【アフリカ旅行記】モロッコ旅行 2日目 後編~濃厚体験!マラケシュ 魅惑の迷宮スークとタンネリを歩く~

さてさて後半戦はマラケシュ観光のメインイベント、

Souk スークを探検していきます!

スークとは モロッコの言葉で「マーケット」を指し、様々な専門店が軒を連ねる商店街のようなところ。

モロッコの特産品や工芸品を売る お店が数多くあるので、

観光客に とても人気のスポットです☺

非常に入り組んだ迷路みたいな場所なので、本当に「異世界」に来たような、

新鮮な体験を味わえます✨✨

好奇心を刺激する お散歩スタート♪

スークへは 色々なところからアクセス出来るのですが、

一般的にはフナ広場から すぐの Semarine スマリン門から入って

スマリン通りから散策する人が多いです。

ではでは アラブの迷宮へ。。

スークの入口付近は雑多な物を売る お土産屋さんが多く、

奥に進むにつれ、専門店が増えていきます。

雑多な土産物でも、色鮮やかで可愛らしい。。↓↓

魔法のランプが可愛い❤

キーホルダーやブレスレット、モロッコの絨毯を模した小銭入れなどは

1€くらいから購入することができて、無駄遣いしちゃいそう。。

モロッコのことを知らない方からすると、

「モロッコで 一体何を買うのさ?」となると思いますので、

ざっと一例を挙げますと、コスメ類では アルガンオイル、ローズ製品、

工芸品ですと、モロッコ・グラス、タジンなどの焼き物、ラグ、革製品、バブーシュと言われる履物、かご製品、真鍮製品、アクセサリー、木工細工、

食品ですと、スパイス類やドライフルーツ などなど。。

まぁ とにかく 素敵なものが多いんですわ(*´ω`)

お土産に関しては また別記事で紹介させていただくとして、

まずは スークの様子を さっくりと紹介しますね!

こちらは 真鍮製品の お店↓↓

金ピカ✨✨

ここは アクセサリー🎵↓↓

ここは 左が革製品、右がラグのお店↓↓

スークは 製品ごとに お店が集まっている場合が多く、

ラグが多く売っているエリア、バブーシュが多く売っているエリアと分かれているので、お店ごとに色々と商品を比較して買い物が出来ると思います。

スークから 少し脇に逸れて、スパイス広場へ やってきた。

ここは スパイス専門店と かご製品を売る商人が集まるエリア。

数多くあるスパイス専門店の一つの入口で商品を眺めていると、

「どこから来たの?店の奥にも商品があるから見てって!」と勧誘される。

ここで言い忘れていたのですが、

スーク(特にマラケシュのスーク?)での買い物には「心構え」がありまして…

それは 客引きが激しい ということと、

毎回 買い物ごとに値段交渉が必要ということ なんです😂

フナ広場の屋台も そうなのですが、

とにかく 少しでもいいから店に入って貰おうとするための声掛けが すごいのです。

人にもよりますが かなり食い下がってくるので、気の優しい日本人は要注意です(笑)

ここの お店のお兄さんは そこまで強引でなく、なんとなく良い雰囲気だったので入店。

スパイス類は 近くで香りを香らせて貰ったり…↓↓

現地に来て 初めて知って気に入った、練り香水にもなるキューブを好きなだけ 香らせていただきました↓↓

これが どれも良い香りなんです。。

天然の染料も お土産には人気でして…↓

その場で染料を溶いて 見本を見せてくれました(^^)↓↓

店員の お兄さんは、穏やかさにも力強さがある人で、

「どこに住んでる?」という世間話から始まって、

「君は とても良いエネルギーを持っているけれど、ちょっと頭で考えすぎるところがあるでしょ?」と核心を突かれて はっとさせられたり、

なんか、色々と今までに味わったことのない感覚にさせられました😶

この旅で 何人かの人と(地元民、旅人など) ちょっとした立ち話をしたりしたのですが、

全員から「君は 良いバイブスを持っている」と言われました。

モロッコ人、見えないものが見えるのか、

はたまた 駆け引き上手なのか(笑)

「また時間あったら店来てねー」と言われ 店を後にし、探検再開。

今回の旅行で お土産に欲しいものを いくつかリストアップしていたのですが、

その中の一つにアクセサリーが。

とあるアクセサリー商を覗いていたら、

案の定、「中 入って見てきなよー」と お声がかかる。

また世間話から始まり、モロッコ語の講座があったりしながら(笑)、

こちらの お店でアクセサリーを買うことに。

「まぁ 取り敢えず気になる商品を ここに置いてよ」と言われ、

「これとこれが良いなぁ。いくらですか?」と尋ねると、

「いくらなら払う?」と逆質問(笑)

これが値段交渉の定型文で、必ず「いくらなら出す?」と聞いてくる場合がほとんど。

スーク内の お店は 値段が表示されていない場合が多く、

「言い値」で買い物するようなもので、

売る方も、2倍、時には相場の10倍もの値段を吹っ掛けてくるのだそうです!

これを買い物する度に繰り返さないとならないので、

最初のうちは面白いのですが、人によっては後半戦で結構消耗します(笑)

「じゃあ、このピアス200DH、このピアス200DH、ペンダントチャームは おまけでどうよ?」と店主。

「(そんな金額は払いたくない!)じゃあ、これやめて、これ200DHだけにする 」と私。

「(どうしても400DH買わせたい)全部セットで良いんじゃないの?」

「じゃあ 他の店行くわ」

「分かった、分かった!」

「(いや、もっと安く買える)180DH!」

「しぶといなぁ…いいよ、180DHね。」

ということで、ピアス 1セットとペンダントチャーム 180DHで決着。

(本当は もっと安い気がするのだが。。)

その後 「まあまあ ちょっと座れや」と言われ、

ピアスを磨き直している間に ミントティーをご馳走になりました♬

さらに 小さなペンダントチャームをいくつか付けてくれて、

まぁ楽しい買い物となりました(^^)

その後 「親戚の店を紹介するよ」と言われ、

アルガンオイルの店に連れていかれ(「知り合いの店紹介する」で連携している感。。)、まぁ付き合い?で お土産を買ってあげました😅

スークの先にある神学校と予定外の「ある場所」を見学。

その後スークの兄ちゃんにナンパされたり、

ちょっと食傷気味になったので、行ってみたかった観光スポットへと足を運ぶことに。

 Médersa Ben Youssef

14世紀に建てられたイスラムの神学校で、石膏細工が見事なことで有名なスポット。

非常に美しい✨✨

今回の旅行で建造物や工芸品を見て実感したのですが、

モロッコの人、かなり手先が器用で、日本人に通ずるところがあります。

午後の斜陽に彫刻の陰影が くっきりと浮かびあがって、

なんとも幻想的な空間に しばし癒されました。。

神学校を後にすると、知らない人に声を掛けられ、

あれよあれよと マラケシュのなめし革職人地区タンネリを見学する流れに。

見学する前に 「自称」ベルベル人のガイドのじいちゃんからミントの束を手渡され、

「この地区は 臭いがキツいから、そんな時は このミントを嗅いで凌いでね」と言われる。

確かに 本当にキツい臭いでした…獣の匂いや、作業工程で「鳩のフン」?も使うらしいので、人によっては辛いかも。

でも、実際に職人さんが作業している風景を間近に見ることが出来たので、

とても貴重な体験が出来ました☺

この日は、ベルベル人、モロッコ人、
2カ所の作業場を見せていただきました。
それぞれ使う動物の皮が違うのだとか。

最後には案の定、革製品を取り扱う お店へと誘導され、

店員さんの圧にも負けずに、何も買わずに店を出てきたら、

店の外で待っていたガイドの じいちゃんにガイド料を求められました😂

まあ、でも色々と説明してくれたし、一人じゃ なかなか訪れるには勇気が要る場所だったので、快くガイド料を支払いました♬(50DHだしね…)


その後は もう一つ行っておきたかった周辺スポット、

La Maison de la Photographie を訪れて…

ここの屋上のカフェは雰囲気抜群✨

ちょっと疲れて ホテルへと戻ったのでした。。

La Maison de la Photographie

Adresse : Rue Ahl Fes, 46 Rue Bin Lafnadek, Marrakech 40030 モロッコ

営業時間 : 9:30-19:00

料金 : 50DH

HP : https://maisondelaphotographie.ma/


色々な意味でエネルギーを消耗した1日だったので、

今宵の ごはんは ホテル近くの食堂 BAHIA さんへ。

大衆食堂みたいな感じなので、お値段リーズナブル♪

モロッコ風サラダ(7DH)と…

羊肉のクスクス(40DH、中にお肉が入っています)を食べて 安上がり!

野菜の味が沁みる。。

食後のミントティーは サービスで頂きました✨


この日は 今までしてきた旅の中でもトップクラスで濃密な 1日でした。

濃い、濃すぎるよ、マラケシュ。。

明日の午後には

また違う雰囲気の街へと足を運びます。

お楽しみに!

3日目に続く。

◎パリで「スーク」に代わる場所は ここなのかなぁ…?↓↓

クリニャンクールの蚤の市【パリ3大蚤の市】
No votes yet.
Please wait...

投稿者: 青空

パリ在住。 パン職人が本業だが、マルチ・ポテンシャライトとして 現在 奔走中。 2015年に初のフランス1人旅をしてフランスの魅力に取りつかれ、2016年ワーキングホリデービザにて1年滞在。帰国後 再渡仏の為に奮闘、2018年10月に念願の労働ビザを取得しました。