ステップ③フランス大使館へビザの申請をする
前回の記事に引き続き、就労ビザ取得までの流れを紹介します。今回は最終ステップ、フランス大使館へのビザ申請についてです。
雇用先から めでたく労働許可が降りたという連絡が入ると、フランス大使館にビザの申請へ行きます。
1.申請手続きの予約を入れる
申請手続きは予約制なので、まずは予約をします。フランス大使館のHPに予約受付フォームがあるので、そこから予約します。英語のフォームですが、日本語の説明も載っているので、問題ないかと思います。申請はフランス入国予定日の3カ月前より可能で、少なくとも3週間前までに行うこととなってます。ちなみに私は入国まで2週間切っていて、かなりギリギリでした。。
予約後に送られてくる予約確認メールの添付ファイルは必ず印刷しましょう。
2.申請に必要な書類を集める
フランス大使館のHPに必要書類リストが掲載されていますので、それを元に揃えていきます。
簡単にリストアップしますと、
- 申請書類チェックリスト(HPよりダウンロード)
- 長期ビザ申請書(HPよりダウンロード)
- 証明写真
- パスポート
- ビザ申請料金(99€相当の日本円、窓口で支払いします)
- 労働局の承認を受けた労働許可申請書
- フランスの住所
- 移民局(OFII)提出用フォーム(HPよりダウンロード)
- レターパック510(パスポート返送用)
労働許可申請書は、フランスの方で労働許可が降りましたよという通知書類が、雇用先もしくは弁護士に送られているはずですので、それを送ってもらって下さい。
フランスの住所は、書類で何か証明するものがあればベストですが、大使館に問い合わせたところ、説明が付けば自分で紙に記入したもの(日本語)でOKだそうです。
不安な点とかがあれば、申請前に大使館に問い合わせした方が安心です。問い合わせはメールのみで、電話は受け付けてません。また、HPに「何でもかんでも問い合わせはするな」となってますので、きちんと手続きの説明を読んで、それでも分からなければ問い合わせする、感じで(笑)手続きする方も大変なんだと思います。そこは 相手のことをきちんと理解することが大切だと思います。
話がちょっと逸れましたが、こんな感じです。書類が揃ったら、全部コピーをとっておきましょう。
3.予約の日に大使館へ
ついにいよいよ申請です。南麻布の大使館へ。入口のセキュリティチェックを受けた後に中に入り、自分の名前が呼ばれるまで待ちます。時間も予約時に大体指定しているので、中で並んだりはしません。
名前が呼ばれたら窓口にて手続きです。担当者は 日本人、フランス人両方いて、どちらになるかはその時にならないと分かりません。フランス人の場合、最初にフランス語が話せるか確認されて、話せるなら、ほぼフランス語で手続きが行われます。
といっても、書類を提出して、いくつか質問を受けて、その後 指紋と顔写真をとって申請料金を払うだけです。10分もかからないと思います。最後に申請受領書の氏名と生年月日を確認して、いつ頃にパスポート(ビザ)が届くか伝えられて終わりです。
数日後 ビザが手元に届けば、無事手続き終了です!長いですよね。。。でも これからの海外生活では もっと色々あるわけで…ここでヘロヘロになっては いられないのです(笑)
以上が就労ビザ取得までの流れでした。
そしてフランス入国後に、今度は移民局への手続きが。。こちらは 今度申請に行くので、終わったら 記事に書きたいと思います!