昨年は 比較的穏やか、それでもバタバタしたノエルを終え、
息つく間もなく 訪れるブーランジェリー・パティスリーの繁忙期が
Epiphanie エピファニー。
この エピファニー 公現祭 は、イエス・キリストの誕生を確認し、世に知らしめた記念日で、
フランスではエピファニーの日には家族や友人たちが集まって、
ガレット・デ・ロワ(アーモンドクリームパイ)を食べるのが慣習となっております。
最近は 日本でも 少しずつ耳にするイベントになってきましたよね☺
ノエルまでは ひたすら ブッシュ・ド・ノエルを作り続け、
ノエル明けには 今度は ガレットをひたすら作り続ける、
そんな ブーランジェリー・パティスリー。
今年は とにかく原材料高&電気代爆増しで、
本当に どうなることやら、でございます😅
さて、パリに来てから、
毎年 毎年 様々なガレットを味わってきた私。
スーパーで買えるガレットから…↓↓
フランスのスーパーで買えるガレット・デ・ロワ食べ比べ 4選~安いからって あなどることなかれ!~
ちょっと変わり種?のガレットまで。↓↓
パリ いつもと違う ガレット・デ・ロワ食べ比べ 3選 2022【スタンダードな味に飽きた方へ】
「今年からは あちこち お店に出掛けて食べ比べをするのではなく、一か所のブランドを味わいたい…」
ということで、色々と気になる ガレットをリサーチして、
今年 めでたく 選ばれたのは…
✨La Grande Epicerie de Paris✨
左岸の老舗デパート Bon Marché のエピスリー館のガレットです♪
ベーシックなものから、気になる変わり種まで、3種類を味わってみました。
それでは行ってみよう(^^)
Galette des rois à la frangipane
まずは お手並み拝見、ノーマルのガレットから!
厚すぎず、薄すぎず、パリパリと軽めのパイ生地に、
程よい甘さで しっとりとしたアーモンドクリーム。
アーモンドクリームには、国産のバター&アーモンドプードルを使用しています。
パイ生地の厚さとクリームのボリューム、
パイ生地の塩気とクリームの甘み、
どれも とてもバランスが取れていて食べやすく、老若男女に好まれる感じが◎でした😊
ちなみにホールのガレットには、2店舗でトータル100個の「金のフェーブ」が入っているそうで(キョロちゃんみたい。。)、
当たった人には エピスリー館で使える100€分の お買い物券が贈呈されるそうです✨
Galette des rois à l’amande et aux marrons français
続いては こちらも気になる マロンのガレット♪
皮つきのアーモンドプードルを使ったクリームに、Ardèche産の栗が ごろごろと入っております(^^)
栗の優しい甘みとホクホクとした食感、皮付きのアーモンドプードルクリームは通常のクリームよりも やや深みを感じられ、
素朴でノスタルジー溢れる味わいのガレットでした✨
日本人が好きそうな味かな?
Galette des rois à la pistache et fleur d’oranger
本日の大本命✨
私が大好きなオレンジフラワーで香りづけされた ピスタチオのアーモンドクリームのガレットに、
オレンジフラワーの蜂蜜を絡めた ピスタチオダイス+ ホールピスタチオ+キャラメリゼしたピスタチオと、目にも楽しい「ピスタチオづくし」のガレット!😶
アーモンドクリームのピスタチオの風味はマイルドで、オレンジフラワーのアロマは かすかに香る程度ですが、オリエンタルな雰囲気が良い。
トッピングのピスタチオ陣が とにかく豪快で、
香り高い蜂蜜との相性が素晴らしかったです。
お皿の上で とにかくボロボロ落ちるタイプのヤツ(笑)ですが、
食べ応えバツグン&ちょっと変わったガレットをお求めの方は ぜひ!
今年も 美味しいガレットに出会えて、良い2023年になりそうな予感✨
ガレットは どこの お店でも 大体 1月いっぱいまで販売しているので、
ハイカロリーで 胃もたれはしますが(毎日 職場で焼くのが辛い笑)、
期間内に 色々な味を楽しんでみて下さい☺
La Grande Epicerie de Paris / Bon Marché
Adresse : 38 Rue de Sèvres 75007 Paris
最寄駅 : メトロ 10、12号線 Sèvres-Babylone 駅
営業時間 : 月曜 10:00-21:00、火曜~土曜 8:30-21:00
定休日 : 日曜日