海外在住5年目が独断と偏見で語る、海外移住に向いている人、いない人。~海外移住を考えている方へ~

最近 メディアなどでも目にすることが多くなった「海外移住」。

「自分の知らない世界を見てみたい」「日本が窮屈で…」など

人によって決断理由は様々ですが、海外生活への関心が近年高まってきているのは

なんとなく感じております。

ということで、今回のテーマは 「海外に向いている人・向いていない人」!

こちらのブログでは いつもレポート系が多いので、

たまには こういった記事も良いかなぁと(^^)

予め断っておきますが、

今回 まとめることは 私の経験と感性に基づいて書いておりますので、

必ずしも「こういう人が」という訳ではありません。

賛否両論あるかと思いますが、移住に興味がある方は

お付き合いいただければと思います🎵

それでは いってみよう!

一応 もくじ(笑)

その① 自立心があるか ないか

個人的に これが一番!と言っても過言ではないです。

どれだけ 自分で自分のことが出来るか。

「大人だから そんなの当たり前」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、

意外と「おいおい…」って方、います。

(私も まだまだ偉そうなことは言えませんが)

特に 日本は 何でも「懇切丁寧」な国なので、それに慣れきってしまっていると、

海外で結構 洗礼を受けている方を しばしば お見かけします。

役所の手続きや、お店での やり取りなど、

日本のように 1 から 10 まで教えてくれることは 本当に稀です(笑)

何でもすぐに 人に聞く、簡単なことすら自分で調べない、人任せ、の人は

海外で大変苦労すると思います。

そして 他人任せの人ほど「聞いていない」「誰々のせいだ」と言いがちです。

例え理不尽なことでも、

「それは自己責任」となるケースが多いのが海外です。

「人に頼るな」という訳では決してないのですが、

自分で考え、行動して、何でもやってみよう!というスタンスの方でないと海外は向いていないのでは?と思います。

その② サバイバル能力、バイタリティ、情報収集能力

その①のテーマにも 少しかかるのですが、

大げさに言うと、 日本 =「温室」で

海外 = 「野外!ワイルド!」って感じなので、

違う環境で生きていく力、

慣れ親しんだ日本を離れ、違う文化で自分の生活を築いていくバイタリティ(特に最初の1~2年)は必須!

後は これはオプション?的な能力ですが、

移住前の下調べ、日常生活でのライフハックなど、

情報収集能力があると、だいぶ 色々なことをショートカット出来るので、こちらも あるに越したことはない!

とあるYouTube 番組で 「移住について○○が分からない」という視聴者の質問に対して、海外在住者が「リサーチが甘い」と ばっさり言っているシーンがあって、ひどく共感!(まぁ こういう人がいる お陰で、ビジネスが出来るんだよね…とも思いましたが)

本当に 下調べや情報があるかないかで、余計な遠回りをせずに済むので、

ある程度の「目ざとさ」があるかないかは、結構大事です。

その③ 好奇心があるか、多様性に対する受容

こちらも大事。

海外に住みたい方は 大方 好奇心旺盛な方だと思いますが、

色々なことに対して好奇心を持って楽しめるか どうか。

日本を離れれば、そりゃあ 良いも悪いも「新しいこと」の連続。

毎回毎回 疲弊して すぐに うんざりしてしまう人は、

やはり海外には向いていないのかなぁ…と思います。

(そりゃ たまには「なんだ この国は!」と思うこともありますよ😂)

あと、基本的な ことですが、

あらゆる人種、性別の人と フラットに会話できますか?

差別的な意識は もっての他として、

物怖じせずに 一人の「人」として、変な意識をすることもなく話せるかって

海外生活で とても重要になってくると思います。

(特に都市部は色々な人種が共存している)

うちの職場も、フランス、イタリア、スリランカ、マダガスカル、モロッコ、ギニア、日本…

おまけに性別も 4つと、まぁ盛りだくさんですが、

私は 最初から 特に意識なく、「ただの人」として対話していたかな?

結局は その人の「性格」と付き合うだけであって、

上記の枠組みって、ただのカテゴリーでしかない。

そこに 変なバイアスがかかる人は、ちょっと海外には向いていないかな、と思います。

その④ 多少の不便も楽しめる、卒なく こなせる

これも 海外あるある?

日本のような きめ細かなシステム、サービスは あまり期待できない😂

そこを楽しめるか、あるいは慣れることが出来るか、が必要になってくるし、

「だったら自分で やりましょ」と出来るかが大事になってきます。

修理業者は 希望の日時に来られない、組み立て式のベットを組み立ててもらうだけで良い値段取られる…

だったら 自分でやるわ!

と 何でも こなせる人は強いです。

(特に女性には難しいかもですが、やる時には やるのです!)

後は 知り合いに相談する、頼む、とか 色々お互いに協力するのも

フランスでは 日常茶飯事。

そういう環境に 慣れることが出来るか、も大事になってくるかと思います。

その⑤ 移住する国が好きか どうか

最終的には これが大事なのかな?

「隣の芝生は青く見える」と言いますが、

大体 海外移住の第一歩って、こういうマインドです。

そして しばらくして 色々なことにショックを受けて、

日本の素晴らしい点を再確認する…

それで 「やっぱり日本が良いわ」と思って帰国するか、

「それでも 私は この国が好き」と思えるか どうか。

まさに 「結婚」ですね(笑) (← 未婚者が偉そう🤣)

どの国にも 絶対 欠点はあります。

住まないと分からないだけで、国が抱えている問題、闇は必ずある。

それを 差し引いても 「好き」と言える部分があるのか。

こういう部分がないまま、上辺だけの理由で来られた方が、

いつまでも その国に残る、というケースはあまりありません。

か、四六時中 不満たらたらの生活を送っています。

私も フランスに しばらく住んでみて、もちろん嫌な部分も見てきましたが、

一応 今のところ「離婚」する予定はないです(笑)


以上が 個人的?に思う

海外移住に向いている人、いない人でした🎶

まぁ結局 長期で住んでみないと分からないことも多いし、

移住者の経済状況やステータスによって

海外生活で見える風景って かなり違うので(← これマジ現実!)、

とりあえず 1年くらいのスパン(3ヶ月くらいだと それは ただの観光)で住んでみるのがオススメかなぁ、

と思います。(特に若いうちに チャレンジを!)

今回の記事が 少しでも参考になったのであれば 幸いです☺✨

◎ ちょっと「語っている系」の記事↓↓

フランスでワーキングホリデー!~ワーホリで得たもの、メリット 編~
フランスの職場の良い点と苦労 【日本と どちらが良い?フランスで仕事をして思うこと。】
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投稿者: 青空

パリ在住。 パン職人が本業だが、マルチ・ポテンシャライトとして 現在 奔走中。 2015年に初のフランス1人旅をしてフランスの魅力に取りつかれ、2016年ワーキングホリデービザにて1年滞在。帰国後 再渡仏の為に奮闘、2018年10月に念願の労働ビザを取得しました。