泣く子も黙る?パン王国フランス。
それに伴い、
ジャムの種類も非常に豊富なのですが、
フランスには もう一つの顔が。
それは…
はちみつ大国でもあるということ!
調べてみたら、
フランスがヨーロッパで一番はちみつを消費している、とのことで、
スーパーの はちみつコーナーの充実度は さることながら、
パリの街の あちこちに はちみつ専門店があったり、
さらには マルシェにて個人の養蜂家オリジナルの はちみつが手に入ったりと、
非常に豊かな はちみつ文化が広がっております
(確かに だいぶ身近な存在なのよ)
そんな 国に住んでいるので、
「花によって味が変わる」という はちみつを、
いつか食べ比べてみたいなぁ。。と
かねて 思っていたのでした。
そして ある日、ひょんなことから
良い感じに色々 味比べできそうな お店を発見!
今回 チャレンジしてみることに
果たして どんな世界が広がっているのでしょうか…?
自然との調和が人間の幸福度に繋がる。1921年創業の Famille Mary
今回 食べ比べをしてみた お店は、
はちみつ専門店 Famille Mary の はちみつたち。
Famille Mary は 1921年にAnjou地方に創業した養蜂ブランド。
創業者で 農家だった Jean Mary が 戦時中、
滞在先の病院の そばにあった養蜂学校と出会い、
養蜂に興味を持ったことから すべてが始まったそうです。

はちみつのラインナップは 50種類にもおよび、
現在では はちみつのみならず、
プロポリスやロイヤルゼリー、ハーブティー、
さらには コスメなども取り扱っているとのこと。

「蜂たちの幸福度は、人間の幸福度と相互に関係している」という考えのもと、
自然環境保全にも力を入れているブランドです
まったく違う表情。それぞれの個性に驚き。
今回 試したのは、
Coffret Miel dégustation という、
4種類の はちみつ(60g)を
自由にチョイス出来るというもの ↓↓

日本より「身近な存在」とは言うものの、
やっぱり1瓶 それなりの お値段がしますからねぇ
ノーマルサイズを いくつも買うほどの余裕はないので、
(なくはないけれど、他に使うべきところがある)
少量で 購入することが出来る、
Famille Mary さんに白羽の矢が立ったのでした
さて、それぞれ どんな味がするのか、
レッツ dégustation!
まずは、今回チョイスした4つを
とりあえず並べてみる。
当たり前だけれど、
見た目だけでも こんなに違うのですね…↓

そして 気になる それぞれの お味は…
Miel d’acacia de Bourgogne

まず トップバッターは、
ブルゴーニュ地方のアカシアの はちみつ。
一番クセがなく、
サラサラしたリキッドタイプ。
すっきりとした甘さで、
万人ウケする感じの はちみつでした
Miel de lavande du Luberon

続いては、
リュベロンのラベンダーの花から採ったもの。
4つの中で ピカイチの、気品 漂う はちみつ
口に運んだ瞬間に広がる、
繊細なフローラルのアロマが魅力的でした
Miel de fleurs de Bretagne

お次は ブルターニュ地方の はちみつ!
こちら 4つの中で 一番 香りにクセがありましたが、
味は 意外とクリーミーでマイルド。
後味に マロンのようなホクホク感があって、
秋~冬にかけて楽しみたい味でした
Miel bio toutes fleurs d’Anjou

最後に試したのは、
Famille Mary さんの はちみつの中では絶対に外せない、
Anjou地方の はちみつ!
こちらも ブルターニュ地方の はちみつの次に
クセのある はちみつですが、
その素朴な味わいは、なんとなくノスタルジーを感じさせます。
後味の サツマイモのような甘さが良かったです
四者四様?、どれも それぞれの個性があり、
非常に美味しかった(*´ω`)
個人的には リュベロンのラベンダーはちみつと、
Anjou地方の はちみつが気に入りました
今回 私が味わったのは 4種類だけで、
こちらの お店には まだまだ たくさんの種類の はちみつが、
さらには フランスじゅうに 数え切れないほどの はちみつが…
さすが、「美食の国」&「農業大国」。
「食」への執念が すごすぎる。。
日常的に紅茶に入れるので、
普段使いは 厳しいですが(笑)、
(いつもは カルフールの安いヤツ)
定期的に ちょっと特別な?「はちみつ探索」は
これからも続けていきたいなぁ。。
と思いました
皆さんも 味見や お土産に ぜひ!

果たして効果は…?
Famille Mary HP : https://www.famillemary.fr/
◎それで、フランスのジャムは…?↓↓
パリのジャム専門店 La Chambre aux Confitures で楽しい味覚の冒険を。