【フランス旅行記】シャルトル小旅行~前編・世界遺産の大聖堂と色彩溢れるピカシェットの家~

夏休みの最終週は、体調不良により ほとんど おうちで おとなしくしていた私。(前回記事参照)

もちろん計画していた予定も、調整を余儀なくされ…涙

で、ぼちぼち体調が落ち着いてきたところで、

今年 最後であろう、小旅行へと先日出掛けてきました♪

目的地は パリから電車で わずか1時間のところにある Chartres シャルトル✨✨

昨年から どうしても行きたかった 「ある場所」と「あるイベント」を見に…

それでは、行ってみましょう(^^)

世界遺産の大聖堂がある静かな街

パリから南西に100km、モンパルナス駅から電車で 1時間のところにある Chartres シャルトル は、ウール・エ・ロワール県の県庁所在地。麦畑が広がるボース平野にある静かな街です。

シャルトルと言えば、世界遺産にも登録されている大聖堂が有名ですが、

もう一つ有名なものが、毎年春から秋にかけて開催されるイルミネーション、Chartres en Lumières

大聖堂を始め、街のあちこちが美しいプロジェクションマッピングで彩られ、

こじんまりとした街ですが、この時季になると

たくさんの人々が「光の祭典」を楽しみに訪れる、そんな街です。

パリから あっという間。シャルトル到着!

勝手知ったる モンパルナス駅から 1時間、シャルトルに到着。

パリから1時間の距離なのに、電車の運賃は驚きの片道 18,40€(2等列車)

今回 行った際には、プロモーション価格で10€台で行けたのが幸いです(笑)

とても小綺麗な駅。

駅から観光の中心地までは、歩いて10分もかからないくらい。

途中、ルミエールのポスターが(^^)↓↓

お、大聖堂が見えてきた。

ベタですが、「#シャルトル」も漏れなく写真に収めます。

世界遺産の大聖堂は…

荘厳な佇まいが素晴らしい✨✨

タンパンも見事。↓↓

ではでは、中の様子を。

「シャルトル・ブルー」と言う名で賞される美しい青が特徴のステンドグラスは、

大聖堂の宝です✨

神聖な雰囲気を目一杯堪能した後は、大聖堂の外周も ぐるり。

続いて、軽く街ぶら。

可愛らしい木組みの家が ちらほらあります。

と、ここで観光案内所へ。

街の地図と、夜のプロジェクションマッピングの地図をもらいます。

案内所も歴史的建造物。

時刻は お昼時。

シャルトルは マカロンが有名だそうで、

Place Marceau にある La Chocolaterie でマカロンを調達♪

お店は カフェにもなっています。

マカロンの他にも、美味しそうな焼き菓子が色々ありました。

次の目的地まで、歩きがてら パクり。

マカロンは普通のサイズの3倍くらい!

ピスタチオと塩キャラメルの2つを購入して、大満足のボリュームでした(*´ω`)

一人の ある男が作り上げた、美しい芸術作品を訪ねる。

さて、続いての目的地ピカシェットの家までは

シャルトルの静かな住宅街を進みます。

街を流れるウール川

街の外れにあるので、歩いて30分くらいの道のり。

結構あります。

道中、

あまりにも人懐っこい ワンちゃんに出会ったので、思わず写真を。

めっちゃ癒される。。

到着。

が、一瞬通り過ぎてしまうくらい、小さな入口!!↓

狭い通路を抜けてチケットを買い、中に入ると…

見たかった景色!

こちらの Maison Picassietteピカシェットの家 は、

レイモン・イジドールというシャルトル生まれの男性が、1930年から約35年もの歳月をかけて創り上げた、モザイクタイルの家。

お皿などの陶器や瓶の破片を拾い集めて造られたそうです。

敷地内には、母屋、礼拝堂、庭などがあります。

無数の「色」が集まって造られた建物は、もはや「芸術作品」の域。

実際に1983年に歴史建造物に、2017年には20世紀の建築遺産として登録されました。

モザイク全体の美しさを楽しみつつ、

どんな素材で出来上がっているのか、一つひとつの欠片を観察するのも楽しい😊

作者は 長年 心の病に苦しみ、悲しい最期を遂げたそうですが、

彼が魂を込めて生み出した美しい世界は、

今も たくさんの人々を魅了して止みません。

中心地からは少し離れた所にありますが、

行くだけの価値がある。

非常に有意義な ひと時を過ごせました✨✨

Maison Picassietteピカシェットの家

Adresse : 22 Rue du Repos 28000 Chartres

営業時間 : 5/19-11/15 水曜~月曜 10:00-12:30、14:00-18:00(日曜は午後のみ)

定期日 : 火曜、5/1、5/8

入場料金 : 6€

HP : https://www.chartres.fr/maison-picassiette/

※ 衛生パス必要


中心街に戻ってからは、

夕飯まで 少しだけ散歩。

ステンドグラスで有名でもあるシャルトルの街には、

ステンドグラスの美術館やギャラリーもあるのでオススメです♪↓↓

さて、待ちに待った もう一つのメインイベントは

後編にて!!

◎こちらも気に入って貰えるかも♪↓↓

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投稿者: 青空

パリ在住。 パン職人が本業だが、マルチ・ポテンシャライトとして 現在 奔走中。 2015年に初のフランス1人旅をしてフランスの魅力に取りつかれ、2016年ワーキングホリデービザにて1年滞在。帰国後 再渡仏の為に奮闘、2018年10月に念願の労働ビザを取得しました。