旅行2日目。
清々しい朝。
遠くの方でニワトリが鳴いております。
なんか良い。
朝食が無料で頂けるプランで予約していたので、朝食を食べに屋上のテラスへ。
モロッコの お宿では 定番の豪華な朝食が こちら✨✨↓↓
めちゃくちゃ炭水化物ですが(笑)、超豪華!
オレンジジュースは もちろん生絞り、希望する方はオムレツまで焼いてくれます。
うん、食べきれない(笑)
これにパン・オ・ショコラ、ミルク、食後のミントティーまでついて、申し訳ないくらい ありがたかったです。。
朝ごはんをサーブしてくれたスタッフの お姉さん、
控えめな笑顔が素敵だったなぁ…
さあ、部屋に戻って探検の準備、準備🎵
ちなみに、リヤドの中庭は こんな感じです↓
ワクワクのマラケシュ観光 はじまり、はじまり。
出発。
ホテルを出て、フナ広場のバス乗り場まで行きます。
観光客が ずらずら。。
こんなに 狭い路地ですが、オートバイ王国でもあるモロッコ、
バイクが この道を平気で通ります(笑)
これが結構 排気ガスくさい。
なんというか、マラケシュの街中は 砂ぼこりと、排気ガスと、スパイスと、なめし革の香りが混じったような、いかにもアラブっぽい感じの独特の香りがしますので、
匂いに敏感な方は お気をつけあそばせ(笑)
バイク以外にも物を運んだリヤカーやロバ車も通るので、
きちんと道を開けて下さいね♪
朝のフナ広場。
昨夜の喧騒が嘘のようです。昼頃になると、大道芸人たちが わいわいやり出します。
マラケシュ市内は観光客向けに馬車も大活躍!↓↓
本日の予定は、午前中に市内の主要スポットを観光 → 午後にスークで買い物
というプラン。
まずは かねて行ってみたかった、Jardin Majorelle マジョレル庭園へ!
マジョレル庭園は旧市街から少し離れているので、公共交通機関を使います。
そこで、今回初めて市バスにチャレンジ!↓↓
昨日 シャトルバスが到着した降車場に、市バスの乗り場もあります。
「ALSA」という名前が目印。
お値段は 1乗車 4DH(0,40€)と 超お値打ち価格!
なのですが、今回の旅で、市バスを利用している観光客(少なくとも西洋人とアジア人)に一度も逢いませんでした(笑)
よって、バスに乗ると、地元民の注目の的となります😂
立っていたのですが、ラッシュでバスが混んで来ると、
おばさんに 「あんた、ここ座る?」と言って 小さな荷物置き場スペースを指されました(笑) ちなみに、小さい おっちゃんは違う荷物置き場に座ってた。。
でも、特にスリのトラブルもなく無事に目的地へと到着しました✌
イヴ・サン・ローランも愛した、魅惑の楽園へ。
フナ広場から L4 のバスに乗って約20分、マジョレル庭園へ 到着!
Jardin Majorelle マジョレル庭園は、
フランス人画家 ジャック・マジョレルが、その鮮やかなベルベル人(北アフリカの先住民族)の色彩と文化に感銘を受け、この地に庭園を造ったことが始まりで、
彼が亡くなった後にイヴ・サン・ローランが こちらの庭園に訪れて惚れ込み、庭園を買い取って修復、現在はマラケシュを代表する観光スポットとなっております。
チケットは 当日券、予約券、両方ありますが、
ハイシーズンは 特に混雑するので、
予約&早い時間帯の訪問が鉄則です!
庭園は、ヤシ、サボテン、竹、柳、睡蓮など、様々な植物で構成されています。
建物は「マジョレル・ブルー」と呼ばれる、鮮やかな青で彩られ、
訪れる人々の心を鷲掴みに。
マラケシュの力強い朝日を浴びる植物たち。
なんとなく、心が洗われる気分。。
とにかく 「映え」スポット満載♪
女性は 特に気合を入れて写真を撮影しておりました(笑)
園内には イヴ・サン・ローランの美術館やショップは もちろん、
北アフリカの先住民族、ベルベル人の起源と文化を紹介する博物館も↓↓
モロッコでのベルベル人の歴史は4000年以上も前に遡ると言われ、現在 モロッコに住む4割くらいがベルベル人であるとされています。
ベルベル人の宝飾品や織物、革製品などは、非常に精巧に造られており、現在のモロッコを代表する工芸品にも受け継がれているのかなぁ…と歴史とロマンに胸を馳せたのでした(*´ω`)
Jardin Majorelle マジョレル庭園
Adresse : Rue Yves St Laurent, Marrakech 40090 モロッコ
営業時間 : 8:00-17:30
料金 : マジョレル庭園 120DH、イヴ・サン・ローラン美術館 100DH
HP : https://www.jardinmajorelle.com/
マラケシュ旧市街を観光。
大満足のマジョレル庭園を後にし、旧市街まで戻ってまいりました。
ここからは 主要スポットを見つつ、街歩き。
クトゥビア モスク
お祈りの時間になると、ここからアザーン(礼拝の時刻を告げる声)が流れます。
イスラム教は 1日に5回の礼拝。…結構ハードですよね。。
次の見学場所まで テクテク。
バイクの国、新車カッコいいですねー(^^)↓↓
旧市街は 本当に「ひと昔前」という感じの街並みで、
所々にあるバイクの整備場のオイル?ガソリンの匂いがしたり、
その横で 豪快な煙を出して食堂がお肉を焼いている匂いがしたり…
日本やヨーロッパの暮らしでは まずお目にかかれないような風景を目にしました。
ネットでは知っている光景も、実際に足を運んで目の当たりにすると、
また違った感情が湧いてくるものですね。
やっぱり自分がいるフィールドとは全く違う場所にリアルに足を運ぶって、
非常に大切で貴重な体験なのですね。。
アグノウ門
12世紀に建てられた門。コーランの一節が刻まれているそうです。
素敵すぎるデザイン✨✨
ここからバヒア宮殿というところに向かおうと歩いていたのですが、
ここで、知らない おっちゃんに「バヒア宮殿行くの?今日は 市場の日だから、午後の3時からしか開いてないよ」と言われ、「市場やってるから道を教えてやるよ」と寄って来られる。
マラケシュでは 頼んでもいないのに道を勝手に案内してきて、後でガイド料を請求されるという手口があることで有名なので(本当に旅初心者の方は頑張って下さい笑)、
めちゃくちゃ警戒していたら、「大丈夫だよ、金は取らないから笑」と言われ、
周辺を軽く案内してもらうことに。
モロッコ人、金儲け金儲けで たくましい部分があるのは もちろんなのですが、
本当に人懐っこくて、めちゃくちゃオープンマインドの優しい人も たくさんいるので、
見極めが非常に難しい(笑)
バヒア宮殿は 日程的に翌日に ずらすことにして、
市場をちょこっと覗いてみました♪↓
日本で言ったら、「昭和」くらいの時代感。
「日本人かー!」と分かると、「イワシ、イワシ!」と知っている日本語を全力でぶつけてきます(笑)
フナ広場などでは 日本のひと昔前のギャグとかも言ってきますし、
本当に よく言葉を知っている人が多いです。(なんというか、強か?)
言い忘れていましたが、モロッコでの会話は ダリジャ(アラブ語のモロッコ方言)がメインで、学校教育はフランス語で学習するので、フランス語が分かると◎。
英語は 通じる人、通じない人がいるのと、こちらが「英語でなくてフランス語 話せます」と言うと、あからさまに安堵の顔を浮かべる人が多いです(笑)
再び探検。
小さなスークの お店にて。
モロッコの特産、アルガンオイルの作り方を教えて貰いました♬↓
とりあえず 一度休憩を取るためにホテル方向へ。
比較的 近代的な商店街を歩いていたら、パティスリーを発見!
モロッコは 戦時中にフランスの影響を受けているので、
色々とフランスの生活様式やエッセンスが混ざっている場面を多く目にします。
パティスリーのクオリティも悪くない。↓
でも お目当ては もちろん、
あまーい モロッコ・パティスリー❤↓↓
モロッコ菓子って結構甘いので 好みが分かれるのですが、
この甘さが クセになるのです。。
量り売りで、店員さんに一つずつオーダーしながら 箱に詰めてもらいます↓↓
これで 3,50€くらい。パリで買ったら倍はします。(やたら高い)
これで一息、エネルギーチャージ!
後編は いよいよマラケシュ観光の醍醐味、
スーク探検です……!
2日目後編へ続く。
◎パリで モロッコ料理&菓子↓↓
たまに無性に食べたくなる味。パリでモロッコ料理を食べたら、旅行が余計に待ち遠しくなった。