さぁ、毎年恒例、
ヨーロッパ文化遺産の日!
先週末に開催され、
多くの人が色々な見学スポットを求めてパリの街を行き交っておりました♪
ヨーロッパ圏に在住の方なら欠かせない
9月のイベント、ヨーロッパ文化遺産の日は、
毎年 9月の第3週の週末に行われる、歴史的建造物 や 文化遺産が無料で一般公開されるという太っ腹な企画で、1984年に フランスで始まりました。
普段は公開されていないような場所にも足を踏み入れることが出来るので、
この日が近づくと、「みんな 今年はどこ行くの~?」と話題にのぼることが多いです(^^)
普段 有料の美術館も この日は無料で入場出来たりするのですが、
どうせなら 行ったことのない、かつ、この日じゃないと入れない見学スポットへ行きたい!
ということで、
今年 見学スポットとして選んだのは こちら↓↓
あの ソルボンヌ大学です✨✨
見学は予約制で、スムーズ&ゆったり
ソルボンヌ大学の見学は 予約制で、大学の専用HPから予約を取ることが出来ます。
日付と見学希望時間を選び、氏名など必要事項を入力して申し込み、その後送られてくるメールに添付されたチケットを見せて入場します。
「予約制」と言っても、同じ時間帯に予約している人は そこそこいるので、
列を作って並ぶことになるのですが、それでも 予約時間の20分くらい前に並んで、すぐに入場することが出来ました。
人数の制限もされているので、見学も そこまで人が多すぎず、快適でした。
当日 予約をしていない見学者も 少数いましたが、そういった人は区切られた入場時間の最後に入れてもらうという形をとっていました。
恐らく予約なしの見学者が多ければ、入場は制限されるでしょう。
ワクワク見学スタート!
セキュリティチェックを抜けて いよいよ見学開始!
初っ端からエントランスホールの迫力に圧倒される(笑)
今回の見学案内図↓結構見どころありそう。
まずは上の階から見ていきます。
荘厳な柱と、大パノラマの絵画は、見応え抜群!
絵画は 文学の歴史と科学の歴史を それぞれ描いたものだそうです。
天井のステンドグラスが美しい。。
続いてはサロンへ。
Le Salon Richelieu
天井まで豪華✨↓↓
Le Grand Salon
なんと煌びやか✨✨
職業高校やアート系の学生が制作した洋服が展示されていて、
それらが さらに華やかさを加えます(*´ω`)
かつては アカデミーの会議室として使われ、
現在は オフィシャルな客人の応接室として使われているそうです。
Salle des Actes
公文書や証書などにサインをするための公式な場。
そこから0階へと降りて廊下を通り、次の部屋へ。
廊下には、かつてのソルボンヌ大学やカルティエの様子を写した写真などが展示されていました。
ウジェーヌ・アジェの写真を見つけて一人テンション上がる(笑)↓↓
Salle des Autorités では、学部ごとに異なるアカデミックガウンが。。
そして その続きにあるのが、
Grand Amphithéâtre !
漂う空気感が すごい…
式典や会議場、コンクールの会場として使われているそうです。
席の反対側にある 巨大な絵画に、みなさん 溜息がこぼれていました↓↓
Grand Amphithéâtre をたっぷり堪能した後は、
「やっぱりソルボンヌ大学と言ったら ここでしょう!」
という あの場所が待っていました…
Cour d’honneur !!
うん、これを見て初めて「ソルボンヌ大学を見学した」と言えます。
中央は礼拝堂になっていて、両脇にパスツールとユゴーの像がどっしりと構えています。うーん、アカデミック。。
中はとても広く、リシュリューの お墓がありました。↓
次に別棟にある Salle Louis Liard と、
大学には欠かせない図書室などを覗いて、
本日の見学は終了!
何かと通り道に使っていて、
「中は どうなっているのだろう…」と
いつも通るたびに思っていたソルボンヌ大学、
まさか、こんな空間が広がっていたとは…!
年に一度の貴重な機会、やはり どこか見学に行かなきゃ損だな…と
改めて今年も実感したのでした(^^)
ヨーロッパ文化遺産の日ソルボンヌ大学公式サイト
https://www.sorbonne.fr/journees-europeennes-patrimoine-2021-sorbonne/
◎2020年は…↓↓
ヨーロッパ文化遺産の日~貴重なスポットを無料で見学!フランス銀行 編~