【アフリカ旅行記】モロッコ旅行 3日目~マラケシュから のんびりとした爽やかな港街エッサウィラへ~

旅行3日目。

この日は 昨日行けなかった バヒア宮殿を訪問した後、

海沿いの街 Essaouira エッサウィラへと移動します。

お財布の中の現金が心もとなくなってきたので、

現金を引き出しにフナ広場の郵便局へ。

フナ広場の郵便局は、こんな感じ↓で

ででーんとありますので、

すぐに分かるかと思います(^^)

建物の両脇にキャッシュコーナーがあります。

さて、お財布のチャージが終わったので、

宮殿を目指し、旧市街の迷路を歩きます。

広場から宮殿までは 歩いて15分くらい。

マラケシュの旧市街は、建物の多くが ピンク色に染められており、

本当に「別世界」に迷い込んだ感じ。

どこまでも その「迷宮」に溶け込んでいたくなります。

時折、自由気ままに過ごす猫を写真に収めたり、

素敵なデザインの家屋の入口に 心をときめかせながら足を進めます。

色もデザインも素敵すぎる✨✨

当初「バヒア宮殿」で検索をかけて

Google 先生の地図を見ながら宮殿を目指したのですが……

表示されたところに辿り着くと、

どう考えても「入口」という感じではなく…

同じく途方に暮れていたフランス人カップルと共に

良く分からない謎の通用口の中にいた地元民に宮殿の入口を聞いたら、

結局 城の周りを1周する形に😅

バヒア宮殿にお越しの際は 「Bahia palace entrance」で検索して下さい(笑)

当時の職人の技術を結集させた、「輝く」宮殿。

お城の周りを トボトボと歩いて、ようやく入口に到着!

Palais Bahia バヒア宮殿は、19世紀の中頃にアラウィ―朝の宰相によって建てられた宮殿。面積8haの敷地には なんと150もの部屋があるそうです。

14年の歳月をかけて建造され、美しい彫刻、モザイク、天井画、ステンドグラスなど、当時の職人の技術を全て集めた、とても華やかな宮殿で、その名前も「輝き」を意味しているのだとか。

インスタにも お城の様子を投稿しますが、

こちらでも、サラッと中の様子を。↓↓

本当に繊細で気品のあるデザイン✨✨

特にモザイク、天井画は圧巻!

皆さん、文字通り「開いた口が塞がらない」状態で 感嘆の眼差しで天井を見つめています(^^)

マジョレル庭園でも そうでしたが、

所々で、職人さんが普通に作業している様子を見ることが出来ました♪↓

これって結構 貴重な体験かも!

もくもくと作業する おじちゃん。

Palais Bahia バヒア宮殿

Adresse : Rue Riad Zitoun el Jdid, Marrakesh 40000 モロッコ

営業時間 : 9:00-17:00

料金 : お城のみ 50DH

海街を目指し、出発地点の国鉄駅へ。

バヒア宮殿で 優雅な気分に浸った後、

午後からは こちらも長らく訪れてみたかった街 エッサウィラへ。

マラケシュからエッサウィラ への移動は Supratours という長距離バスが便利で、

所要時間は 3時間ほどです。(途中で20分のトイレ休憩を挟みます)

Supratours 公式サイト https://www.supratours.ma/

マラケシュでの Supratours の乗り場は

国鉄駅ONCFの近くにあるので、

市バスを使って新市街方面へ。

途中 細々したものを調達するために、

駅からも近い ショッピングモール Carré Eden で下車することに。

マラケシュの旧市街は 本当に前時代的な異世界ですが、

新市街は 至って普通なんですよ(笑)↓↓

建物も 普通にマンションとかもあるし、ヨーロッパと大して変わらない感じ。

しかしながら、長距離バスの車窓を眺めて思ったのですが、都市部と村で 地域差が かなり激しいのかなぁ…という印象を持ちました。。

まぁ、それは置いておいて、

ショッピングモールのベンチで休憩&居眠りした後に、

スーパー カルフールへ。

大事な 飲料水や 切らしていたティッシュを手に取り、

ちょこっとスーパーを探検。

パリでも しばしば見かける、イスラム系のソーセージや↓↓

種類豊富な モロッコ・ティーに興味津々!↓↓

急遽 お土産買いました(笑)

一番の衝撃は、アルガンオイルなどのコスメ類↓↓

スークなんかで買うより、全然安かった。。🤣🤣🤣

思わず いくつか買ってしまいました。。


Carré Eden を後にして、歩いて10分、

マラケッシュ国鉄駅へ。

威厳のある佇まいが素敵✨思わず写真を。

Supratours の乗り場は、駅正面から向かって左の道路を奥に進むと見えてきます。

チケット販売所もあり、当日にチケットを購入することも可能ですが、

時季によっては すぐに席が埋まる場合もあるので、事前にネットでのチケット購入を おすすめします。

今回 購入したチケットは 2等車の日程変更可能のもので、往復 190DHでした。

スーツケースなど、大きい荷物を持ち込む場合は、別途 荷物料金が必要です。

さあ、出発!

車内は 冷房もあり快適。

乾燥地の多いモロッコの風景を眺めながら行きます。

エッサウィラまでの道中は 本当に何もない土地が多く、所々に集落が覗けるくらいでした。

出発から1時間半、休憩地点のサービスエリアに到着。

なんとなく「昔ながら感」のある場所で(笑)、

レストランと、お菓子や飲み物、お土産などがある売店がありました。

エッサウィラ到着!可愛らしいウェイトレスがいるレストランで素敵な夕食。

さらにバスを走らせること1時間ちょっと、

ようやく エッサウィラ到着!

エッサウィラの Supratours の事務所

ここから 塀を越えて ホテルのある旧市街へ入っていきます↓↓

白地にブルーをアクセントにした建物が多くて、

既にマラケシュとの違いを感じます。

何より、カモメの声が「海街に来た」という実感をもたらします☺

本日のお宿✨↓↓

こちらも リヤドで、

爽やかでセンスのあるインテリアが素敵でした♪


荷物を整理した後は、

夕飯を求めて 賑やかな中心地に向かいながら 小さな迷宮を お散歩。

やはり、エッサウィラも猫多し😸↓↓

10分くらいで繁華街へ。

色々と興味をそそられますが、お散歩は明日じっくりとするので、

今宵の食事をしに

Chez Youssef さんへ。

19時前に 店に訪れたのですが、

入口を覗くと、

そこにいたのは 椅子に ちょこん、と腰掛けた おばあちゃん。

「(ん、この人が店主?のはずはない。。「ユセフ」って男性の名前だし…)あのー、食事したいのですが、大丈夫ですか?」

すると おばあちゃん、嬉しそうに

「もちろん、もちろん、上の階に席があるから上がって!」と言い、

そして ニコニコしながら、壁に貼られた紙を指差す。

覗き込んでみると、何やら こちらのレストランは 日本人の間で知られているらしく、

訪れた人がブログに記事を書いており、その記事が貼られていたのでした。

すると、近所の おばちゃんが通りかかり、そのおばあちゃんと モロッコ語で言葉を交わした後に、

私にフランス語で「あら、食べに来たのね!」 と、

とても嬉しそうな笑顔を向けてくれました☺

私は 単に「ここの お店が美味しそう」と

詳しい情報も知らずに訪れたので、なんという偶然!

旅は こういうことがあるから面白いですよね✨✨

お店は 3階建てで、カラフルで アットホームな雰囲気。

最上階まで ヒーヒー言いながら 階段を上がってきた おばあちゃん(ちょっと申し訳ない…)、

注文を聞いた後に「ユセフは 今マルシェに行ってるから、もう少し待っててね」と一言。

「(なるほど、やっぱり おばあちゃんは店番だったのね…)はーい」と返事をすると、

おばあちゃんの後ろに 小さな女の子(10歳くらい?)が恥ずかしそうに、

でも興味ありげに私を見ていました。

「(あら可愛い!)お孫さんですか?」

「いや、ユセフの娘なのよ」

「こんにちは☺」

しばしのやりとりに

心が ほっこりしました(*´ω`)

その後 娘ちゃんは 大活躍!

熱い タジン以外は 彼女が色々と運んでくれました✨

そして 本日の夕食が こちら!↓↓

野菜たっぷり!のチキンタジンと…

デカすぎるイワシの丸焼き!

親に写真を見せたら、鯵に間違われるほど!

港街エッサウィラ、魚介が非常に美味しく、

この街に来たなら絶対に外せないものとなっております。

ただ焼いただけのシンプルな料理なのに 絶品!

身は ふわっふわで とてもジューシーでした✨

おなかは 完全に私の限界値を越えていましたが、アボカドジュースとやらも美味しいらしいので

こちらも チョイス。↓↓

素材の味が美味しい。。

途中参戦してきた 猫さまと一緒に、

楽しい晩餐となりました☺

笑っちゃうくらい魚をガン見していました🤣

最後に ユセフさん(娘ちゃんからは 想像のつかない、武骨な男って感じの方でした)と娘ちゃんに お礼を言って、

ホテルに戻る道すがら、夜の街をふらふら。

夜でも魚の市が出てました。
わいわい、ガヤガヤ。

エッサウィラ初日から

素敵な出会いに ちょっぴり感動。

明日も 素敵なことがありそうだなぁ…

と思いながら、ベットで ぐっすりと眠ったのでした。。

4日目に続く。

◎こっちも「海街」🏖️↓↓

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投稿者: 青空

パリ在住。 パン職人が本業だが、マルチ・ポテンシャライトとして 現在 奔走中。 2015年に初のフランス1人旅をしてフランスの魅力に取りつかれ、2016年ワーキングホリデービザにて1年滞在。帰国後 再渡仏の為に奮闘、2018年10月に念願の労働ビザを取得しました。