コロナウィルス、パリの状況

いつもは パリ生活の楽しいことをお伝えしていますが、

フランスも いよいよ ただならぬ状況になってきたので、

パリの現状と個人としての感想を書いていきたいと思います。

14日の夜の時点で、感染者数は4,499人、死者91人。

国からの命令で 生活に必要な商店や公共機関以外は すべて閉鎖するようにとお達しが。

レストランとかも、です。

パン屋については開いていますが、やっていることは レストランと同じ(むき出しの食べ物を提供する)なので、ちょっと解せない。。

ですが、パン屋は「食料品」に当たるので営業できるそうです。

とにかく 「必要最低限、外に出るな!」という感じです。

メトロとかも 8割くらいの運転。

まだ 国境封鎖には至っていませんが、時間の問題のような気もします。

もとより、欧州間やアフリカ圏など飛行機が飛んでないところも結構あるので、実質的には かなり移動は制限されている感じです。

この1週間の展開の早さに 私は 「これは ひょっとすると まずいな…」と感じていたので、スーパーの状況を確認しに行きました。

以前から 言われていた通り、パスタ売り場が見事にすっからかん(笑)

「お米は大丈夫だろう」と思っていましたが、お米も残りわずかといった感じ。

日本で騒がれている トイレットペーパーや紙製品は、特に変化はありませんでした。

あとは 保存のきく 缶詰めや瓶詰め類が多少減ってたかな?

まぁ職業柄、食べるものには困りませんが。。

そんな感じです。


この状況には 「やっぱりね。。」という感じでした。

コロナがアジアで流行り出してから、これがフランスに来れば 日本どころじゃないだろうと、ずっと思ってました。

それは「衛生観念」の違いです。

もちろん すべてのフランス人に当てはまることではないのですが、フランスに住んでいる方なら納得されるかと思います。

そして 今も「現状をきちんと認識していない」人がいるのは 事実。

日本みたいに ビビりすぎ、騒ぎすぎ も 考えものですが、フランスみたいに「気にしなすぎ」もね。。(時として楽観主義すぎるので)

とにかく 一人ひとりが意識しなければ 終息までには かなり時間がかかると思います。

健康被害も そうですが、経済的ダメージまで 自覚している人がどれだけいるのか。。。

感染防止に努めないことが、将来的に自分たちの首を締めることになる、ということに気づく人が どれだけいるか。、

まぁ、予防しながら、今後のフランスの転び方を冷静に見守っていきたいと思います(笑)

今後 しばらくは

フランスでの「日常生活」についての記事をメインにUPできたらと考えておりますので、

よろしくお願い致します!m(_ _)m

◎そして、その後。↓↓

パリでロックダウンを1ヶ月過ごしてみて
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投稿者: 青空

パリ在住。 パン職人が本業だが、マルチ・ポテンシャライトとして 現在 奔走中。 2015年に初のフランス1人旅をしてフランスの魅力に取りつかれ、2016年ワーキングホリデービザにて1年滞在。帰国後 再渡仏の為に奮闘、2018年10月に念願の労働ビザを取得しました。