【パリ郊外】Villejuif カメラ散歩 ~あなたは YES or NO? 異質な巨大建造物を写真に収めに。~

写真撮りの話題あるある、

「冬場は 写活(写真活動)が控えめになりがち」

もちろん どんな状況でも被写体に変えるのが

理想なのですが、

個人的には お花を撮るのが 一番好きなのと、

冬 特有のイルミや夜景は すぐに飽きてしまう(笑)のと、

後は パリの寒さに長時間 耐えられるだけの身体能力を持ち合わせていないのと。。

と、まぁ そんな感じで

なかなか自由に活動できなくて、

ちょっと フラストレーションが溜まる時季なのでございます😑

(早く 春よ…!)

そんな季節に入る前、

所属している写真クラブで 訪れたクレテイユ。↓↓

【パリ郊外】Créteil クレテイユ カメラ散歩~アートな現代建築の世界へ~

これを機に パリ郊外には なかなか面白い建物があることを知り、

建築物を撮ることにも 興味をもつことが出来たのでした🎶

そして ある日、クラブの会合で、

これも まぁ前回の建物と並ぶくらい?、

へんてこなものがあるという情報を入手したので、

「面白そうだから行ってみよう!」と、

寒風 吹き荒れる年末に

ふらふら出掛けてみたのでした。。

(↑私 自身も へんてこなのは自覚しております🤣)

ここからは しょうもない散歩ブログです。

ご興味のある方だけ お付き合い下さい(笑)

郊外の小さな駅から お散歩スタート。

今回 訪れたのは、

Villejuif という パリの南にある街。

こちらもクレテイユと同じく、

再開発が進んだ街で、

現在も 建設中のエリアが 色々とあります。

目的地に一番近い、

メトロ 7号線 Villejuif – Louis Aragon駅で下車。

新しい道路と、なんとなく殺風景な街並み。

ここから歩いて 20分先の、

Jardin Jane et Paulette Nardalへ。

古い建物と、比較的新しいアパルトマンが混在する道を行きます。

うーん、郊外の何とも言えない雰囲気。


そして 何もない住宅街に飽きてきて(笑)、

「そろそろかなぁ?」と思い始めた頃、

ようやく「目的」の建物が…↓↓

と、全景をお見せする前に、

Jardin Jane et Paulette Nardal という

寂しい雰囲気の緑地から、

その噂の建物を近距離で眺めることに↓↓

愛称は「シャンパングラス」?インパクト大の給水塔。

お待たせしました、いよいよ至近距離で

目的の建造物へ…!↓↓

でかっっっ!

写真だと分かりづらいのですが、

なんと高さは33m!

シャンパンのフルートグラスに似ていることから、

Les flûtes と呼ばれており、

9つの給水塔から成り立っております。

建築家 Jacques CHARRON が設計し、1993年に建設、

8つのコミューン、 9 000 ㎥分の水を貯蔵できるそうです😶

その独特のフォルムに興奮!(←変人)

夢中になって 色々な構図を探しながら

面白い写真を撮っていきます。

近未来感。

そして あらかた撮り終えて、

大本命!の全景を眺められるエリアへと移動することに。

その全景が。。↓↓

いやぁ、異質すぎる(笑)!

こんなのが 近所に出来る、ってなったら

賛否両論ありそうだ。。

そして 手前にあるグリーンの部分は、

2015年に出来た R7 という貯水槽で、

なんと 50 000 ㎥の水を貯めることが出来るのだとか😵‍💫

こんなに大量の水が1カ所に集まっているなんて、

考えてみると変な感じ。


ちなみに こちらの眺めを拝める場所は、

ショッピングモールかと勘違いした、

巨大病院の駐車場です(笑)↓↓

こちらもデカすぎ!

普通に全景を撮っても 面白くないので、

なんか一捻り欲しいと思い、考える。

リフレクションで使えそうな水溜りは ないし…↓↓

と、ここで ある「裏ワザ」を思い出し、

なかなか不思議な写真を撮ることに成功!

出来上がりの写真は…

コンクール用に取っておくので、

ここでの公開は保留です(笑)

他の撮影スポットを探しに。

若干 変人に見られながらも🤣、

満足のいく写真を手に入れ、

ふらふら散歩がてら 来た道を戻ることに。

気になる こちらは

メトロの新駅の工事現場↓↓

完成予想図をネットで見てみましたが、

こちらも近未来的で面白い建物になりそう🎶


次に訪れたのは、

建物の色が目立ち過ぎ!の

こちらのアパルトマン↓↓

あなたは どピンクのアパルトマンに

住みたいですか…?

手前には消防士?の墓地が広がっていたので、

墓地も散歩することに。

私が日本人だからかもしれませんが、

海外の お墓って エモく感じるのは私だけ?

こちらの お墓は かなり お花や飾りが多く、

それが西日に照らされて、

なんともいえない情緒がありました。

年末の寂しさと相まって、

へんてこな建物を見に来ただけだったのに、

妙に「死生観」を考えさせられることに。

今ある命に 感謝しないとですね…🙏


最後は しみじみとしてしまいましたが、

なかなか撮れ高があって、

良いカメラ散歩になりました😊📸

私のような もの好きは

あまりいないかもしれませんが(笑)、

気になる方は、何かの「ついで」に行ってみて下さい😂

次は 見どころ満載?の あの街へ…

次回も 乞う?ご期待!

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投稿者: 青空

パリ在住。 パン職人が本業だが、マルチ・ポテンシャライトとして 現在 奔走中。 2015年に初のフランス1人旅をしてフランスの魅力に取りつかれ、2016年ワーキングホリデービザにて1年滞在。帰国後 再渡仏の為に奮闘、2018年10月に念願の労働ビザを取得しました。