パリに来てからもうすぐ3ヶ月、家も見つかり、仕事も覚えて生活が落ち着いてきたので、日本から荷物を送ってもらうように実家にお願いしました。
そして昨日ようやく荷物が手元にきたので、今回は 自分宛の小包の「受けとり」についてお話したいと思います。ちょっとしたハプニングもあり、ヒヤヒヤ。
日本からフランスへの郵送、フランスから日本への郵送については またの機会に。
小包を在宅中に受け取れることって、まずないですよね?その時は、フランスも同じく「不在連絡票」が郵便受けに投函されます。
日本だと、「ケータイ使って再配達の依頼を…」って出来ますが、残念ながら フランスにはそんな便利なシステムはなく。。
どうするかって?
自分で郵便局まで取りに行くんです。
これが不在連絡票。下から5行目の「Vous avez la possibilité de retirer cet envoi …」に、いつ、どこで荷物が受け取れますよと記載がしてあります。これだと à partir du 14/1 à 14 heures なので、1月14日14時からDenfertの郵便局で受け取れることがわかります。ちなみに写真 右下の手書きのところが郵便局名です。最初は フランス人の字を解読するのは かなり難しいですが、慣れです(笑) 自宅から最寄りの郵便局なので、分からなければ ネットで調べて検討つけると良いかもしれません。
受け取りには必ず身分証明書が必要なので、忘れずに!
郵便局へ着いたら、「retirer, envoyer 」の窓口に並びます。通知票と身分証明書を見せると、郵便局員さんが裏に荷物を探しに行ってくれます。
フランスの郵便事情は「荷物が届かない、破損している」など、悪いうわさしか聞きませんが、不在連絡票もちゃんと入ってたし、今までトラブルに遭ったこともないから、今回も大丈夫かなと思って列に並んでたのですが…
1人前のアジア系の女性の方が荷物を受け取れなかったみたく、窓口の人に「また連絡します」と言われています。。
一抹の不安を感じ、次は私の番。
裏に荷物を探しに行ったお兄さん、なかなか戻ってきません。不安しかない中待っていると、段ボール箱を手にようやく戻ってきました。
が、彼が持っているのはアマゾンの箱。
明らかに違う荷物です。私の荷物ではないと指摘し、もう一度探しに行って貰いましたが、「あなたの荷物は見つかりませんでした。探しておくので、見つかったらご連絡します」とのこと。
「今日中に連絡もらえますか?」と聞くと、「出来るだけ早く連絡します」と言われ、仕方なくその日はショックの中帰りました。
その後案の定、電話は来ず、直接行った方が早いと思い、3日後に再度郵便局へ。
窓口には 以前のお兄さんではなく、ベテランっぽい おじいさんが。事情を説明すると、「国際郵便?日本から?荷物の大きさは?」とポイントを確認し、裏へ探しに。
結構長い間待たされ、「これでなかったら どうしようかな~」と思っていたら、見覚えのある箱を抱えて ちょっとドヤ顔のおじいさんが戻ってきました。「荷物は一番奥の方にあったよ。」国際郵便だと荷物番号の桁が 国内のと全然違うらしく、見つけにくいとか。
とにかく無事手元に荷物が届き、ほんと良かったです。
おそらくの原因は 働く人の質でしょうか。。ほんとに、良い人に当たれば、それなりのサービスが受けられるのですが、そうでない時の差がフランスは激しすぎるのが問題です。ほんと フランスでの生活って「日本の当たり前」が「当たり前」でないので、たまに嫌な気分になりますが、上手く付き合って行けたらと思う今日この頃です。(日本人には無理かな(笑))