ヨーロッパ文化遺産の日2024 〜昨年のリベンジ成功!Le Monde社 本社見学🎶~

楽しかったバカンスも終わり、

空気も急にひんやりとしてきて、

すっかり秋の雰囲気が漂い始めたパリ。

2024年も 順調?にノエルまで まっしぐら、

ガッツリと「お仕事モード」に戻りつつも…

やっぱり「イベント」大好きなパリジャンたち😁

これからの季節、

様々なイベントが開催されるわけなのですが、

そのトップバッターとも言えるものが

Journées européennes du patrimoine

ヨーロッパ文化遺産の日

このイベントは 1984年に フランスで始まったもので、

毎年 9月の第3週の週末

歴史的建造物 や 文化遺産無料で一般公開されるという、

非常に嬉しいイベントなのです🎶

普段 有料の美術館も この日は無料で入場出来たり、

さらには普段は公開されていないような施設にも足を踏み入れることが出来るので、

9月の声を聞くと、

「今年は どこを見学する?」と、

皆さん 情報収集に余念がありません😁

今回 私が見学に向かったのは、

実は 去年行きたくて、予約が取れなかった

Le Monde の本社!📝

あのフランスを代表する新聞社です✨

本日は こちらのレポートとなります🎶

さっそく行ってみよう!

毎年 争奪戦の新聞社見学。

フランスを代表する大手新聞社 Le Monde 📰

本社は 13区のオステルリッツ駅から

すぐのところにあります。

毎年 ヨーロッパ文化遺産の日に

Le festival du Monde と称し、

本社見学ワークショップなどのイベントを

開催しており、

今年で なんとイベント 10周年を迎えるそうです😊

HP : https://festival.lemonde.fr/

なかでも本社見学は人気イベントの一つで、

毎年毎年 予約開始当日 すぐに満席になるほど😲

今回 運良く予約が出来たのですが、

入力しているそばから希望時間が埋まっていき、

なかなか ヒリヒリする体験でした😂

今年で 創刊80周年を迎えるという Le Monde 。

どんな社内か 楽しみです🎶

記者の日常が垣間見られる?充実の社内見学。

イベント当日、

ワクワクしながら Le Monde へ!

入口から「フェスティバル感」が出ていて

テンション上がる🎶↓↓

屋外では シンポジウムが開かれていたり…↓↓

屋台や ちょっとしたワークショップも出ていて

とても賑やか&なごやか😊


今回の見学はガイドによる

1時間のグループ見学

入口でチケットを見せて

いよいよ 社内へ…!!↓↓

エントランスホールは広く、

アーティストさんが 80周年を記念して製作した

新聞紙による素敵な作品が飾られていました✨

やはり「アートが身近」なところが

さすがフランスって感じ🎨


見学者が全員集まり、ついに見学スタート!

現役 記者の方による、貴重なガイドです🧐

まずは ざっくりと建物の説明↓↓

Le Monde の編集部は 5階、

その他 Huff PostTéléramaCourrier international

などの編集部が建物に入っていました。

あとは一般的な会社と同じように、

経理や人事部など、諸々ありました。

フランスでのオフィスワーク経験は皆無なので、

なんだか とても興味深かったです(笑)


お次は

今回の見学のハイライトの一つでもある、

屋上のテラスへ✨

屋上からの景色は こちら↓↓

いやぁ 良い眺めだ✨

セーヌ川が真下ってのも、

ロマンティックで最高ですね~

テラスには テーブル席がいくつかあり、

緑も植わっていたり↓↓して

社員の憩いの場となっているそうです😌

ここで休憩したら、

そりゃ 良いリフレッシュになりますね🎶


お次は そのまま 中に入って オフィスの見学↓↓ (撮影OK出てます)

仕事するには 最高のロケーションじゃないですか🤩↓↓

向こうに見えるのは リヨン駅。

そしてそして、

一番偉い?(多分 笑)ディレクターのお部屋も!↓↓

日本とは 完全に概念が逆の

「窓際席」でした😂

しかも 間仕切りだけで、

完全なる個室ではありませんでした。

これは社内全体に言えることなのですが、

誰か一人のための個室はなく、

ところどころに 小さい小部屋があり、

必要があれば そこで仕事であったり、打ち合わせをするスタイルを取っている

とのことでした。

ディレクター室のトロフィーとアンティークの時計🕙

さ、どんどん見ていきます。

階を変えて、

こちら Le Monde の編集室↓↓

デスクによって 人格があって面白かったです(笑)

こちらの編集室ではありませんが、

本やメモが床に散らかっているデスクもあり、

めちゃめちゃ面白かった😂

様々な本が平積みになっているデスクが多かったのは、

さすが 新聞社だな、という感じでした。


お次は 朝礼などが行われている会議スペースへ!↓↓

記者気分で 席に着き、

ここで Q&Aタイム。

2020年のアレを機に

メディアの潮流や働き方が変化したなど、

色々な話が聞けました✌

メディアに関しては、

まぁ色々思うところはありますが、

私も発信者の端くれでもあるので、

純粋に情報を届けたいという気持ちには とても共感出来ます。

個人個人は 素敵な志があるのに、

それが大勢になったり、利権が絡むことによって 変な方向に傾く。

でも いずれにせよ、

これからは ますます「個」の活動に価値が出てくる時代になると思います。

そして さらに情報がカオスになることは間違いないです(笑)


長くなりました、

お次は オシャレな社員食堂を覗き見して…↓↓

創業者のデスクと第一号の新聞を拝み、

充実の見学を終えました✨

第一号は 戦中で紙が貴重だったため、
紙 1枚だったとのことです。

数年前から訪れてみたかった Le Monde社、

今回 それが叶い、大満足✨✨

予約の難易度は 高めですが、

興味のある方は ぜひチャレンジしてみて下さい!

Le festival du Monde のニュースレターで

予約開始のお知らせが届きますよ~

ヨーロッパ文化遺産の日 公式HP https://journeesdupatrimoine.culture.gouv.fr

◎ ついでに こちらの お散歩も いかが?↓↓

パリ13区 現代建築さんぽ~斬新!思わず写真に収めたくなる建物たち~

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投稿者: 青空

パリ在住。 パン職人が本業だが、マルチ・ポテンシャライトとして 現在 奔走中。 2015年に初のフランス1人旅をしてフランスの魅力に取りつかれ、2016年ワーキングホリデービザにて1年滞在。帰国後 再渡仏の為に奮闘、2018年10月に念願の労働ビザを取得しました。