パリのはしっこにあるモネの楽園、マルモッタン・モネ美術館で休日を満喫✨

毎月 第一日曜日は

「美術館訪問の日」と決めている私ですが、

今月は「仕事優先」で 日曜に体力を温存したため、 美術館には行けず。。

その代わりに

今回の お休みで こちらの美術館へ行ってきました!

マルモッタン・モネ美術館です✨

どんな美術館?

もとは 美術史家 ポール・マルモッタンの邸宅だった Musée Marmottan Monet マルモッタン・モネ美術館 は、その名の通り フランスを代表する印象派の画家、クロード・モネの作品を数多く所蔵する美術館。

そのコレクションの質の高さは有名で、

「印象派」という呼び名のルーツとなった代表作「印象・日の出」や、

連作「睡蓮」の数々も こちらで鑑賞することができます。

モネの他にも、シスレー、ルノワール、ピサロ、モリゾなど、モネと同時期に活躍していた印象派の画家たちの作品や、現代美術の展示も楽しめたり、

もともと 邸宅であった館内の内装や、邸宅が所有していた調度品や美術品のコレクションも 見所の一つだそうです。

いよいよ憧れの美術館へ

マルモッタン・モネ美術館は、パリの西側、ブローニュの森にほど近い16区にあります。

これまでに「オルセー」、「オランジュリー」、「モネの家」と 「モネ」に関する美術館は すべて訪問してきたので、こちらの美術館で ぜひコンプリートしたいと思っていたんです(^^)

それが 今回 叶います♪

それでは

どんな美術館か、

展示スペースごとに 紹介していきたいと思います。


0階 邸宅のコレクション

チケット売り場を出て すぐに広がるのが、このきらびやかな 空間✨

絵画や調度品など、とても豪華なコレクションに 見学者も うっとり。。

調度品や絵画の中には
ナポレオン1世と その家族の為に作られたものもあるそう。

メインの展示(モネ)では ないですが、一見の価値ありです!

素敵な シャガールの絵もありました

1階 邸宅のコレクション・彩色装飾・モリゾ

0階の企画展へ行く前に、とりあえず1階へのぼることに。

階段の踊り場には

なんとびっくり、

大きなツリーが 今も健在でした(笑) フランスあるあるですね( ̄ー ̄)

階段をあがると、

こちらもまた豪華な 邸宅コレクション

左手には 彩色装飾の展示室↓

中世の彩色装飾画や細密画、彩飾文字の展示

極彩色&繊細な 宗教画は、

とても興味深かったです(^^)

扉に描かれた精巧な絵に 感嘆!

モリゾの展示は、

フロアの奥にありました。

水彩画の習作も!

優しいタッチに癒されます。。

名作!

こちらの展示スペースに、

その他の印象派画家の作品も いくつか展示されていました。


0階 企画展 Mondrian Figuratif

先ほどの階段を降りて 企画展へ。

20世紀を代表する具象派画家、

ピエト・モンドリアン Piet Mondrian の企画展。

水平と垂直の直線のみによって分割された画面に、赤・青・黄の三原色のみを用いるというストイックな原則を貫いた一連の抽象画で有名なアーティストです。ウィキペディア

彼は 晩年の抽象派の画風に至るまでに 様々な変遷を経ており、

なかなか面白い企画展でした。

これらの作品から、
あんなに シンプルな作品に変貌を遂げるなんて。。

地下1階 モネコレクション

企画展のフロアが終わると、モネの展示階へと続く階段が。

いよいよ 本日の大本命、モネ コレクションとの ご対面です!


フロアに降りて すぐのところに

「印象・日の出」が✨

誰もが 立ち止まる名画
こちらも 有名な「ルーアン大聖堂」

そして、

「睡蓮」の連作は 圧倒的ボリューム!

作品は ゆったりとした空間に展示され、ベンチも結構置かれているので 、

時を忘れて じっくりとモネの世界に浸ることができます♥️

あぁ 癒される…( ̄ー ̄)

こちらの階は 基本的に モネの作品のみの展示ですが、

モネと現代のアーティストの作品を対比して展示している、面白いコーナーもありました(^^)


まだ半分 夢の世界に浸りながら 階段をあがると、0階のミュージアムショップにつながります。

常設のモネ関連のグッズは充実の品揃え、企画展のグッズも 思わず欲しくなってしまいそうな センスの良いものが 色々ありました。

その他に パリ関連の書籍なども置いてありました♪


今回は

モネの作品が目的で マルモッタン・モネ美術館を訪れましたが、

邸宅コレクションや彩色装飾画など、色々なジャンルの常設展や

素敵な企画展も鑑賞することが出来て、

とても満足度が高い美術館だなと感じました✨

場所柄、休日でも そこまで人で溢れかえってないところも オススメポイント(^^)

パリ3大美術館を訪れた次は、

ぜひ マルモッタン・モネ美術館を!

Le Pont Japonais

マルモッタン・モネ美術館

開館時間: 火曜~日曜 10:00-18:00 (木曜のみ21:00まで)

休館日: 月曜  1/1,5/1, 12/25

入場料: 12€

Adresse: 2 rue Louis-Boilly 75016 Paris

最寄駅: メトロ 9号線 La Muette 、 Ranelagh 、RER C線 Boulainvilliers

HP(英・仏):https://www.marmottan.fr/

◎モネといったら…!↓↓

【フランス旅行記】パリから日帰り〜ジヴェルニーのモネの家〜
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投稿者: 青空

パリ在住。 パン職人が本業だが、マルチ・ポテンシャライトとして 現在 奔走中。 2015年に初のフランス1人旅をしてフランスの魅力に取りつかれ、2016年ワーキングホリデービザにて1年滞在。帰国後 再渡仏の為に奮闘、2018年10月に念願の労働ビザを取得しました。