前回の滞在許可証、初めての更新〜就労ビザ・書類準備編〜に引き続き、
今回は手続き当日の流れについてです。
パリでの 滞在許可証の更新は、4区シテ島のPréfecture de police de Paris パリ警視庁です。
メトロ4号線 シテ駅の出口を出て すぐにあります。
入館・受付
私の手続きの予約は15:00から。
Convocationには 「時間を守って、早く来すぎても駄目」となっています。
私は 余裕を持って家を出たので、14:40くらいに到着。多少時間がありましたが、早めに行くことに越したことはないので(何が起こるか分からないフランス)、そのまま入館しました。
セキュリティを抜けて、手続きのセクションへ。
私たち日本人は、「Asie ・Océanie 」のセクション、一番突き当たりの部屋で 手続きをします。
まずは 部屋に入り、受付でConvocationを見せます。
すると 係りの方が 申請用紙と番号が書かれた紙を渡してくれるので、自分の番号が呼ばれるまで、待合室に行って申請用紙を記入しながら待ちます。(筆記具は持参して下さいね♪)
申請用紙は、申請者の情報を記入する、簡単なものです。
ビザの種類、氏名、住所、生年月日、連絡先、入国日、ビザの期限、職業…などでした。
分からなくても、手続きの際に担当者の方が教えてくれるので大丈夫です。
私は 15:00前に入室して、15:30頃に順番がきました。待合室の椅子は満席で、結構賑わっていました(笑)
早すぎも駄目ですが、手続きには 多少早めに行くことをオススメします。。
手続き開始
番号が呼ばれ、いよいよ 手続き窓口へ。
窓口は、日本の銀行みたいな、個別窓口。
10以上の窓口があったと記憶しています。
担当者は 穏やかそうな お姉さん。
挨拶して、まずは パスポート、ビザ、滞在許可証のチェック。
その後、「手続きが終わるまでの3ヶ月間は、住所・連絡先などの変更は一切しない」という誓約書にサインをし、新しい許可証用のサインと写真を提出します。
私の写真を見たお姉さん、
すると、ここで 問題が!
どうやら 写真の前髪がちょっと目にかかっていて、これだと使えないらしい。。
「部屋の外に写真機があるから、撮り直してきて」とのこと。
若干 焦る私。
お姉さん、慣れたもので、
「荷物全部ここに置いといて良いから、また後でね~」と笑顔。
「す、すみません。。」
申し訳ない気持ちで ささっと写真機の場所へ。写真の撮り直しをしている人は意外といました(笑)
そんなこんなで席に戻り、手続き再開。
次に指紋をとり、必要書類の提出。
書類の提出は、一つひとつ、ゆっくり順番に確認して下さって、優しかったです✨
そして 一度待合室に戻り、レセピセ(滞在許可証を申請中であることの証明書)の発行を待ちます。
レセピセの受け取りと、ここでまたもや問題発生!?
30,40分くらい 待ちぼうけして、再び順番が。
「よし、これで終わるぞー」
と思って窓口に行くと、
お姉さんから 悲しいお知らせが!
「提出書類を確認したところ、あなたの雇用者は あなたにきちんとした給与を支払っていません、この後 労働局に通達し、労働局から雇用者に連絡して、きちんとした対応がなされれば、4年ビザ、そうでなければ再び1年ビザになります」とのこと!
確かに 最初にサインした雇用契約書と今 貰っている金額が違うのは 分かってたけど、なんらかの理由があるんだと思って、私も職場に何も言ってなかったんです。。
まさか こうなるとは(泣)
でも うまく行けば 収入アップ(というか正規の収入?)&4年ビザで 一石二鳥だと、
すぐに考えを改める。
「いずれにせよ、すべてこちらで対応して、3ヶ月以内に連絡するから、あなたは待ってるだけで大丈夫よ」とのこと。
そして レセピセにサインをし、本日の手続きは終了!
滞在許可証 発行終了の連絡を待つのみです。
セクションの雰囲気
こんな感じで、初めての手続きで 最初はドキドキでしたが、お姉さんが とても丁寧で親切な対応をして下さったので、印象良かったです。
他のスタッフの方も 噂に聞くほど悪い感じの人はいなかったし、違う窓口からは楽しそうな声が聞こえていたくらい(笑)
ただ、きちんと手続きの手順を理解しておらず(自分で説明書などを読む初歩的な努力をしない)、無理なことを言っている申請者には、断固として立ち向かってました。。
そういうところは 日本みたいに 優しく断ったりとかしないで、容赦ないです(笑)
以上が 滞在許可証の更新でした♪
連絡は3ヶ月内。
絶対4年ビザ欲しーーー!!!
◎「アイツさえ現れなければ。。。」今となっては過去の出来事↓↓
滞在許可証、初めての更新〜就労ビザ・イレギュラー?!な 滞在許可証 受領編〜