先月↓↓に引き続き、
【パリ】カルナヴァレ美術館 と 憧れのアンリ・カルティエ・ブレッソン写真展
フランスの写真家 アンリ・カルティエ・ブレッソンの写真展巡りの 模様を。 (2回目なので、興味のある方だけ ご覧ください笑)
今回訪れたのは、パリ13区にある巨大図書館、フランソワ・ミッテラン国立図書館!
こちらの展示ホールで Le Grand Jeu というタイトルで開催されています。
お目当ての写真展と同時に、他の企画展も開催されていて、少し料金を上乗せすれば、おトクに2つの企画展が見られるという billet couplé というチケット(フランスの美術館では よくあります)が販売されていたので、
せっかくだから ついでに もう一つ見よう!
ということで、なんとなく惹かれた L’invention du Surréalisme シュルレアリスム展も見てきました♪
それでは 行ってみよう!
アンリ・カルティエ・ブレッソン Le Grand Jeu
まずは アンリ・カルティエ・ブレッソンの展示から。
今回、遅ればせながらパリに来て初めての国立図書館!
企画展の展示ホールは、エントランスから見て右側にずらっと↓↓のように並んでいます。
いよいよ潜入。
前回 カルナヴァレ美術館見た、Revoir Paris は、パリがテーマの企画展でしたが、
こちらの展示は、ブレッソンの作品を愛する5人の収集家が それぞれの視点でチョイスしたマスターコレクションを展示するという、ちょっと面白い企画。
収集家ごとに展示エリアが分かれていて、各々が好きに選んでいるので 重複して同じ写真が展示されていることも。
撮影場所が前回のように「パリ」に縛られていないので、よりイマジネーションが掻き立てられる写真がたくさん。日本で撮影されたものもありました(^^)
展示の最後の方に、
世界各地で行われた、ブレッソンの写真展のパンフレットがありました。結構前ですが、日本でも開催されたみたいです✨
やはり どの作品を見ても楽しいし、
はっとさせられる「何か」を感じました。
写真に限らず、人間が表現したり生み出したりしたものには、その人の「人間性」が その対象物に如実に投影されるなぁ…と改めて実感しました。
アンリ・カルティエ・ブレッソン Le Grand Jeu 8/22まで
L’invention du Surréalisme シュルレアリスム展
続いては、 シュルレアリスム展 。
全くもって無知で お恥ずかしい限りなのですが、
「シュルレアリスム」と聞くと、ダリなどの「絵画」の方でしか イメージが湧かなくて…
戦時中にフランスで起きた、文学・芸術運動なのですね。
意味不明の中に、意味を見出す感じ?
「無意識の探求・表出による人間の全体性の回復を目指した」そうです。
なんとなく、今の世の中の情勢を見ると、現代の私たちに マッチするんじゃないかな?
とピンと来たのは私だけでしょうか?
この言葉とか、なんか響くし。。↓↓
今読んでいる小説の中で、登場人物の一人が読んでいる小説家の名前が!↓
うーん、これは何か縁がありそうだ(笑)
ちょっと、小難しくて、意味不明な部分もあった展示でしたが、
シュルレアリスムについて もっと勉強したい!と思える展示でした。
何か自分の考え方を変えてくれそう。。
L’invention du Surréalisme シュルレアリスム展 8/14まで
お目当ての写真展も、なんとなく?で行ったシュルレアリスム展も、
どちらも新しい発見があり、興味の対象が広がりました。
写真も撮りたいし、読みたい本が また増えたし、行きたい場所も色々あるし、
これから ますます忙しくなりそうだ(笑)
とにかく次読む本は、Louis Aragon で決まりだな(^^)
フランソワ・ミッテラン国立 BnF
Adresse : Quai François Mauriac 75706 Paris Cedex 13 ギャラリー2
最寄駅 : メトロ14号線、RER C線 Bibliothèque François Mitterrand 駅、メトロ6号線 Quai de la Gare 駅
展示開催時間 : 火曜~土曜 10:00-19:00、日曜 13:00-18:00 ※オンライン予約必須
定休日 : 月曜・祝日
料金 : 9€、 billet couplé は 11€