一番身近で手頃な果物、りんご。
フランスでも、りんごは とても身近な果物で、おやつの定番だったり、食後のデザートにコンポートを食べたりするほか、ブーダン、ジビエなどの肉料理や、オムレツ、チーズと合わせて料理したりと、とても親しまれています。
(フランス人の「甘×塩辛 食材」の使い方がいつも上手で、毎度感心しております!)
街がノエルの仕度を始める頃、りんごの季節は到来します。
冬になると、スーパーの棚は 果物の種類が段々と減っていき、りんごと、バナナと、みかん、あとは通年食べられるような輸入の果物。。くらいのラインナップになってしまうので、
「りんごは もう30数年食べてきてるし、飽きるわ…」と思っていたのですが、
日本と ちょっと違うところと言えば、
一つのスーパーに置いてある りんごの種類が多いこと!
マルシェなどでも、りんご専門 で店舗があるほど、フランスでは色々な種類の りんごが簡単に手に入るのです。
せっかくなので今回は
スーパーで売られているメジャーなものから、ちょっと珍しいマイナーなものまで、
8種類を食べ比べしてみました♪
Goleden
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まずは フランスで一番消費されている りんごの ご紹介!
甘くて身は柔らかめ。酸味はなく甘さもキツすぎないので、食べやすいのが愛されている理由かも。
デザートや塩辛い料理にも重宝される りんごです。
Gala
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先の Goleden と Kidd’s Orange Red から生まれた品種。
フランスでは2番人気。
甘みは あっさりとしていて、みずみずしい。味も食感もライトな感じです。
調理せず そのまま食べるのが一般的だそう。
Braeburn
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ニュージーランド原産の りんごで、比較的 新しい品種。
酸味と甘みが強めで、みずみずしく、身が締まっています。今回食べたりんごの中で 一番「市販のりんごジュース」の味がしました。良く言えば「味が濃く」、悪く言うと ちょっと「人工的」な印象を受けました。
そのまま食べるか、タルトなどに使われるそうです。
Fuji
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日本が原産の品種。
甘くて みずみずしく、一番味がまろやかでした。
ジュースやコンポートにおすすめの りんごです。
Pink Lady
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オーストラリア原産。
香りが最も良い品種の一つで、身は締まっていて、とても甘いです。酸味と甘みのバランスも良くて、個人的に結構好み。
お菓子作りにも おすすめの品種だそう。
Granny Smith
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フランスで青りんごといえば これ。
オーストラリア原産で、フランスでは 3番目に生産されています。
今回食べた中で 一番酸っぱくて、シャキシャキ、パリパリ!サラダにも おすすめです。
抗酸化作用は りんごの中でトップクラスだとか!
Patte de Loup
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こちらの梨!?みたいな りんごさんは、スーパーではなく、常設市場の八百屋さんで手に入れました。
田舎の りんごで、身が締まっていて上品な甘さ。無骨な見た目からは想像できない、繊細な酸味と香りには びっくりしました!
加熱しても形が崩れにくい品種です。
Pomme Pilot
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こちらも八百屋で買った りんご。ドイツ原産の田舎の りんごです。
こちらも身が締まっていて食べ応え良し。酸味がありつつも、味が濃くて、なんとなく「日本の美味しい りんご」を食べている感じになりました。
個人的な おすすめは。。
今回8種類を食べ比べしてみて、
一番お気に入りだったのは……
見た目が一番素朴な Patte de Loupでした✨
食べ応えがあって、味も はっきりしているけれど、最後に残る香りが繊細で とても満足のいく味でした。
2番目は Pomme Pilot 。やはり、専門店で売られているマイナー勢強し笑
メジャーどころですと、やはり Goleden と Pink Lady が好きかな。。
飽きるほど食べてきて、
日本にいる時は大して味の違いとか気にせずに食べていましたが、
こうやって食べ比べしてみると、びっくりするほど それぞれにちゃんと個性があり、
「たかが、りんご。されど、りんご。奥が深いな…」
と、とても勉強になりました。
まだまだ知らない品種が たくさんあるので、今年の冬は色々試してみたいと思います♪
これで一つ、冬の楽しみが増えました✨(^^)
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りんごが豪快に置かれています(^^)
◎フランスは食材大国✨↓↓
フランスはフルーツ天国🎶
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