【フランス】Carte de Résident 10年カードをついに申請してきた…!

前回の手続きから、早4年。

滞在許可証の更新2021@パリ~就労ビザ・書類準備&当日編~

フランスにロングスパンで滞在をする際に

皆が 目指すもの、それが …

💳 Carte de Résident !💳

いわゆる「10年カード」というもので、

10年間 フランスに滞在することが許可される

というカードです✨

また、

これを取得することによって、

毎回 ピリピリする&めっちゃ面倒な

滞在許可証の手続きから

10年間 開放されるというものでもあります😂

さらに それ以前に持っている許可証のタイトルにもよりますが、

サラリエ(就労者)のタイトルの場合、

この10年カードに変わることによって、

就労先以外の収入を得ることが許可されたり

より「自由度」が上がるのが利点☝

さらにフランスで暮らしやすくなるもの

なのです✨

フランスの日常が 当たり前になった今、

「副業?個人事業主として挑戦してみたい」

という目的があったので、

今回の申請を どれほど待ったことか(笑)

と、いうことで、

前置きが長くなりましたが、

そんな ドキドキ&ワクワク?の

10年カード申請の様子を

提出書類も含めてレポートしたいと思います🎶

では いってみよう!

手続き史上初!?の 9区のオフィスへ。

パリでの滞在許可証の手続き=4区シテ島

というのが、大半のパリ在住の認識なのですが、

ここ数年 変化の激しい おフランス、

滞在許可証の更新も 色々な事務所に散らしたのか、

今回は 初めて 9区の

Centre de réception des étrangers へ。

シテ島の警察署であれば、

もう慣れたものなのですが(笑)、

初めての10年カードの申請

+初めて行く場所で、

それなりに緊張と不安が入り混じりました。。

シテ島より ひどい?でも親切?な事務所の雰囲気。

予約時間の30分くらい前に事務所到着。

目立つような分かりやすい看板もなく、

入口にも

特に係の人も説明の貼り紙もない。。

奥に受付っぽい おじさんがいたので、

軽くドアをノックして、

扉を開けてもらいました。

(↑基本こういう場所は

内側からしかドアが開きません)

で、その応対がめっちゃぶっきらぼう!

とはいえフランス生活も慣れたものなので、

心の中でため息を付きつつ、

convocation の紙と、滞在許可証、パスポートを提示。

おっさんは しばらく私の身分証を眺め、

やるはずの持ち物検査もすることもなく、

「どうぞ」と奥へ通される(笑)

(↑他の人には きっちり荷物検査やってました)

うーん、入口での 一部始終を見ていると、

完全に段取りが悪い。

改善点を いくつか挙げられるけれど、

別に この場所に貢献するつもりもないので、

どーでも良いわ🤣


奥に入ってすぐに並ぶのが、

「受付」の列。

ここも 受付の人によりますが、

書類提示に まごついていたり、

説明を理解していないと、

結構「冷たいなぁ。。」

というシーンが見られました。

というか、受付が2人しかいなかった😅

ちょっとドキドキしているうちに

自分の番が。

受付の段取りが こちら↓↓

convocation滞在許可証、パスポート

Contrat d’engagement à respecter les principes de la République

(↑更新の予約時にダウンロード or 政府のサイトにてダウンロード)

を提示。

② 滞在許可証の種類を聞かれる

(サラリエと答えればOK)

③ 以下の書類を提出

・滞在許可証のコピー

・パスポートのコピー

・証明写真

・住居証明コピー(水道光熱費、ネット、家賃の領収書 いずれか1つでOK)

・給与明細 3ヶ月分コピー

・雇用契約書コピー

・雇用証明書コピー

・労働許可証コピー

mesdroitssociaux でダウンロードした Attestation d’activité professionnelle

④ 何かの紙(←雑 😂)に署名する

⑤ すべての書類を ひとまとめにして返却され、

これを手続き窓口で そのまま提出するように言われる

⑥ 待ち時間に受付でもらった

「申請用紙」を埋めておくように指示される

といった感じです。

はい、更新に必要な書類一式を

先に受付で仕分けしてもらうスタイルですね☝

10年カードの申請で必要な書類は

「申請窓口で 直接やり取りしてね」

と言われました。

で、待ち時間に書く申請用紙に

「サラリエ、10年カード希望」

と書くように言われました。

記入欄の内容は、

出生情報、住所、連絡先、両親の氏名、

フランスに家族はいるか、

前回の滞在許可証の交付日、

前回フランスに入国した時期(大体でOK)、

職業  などです。

書き方は 見本が壁に貼ってありますし、

スタッフが 見て回ったりもしてくれて、

案外親切でした(笑)

で、特に全員に口酸っぱく言っていたのが、

「連絡先の電話番号」

「ここが間違っていたら、

滞在許可証 完成の通知、一生受け取れないからね!」

と、強めに言っておりました。

そりゃそうだ。。

いよいよ正念場の申請手続きへ!

建物に入ってから4、50分後、

ようやく手続きの部屋へ!

今回 担当して下さったのは、

ベテランそうな

おおらかな おばちゃん。

たまーに笑顔はありつつも、

淡々と手続きを進めていきます。

まずは 滞在許可証、パスポートの現物を提示し、

先ほどの申請書書類一式を提出、

内容をチェックしていきます。

一通り終わると、

次は 10年カード用の書類の提出。

提出書類は 以下のものでした↓↓(※サラリエの場合)

・5年分の納税証明書 L’avis d’impôt コピー

・言語能力証明 A2以上コピー (今回はDELF B1のディプロム)

・SECU の加入証明書コピー Attestation de droits à l’assurance maladie

(SECUの個人アカウントからダウンロード可能)

・Contrat d’intégration républicaine のコピー(初年度の市民講座で発行されたもの)

三番目と四番目の書類は 名称と実物が一致していなくて、

どれの書類を指すのかが分からず若干焦ったのですが、

(↑ よくそんなんで 申請したな笑)

とりあえず それらしい書類は 全部持って行ったので、

どうにか難を逃れました😅

で、とりあえず書類は大丈夫そうで一安心、

指紋を取った後、

レセピセ発行→確認→サイン

で、手続き終了!って感じです😌

トータル 15分くらいかな?

ちなみに 今回の手続きで、

・OFIIの Certificat médical

・出生証明 は提出しませんでした

「10年カードは受け取りまで長いわよー。

4-5ヶ月くらいかな?」

「レセピセの期限が切れそうになったら、

いつもみたいにネットで更新手続きしてね😉」

ということで、担当の方にお礼を告げ、

無事に事務所をあとにしました。。


年末くらいから

そわそわしていたタスクが無事に終わり、

だいぶ肩の荷が下りました😮‍💨

ま、カード実物の受け取りまでは

まだまだ油断ならぬのですが(笑)

それでも 結構気持ち的には楽になったので、

思い切りフランス生活を楽しみたいと思います🎶

何回か更新すると慣れてくる(笑)、
更新手続きに必要な書類リスト
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投稿者: 青空

パリ在住。 パン職人が本業だが、マルチ・ポテンシャライトとして 現在 奔走中。 2015年に初のフランス1人旅をしてフランスの魅力に取りつかれ、2016年ワーキングホリデービザにて1年滞在。帰国後 再渡仏の為に奮闘、2018年10月に念願の労働ビザを取得しました。