって簡単!
3ステップで説明していきたいと思います。
①お肉の下処理
まずは 余分な脂身、すじ などを包丁で切り落とします↓↓
次にお肉を脂身の面へと裏返し、包丁で格子状に切り込みを入れます。以上で下処理 完了!
②お肉を焼く
あつあつにしたフライパンで、皮目(脂身)から焼いていきます。
皮目 5分、裏返して3分とレシピにはありましたが、もう少し焼いた方が良いかも。
これは コンロの火力や、焼き加減の好みによります。
③焼き終えたら アルミホイルに包んで保温
こうすることで 余熱で じっくり火が通るので、お肉が柔らかく仕上がるそうです。
☆ポイント☆残った油は捨てないで!
さすが フォアグラのために育てられた お肉、焼くと かなりの油が出ます!
でも 焼き終わったら 洗い物へと直行するのではなく、そのまま ソテーにかけるソース作りや、付け合わせの野菜やポテトを炒めるのに活用して下さい。
コクがある鴨の油で ソテーしたポテトは、絶品ですよ✨( ̄ー ̄)
ソースで すべてが決まる…!
マグレ・ド・カナール と言えば、肝心なのがソース!
「美味しいソースのレシピを…」と、フランスのお料理サイトを色々と調べてみると、
それはもう、たくさんのレシピが!
今回は、斬新かつ まったく異なる2種類のソースを作ってみました♪
オランジーナ・ソース
~材料~
・オランジーナ 150ml
・バルサミコ酢 大1
・オレンジ 適量
・塩、胡椒 適量
あのフランスの国民的炭酸(笑)、オランジーナを使ったソース!
鴨の油を少量残したフライパンに、オランジーナとバルサミコ酢を入れて 1/3くらいの量になるまで煮詰め、塩・胡椒で味を整えたら完成!
甘じょっぱい 爽やかなソースで、パンチのある鴨肉も あっさりと食べられます🎶
ロックフォール・スペキュロス ソース
~材料~
・エシャロット 1個
・生クリーム 15g
・ロックフォールチーズ 50g
・スペキュロス・ビスケット 1枚
ブルーチーズの代表、ロックフォールに 甘いスペキュロス・ビスケットがアクセントの、これまた斬新なソース!
鴨の油で 刻んだエシャロットを炒め、そこに生クリームを投入。
続いてチーズを投入して溶かしたら、砕いたスペキュロスを まぶして完成です♪
先ほどの オランジーナ・ソースとは対照的な、こってり系。鴨→こってり × ソース→こってり なので、男性向きですかね。
ごはん・パンがススム 味!
どちらも 最高の一品でした✨
久しぶりに ちゃんとした「肉」を摂取した(笑)
自分で 好物を料理して、しかも それが予想を超えて美味しかったりすると、
おうちビストロも なかなか良いな…✨と改めて思ったり。
そこまで 難しい料理では ないので、
機会がある方は ぜひ気軽に楽しんでみて下さい♪
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