フランス、特にパリ?に住んでいると、
蚤の市やブロカントは、
とても日常に溶け込んでいて、
常設?の蚤の市は もちろんのこと、
毎週どこかしらで Vide grenier(ガレージセール)などが行われています😊
定期的に行きたくなる蚤の市で、
年1,2回のペースで訪れているのですが、
ブログのネタ的には十分で(笑)、
「なんか 新鮮な気分になれる市に行きたいなぁ…」ということで、
今回は こちらに行ってまいりました🎶↓↓
Le Marché du livre ancien et d’occasion
パリ15区 Georges Brassens 公園内で開催されている、
古本市📚です😄
パリの文化遺産。毎週末に開催される古本市。
1987年から始まった、こちらの古本市は、
パリ15区 Georges Brassens 公園内で
毎週土日に開催されています。
読書家や 古本マニアには外せないスポットで、
パリの文化遺産としても大切にされています。
一般的な 小説、アート本などに とどまらず、
BD(フランスのマンガ)や、原稿、ポスター、レコード、
さらには 銀塩写真など、なかなか多様性のある内容だそうで、
毎週 50くらいの商店がこの公園に集結するそうです😊
定期的にイベントも開催しており、
講演会や展覧会、
スペクタクルや音楽などを楽しむことも✨
一度訪れたことがあるのですが、
パリに来て間もない頃で、
連れと一緒に なんとなくしか見れていなかったので、
今回は ガッツリと見てきました!
さっさく いってみよう🎵
さまざまな書籍と戯れる静かな ひととき。
日曜の昼下がり、
Porte de Vanves 駅 から
ぷらぷら歩くこと10分。
昔見た、あの大きな屋根付きのスペースが見えてきた。
結構 広い空間に、
たくさんの古本が並ぶ光景は 壮観!↓↓
表紙を見るだけでも ワクワク🎵
日本に関する書籍を取り扱う古書店も結構あり、
こちらは 第二次世界大戦の日本の軍艦を紹介したもの↓↓
こんなの、普通の書店では なかなか遭遇しないし、
あっても ページを捲ることはないかも。
好奇心のまま、目を通していきます。
海外の本の好きなところは、
日本とは違う、装丁のオシャレさ✨
ランダムに置くだけでも、お部屋のインテリアとして◎😊↓↓
先ほどの説明の通り、
こちらの古本市では
本当に多種多様な本を拝むことが出来ます。
定番の文庫本は、
1冊 2€くらいからが相場でした↓↓
アート本や↓↓
レシピ本↓↓
絵本やマンガも😄↓↓
年代は 現代の物から、ちょっと懐かしいもの、
さらには プレミアがつきそうなものまで、
色々混じっているので、見応えバツグン(^^)
重厚な雰囲気を醸し出す こちらは、
ジュール・ベルヌの本✨↓↓
こういった ザ・アンティークな書籍が手に入るのも、
古本市の魅力の一つですよね。。↓↓
これは…!
これは きっと貴重なもののはず…!↓↓
その他、レコードや、
今の時代すでに オワコンになりつつあるDVDとかもありました↓↓
それにしても、
DVDの活躍期間の短さを通して、
テクノロジーの異常な発達速度を
改めて感じるのは 私だけ…?
本と本の間を渡り歩き、
蝶のように
気になる本にとどまって、
しばし時間を費やす。
すると、ここで
ある興味深い本に目が留まる。
それは…
「安政の大地震の鯰絵」というもの。
(去年か、ちょっと前あたりから
身の回りで引き寄せ?シンクロニシティ?
が多すぎて びっくりしている)
時期が時期だけに気になって手に取ったら、
店主の1人が日本人の女性だったので、
色々と説明をしていただきました。
鯰を「地震の原因」ととらえ、
それを神や民衆が退治する様子を描いたもので、
当時の信仰観念や生活の様子を知ることが出来て、
とても貴重な体験となりました😊
それにしても、
本当に日本って不思議な国だなぁ。。
(深い意味で)
さてさて、そぞろ歩きに戻ります。
ここからは 私が ときめいたものたちを
ちょこっと ご紹介。
こちらは、ルイス・キャロルが
彼の「小さな友達」に向けて書いた手紙と、
友達たちの写真集↓↓
装丁からして素敵すぎる😍
目力のある女性が印象的な こちらは、
モノクロの写真集↓↓
大変 得るものが多かった✨
書籍以外にも ときめきポイントはあります🎶
ポスター類は、見ていて本当に楽しい。↓↓
特にフランスの「社会科」の勉強が出来るやつに興味津々!↓↓
これは テッパンですよねぇ。。🧀↓↓
他にもロマンティックな古写真や…↓↓
「手作り感」のある装丁が美しい本などを眺めて↓↓、
楽しい古本市めぐりを終えたのでした。
数年ぶりに行った古本市でしたが、
やっぱり あの雰囲気は 最高(*´ω`)
本好きや 本屋が醸し出す、
物静かだけれど、
心の中は 好奇心で賑やかな感じ。
とても満たされた気分になりました✨
ヴァンヴの蚤の市からも 行けなくない距離なので、
古本に興味がある人は
ハシゴするのも良いかも!
Le Marché du livre ancien et d’occasion
Adresse : 104 Rue Brancion 75015 Paris
George Brassens 公園内
最寄駅 : メトロ Porte de Vanves 駅より 徒歩10分
開催日・時間 : 土曜・日曜 9:00-18:00
HP : https://marchedulivre.paris
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