フランスに来たら 是非とも味わってみたい物の代表格の一つ、
チーズ🧀♥️
種類の多さは「世界一」とも言われるチーズ王国 フランス。
やはり本場の味を知りたいですよね?
とはいえ、本場フランスのチーズは、美味しいけど なかなか個性強めの面々がいるのも 事実。
よっぽどのチーズ好きでないと、「ちょっと無理」っていう ヤツらも結構います。
実を言うと 私は 「日本のプロセスチーズも好き」な人間で、「フランスのチーズが全部好き!」というわけでは ありません。。
なので、今回は 初めて食べる方でも失敗しない、食べやすいチーズを5つ、紹介していきたいと思います♪
もくじ
①コンテ Comté
原産地:フランス東部ジュラ山脈一帯・スイス国境付近
原材料:牛乳
分類:ハード
熟成期間:最低4ヶ月~、長くて12~18ヶ月、それ以上も
合わせたいワインのタイプ:ジュラワイン(Vin Jaune 黄ワインなど)
今や日本でも 結構お馴染みのチーズ。
フランス産AOP(原産地管理呼称)チーズの中で最も生産されているチーズです。
ナッツのような風味や栗のようなホクホク感が特徴で、一般的に熟成期間が4~6ヶ月くらいの若いコンテはミルクを感じられる マイルドな味で、熟成が進むにつれて複雑で芳醇な風味になるそう。
今回 紹介するチーズの中でも 一番あっさりめで食べやすいかな?
食べ方としては、そのままの他に 薄くスライスしてパンに挟んだり、ダイス状にしてサラダに入れたりもします。
②ミモレット Mimolette
原産地:フランス北部Nord県 Lille(オランダという説もあり)
原材料:牛乳
分類:セミハード または ハード
熟成期間:2ヶ月~2年
合わせたいワインのタイプ:フルーティーな白、軽めの赤ワイン
こちらも比較的 日本人に馴染みのあるチーズ。鮮やかなオレンジ色はアナトー色素を使っているから。
ダニの力で熟成するチーズで、なんとチーズにはダニが住んでいるんです!(※人体に害はないです)
味は塩気が強めで濃い!
熟成が進めば進むほど硬くなり、風味も増します。
特に18ヶ月以上のものは、その味がカラスミに例えられることも多く、日本酒との相性も良いそうです。あと、ビールにも合うそう。
若いミモレットは弾力があり、コンテと同じくサラダやサンドイッチなどで食べたりもしますが、熟成したものはカチカチになるので、おつまみとして ちびちび食べるのが オススメです。
③サン・ネクテール Saint-nectaire
原産地:オーヴェルニュ地方
原材料:牛乳
分類:セミハード
熟成期間:3週間、6~8週間が主流。
合わせたいワインのタイプ:フルーティーな白ワイン、辛口の白ワイン、軽めの赤ワイン
オーヴェルニュ地方を代表するチーズ。
かすかなシャンピニオン(西洋マッシュルーム)と、へーゼルナッツのような香りが個性的ですが、
味はとってもミルキー♪
食感は弾力があり、モチっとしています。
そのまま 食べるのも良し、パンに挟むのも 美味しいです。
④モン・ドール Mont d’or
原産地:フランスとスイスの国境付近・ジュラ山脈一帯
原材料:牛
分類:ウォッシュタイプ
熟成期間:原産地で 3週間以上
合わせたいワインのタイプ:フルーティーな赤ワイン・白ワイン、コクのある赤ワイン
以前の記事でも紹介しました、季節限定のチーズ モン・ドール。
フランス 冬の味覚、モン・ドール Mont d’or で あつあつチーズフォンデュ♥️
ジュラ山脈の周辺で手作業で生産されているチーズで、この場所にある山が Mont d’Or = 金の山 という名前であることから、その名が付けられたそう。
生産時期は、毎年8月15日~3月15日と決まっており、そこから熟成をさせて、9月10日~5月10日までが販売期間となっています。
非常に柔らかいため、出荷するときはチーズの形状を保つために木箱に入れられ、熟成が進めば進むほど どんどん柔らかくなり、スプーンで すくって食べられるほどに。
外皮はしっかりとしていて厚めで、外皮を取り除いて中身の柔らかい部分を食べます。
中身は ねっとりとしていて、味もこってり。強いミルクの味に、ほんのりナッツや木の香りを感じます。
お好みのパン(ライ麦とか、色のあるパンが個人的にオススメ)に 塗って食べるのも美味しいですが、モン・ドールは なんと言っても フォンデュにするのが絶品!
簡単に出来るので、ぜひ チャレンジして欲しいです✨
⑤カンタル Cantal
原産地:オーヴェルニュ地方カンタル県
原材料:牛乳
分類:セミハード
熟成期間:1ヶ月~
合わせたいワインのタイプ:フルーティーな白ワイン、辛口の白ワイン、軽めの赤ワイン
今回紹介するチーズの中で一番の推し!
「フランス最古のチーズ」と言われていて、その歴史は なんと紀元前にまで遡ると言われています。
日本では まだマイナーなチーズですが、フランスで食べた方達がこぞって虜になるチーズ!とも言われています。
かくいう 私も その味に感動したうちの1人で(笑)
舌触りは粗く、ホロホロした感じで、絶妙な塩味&濃厚なミルクの香り。クセは まったくなく、本当に食べやすい(^ー^)
熟成が進むにつれ、力強い味わいに変化していくそうです。
そのまま味わうか、パンと一緒に食べるのがおすすめです。
どれも クセが強すぎず、日本人にも親しみやすい、牛乳が原材料のものをセレクトしました(^^)
まずは 食べやすいものから、そして少しずつ難易度(?)を上げてクセの強いものにも挑戦して頂けたら、フランスのチーズを楽しんで頂けると思います♪
私も まだまだ開拓の最中なので、色々 挑戦していきたいと思ってます✨
何百もの種類があるので、
制覇するには きっと数年かかるかな。。(笑)
◎こっちも いろいろ味わいたい…!↓↓
はじめて食べた時の感動! フランスの おすすめシャルキュトリー♥️4選