【パリ近郊】Le musée Albert-Kahn の美しい庭園に癒され、遠い世界に思いを馳せる。

昨今の海外の人々の日本への熱視線は、

それはそれは すごいことになっておりますが、

それよりも昔から 憧れの まなざしを注いでいるのが、

ここ フランスの人々。(もちろん個人差アリ笑)

中でも 「日本好き」のパリジャンの間で知られているのが、

パリの西、Boulogne-Billancourt にある

こちらの美術館↓↓

Le musée Albert-Kahn

こちらにある日本庭園🗾が

なかなか美しいらしく、

知り合いのフランス人たちからも、

「一度は 行ってみると良いよ!」

と言われていたスポットなのでした。。

そして 先日、

ちょうど 「行ってみよう」というタイミングがあったので、

満を持して?訪問してきました!

果たして そのポテンシャルは いかに…?!

その美しい庭園で有名な、ブーローニュの森に近い美術館。

Le musée Albert-Kahn は、

パリの西 Boulogne-Billancourt にある美術館。

2015年に歴史的建造物にも登録され、

5年の工事期間を経て、2022年の4月に再オープンしました。

展示は 写真・映像作品がメインで、

銀行家で慈善家の Albert-Kahn 氏 や その他の写真家が、

仕事の際に世界中の旅先で切り取った

様々な風景を

たっぷりと鑑賞することが出来ます📸

そして こちらで有名なのが

4ヘクタールという広大な土地に広がる

美しい庭園🌳✨

特に朱い太鼓橋が印象的な日本庭園は、

日本やアジアに関心が深かった Albert-Kahn 氏が夢に見たもので、

こちらの美術館のシンボルでもあります⛩

さらに 新しく出来たメインミュージアムの建物(写真上)は、

日本の建築家 隈研吾のデザインによるものだそうで、

たくさんの見どころがある美術館です🎶😊

ノスタルジーと旅へのロマンを感じさせる写真たち。

さて、さっそく館内を見学🎵

まず エントランスを抜けて 見えてきたのは、

膨大な量の写真たち↓↓

どれも興味深く、

一つひとつ見ていたら、時間が足りないくらい!

撮影した年代が年代なので、

とてもノスタルジーを感じさせる写真たちが多い。

そして そのワールドワイドな写真たちに、

地球の文化の多様性を ひしひしと感じさせられました😌

本当に「世界」って面白い。

まだまだ 知らない色々な世界に、

もっと もっと飛び込んでみたいなぁ…

と、夢を抱かせてくれました。。

それぞれの季節を楽しめるように。計算された美しい庭園。

2階(フランスの1階)部分の企画展を見た後は、

本日の個人的?本命!、

敷地内の庭園を めぐっていきます😊

地図は こんな感じ↓↓

圧倒的に庭園部分が多い(笑)

先ほど見たメインミュージアムの他にも、

ところどころに展示の建物があります。

ちなみに 日本庭園は、

左下の ⑦です🎶


ミュージアムから外に出た瞬間、

小鳥の さえずりに癒される。。

あちこちに 可憐な花が咲いていて素敵✨↓↓

何はともあれ、日本庭園へGO!

日本家屋があったり…↓↓

造形も なかなか良いんじゃない?(←上から目線 笑)

なんだか これは

ありそうな、なさそうな…↓↓

でも 面白い。

そして 日本庭園のシンボル、

太鼓橋のある風景は…↓↓

良いじゃなーい🤩✨✨

庭園の名脇役、鯉も もちろん!↓↓

「全部乗せの欲張りセット」みたいな感じは

なくはないけれど(笑)、

ここまで 上手く色々なものを入れたのは

まさに「お見事!」の 一言。

見学者が のぼったり、降りたり、

起伏がある形状にしているのも良いし、

出来るだけ長い期間、

彩のある風景を楽しめるように植物を選んでいる所もポイント高い✨

(季節の花カレンダーがありました→https://albert-kahn.hauts-de-seine.fr/les-collections/presentation/jardin/le-calendrier-des-floraisons)

訪問した時は 椿と↓↓

散り始めていたけれど、桜、

咲き始めの ツツジがあったりと、

なかなか贅沢な風景✨

秋が楽しみな もみじ↓↓

清々しい気持ちになれる竹などもあり↓、

満足度が高かったです😊

訪れている方は、

老若男女問わず、と言った感じで、

アジア人や日本人の お客さんも なかなか多い!

あとは 日本に興味津々な若者たちも結構いて、

ガッツリ庭園を満喫している所を見ていると、

なんだか とても嬉しい気持ちになりました🥰


日本庭園を出て、次の展示へ。

日本に滞在した Roger Dumas 氏の様子や

当時の日本人の写真は、

非常に吸い寄せられるものがありました↓↓

こちらは モンゴルの人々の写真↓↓

お次は インド↓↓

旅行欲が 爆発しそう。。(笑)

そして 当時の撮影機材と現像機材一式↓↓

これを持って世界を旅していたと考えると…

こちらに収められている写真が いかに貴重で、

ありがたいものかが分かりますよねぇ。。

文明の進化は素晴らしいけれど、

当時の機材でしか 切り取れない、

「見えないもの」もある気がします🧐


建物を出ると、

そこはフランス式庭園。

今は 殺風景ですが(笑)、

5月、6月頃になるとバラの季節になります🌹

「一番乗り」で咲いていた お花たちは

可愛らしかったです💕↓↓

お次に向かった展示は…↓↓

オートクロームに関する資料をオシャレに展示した お部屋!↓↓

オートクロームとは、

現在のカラーネガフィルムが販売される前に使われていたもので、

こちらが所蔵するコレクションは、

世界的にも貴重なものなのだとか✨

とにかく好奇心をくすぐられるものが多く、

ついつい長居してしまいそうな展示でした😁


まだまだ続きます。

お次は 森エリアをお散歩。

落ち着きますなぁ。。

紫陽花まで 植えてある!↓↓

来訪者を飽きさせませんねぇ😯


終盤に訪れたのは、

こちらも美しいデザインで 気になっていた温室↓↓

真っ白いレースをあしらったかのような空間は、

じつに優雅(*´ω`)

インスタ映え バッチリですね✨↓↓


その後も 様々な展示を見て、

ミュージアムショップも さらっとチェック↓↓

展示されている写真や庭園を扱ったアイテムたちは、

どれも美しく印象的✨

飾るだけでも 様になるようなものが多かったです😊

一度は 行ってみたいと思っていたミュージアム、

展示作品も庭園も、

予想以上に見応えがあって、

オススメの美術館の一つになりました✨

長期滞在の方には、

ぜひ行ってみて欲しい美術館です😊

茶道体験🍵とかも定期的に行っているみたいですよ~

Le musée Albert-Kahn

Adresse : 2 Rue du Port 92100 Boulogne-Billancourt

最寄駅 : メトロ10号線 Boulogne Pont de Saint-Cloud 駅

営業時間 : 10月〜3月 11:00-18:00、4月〜9月 11:00-19:00

定休日 : 月曜日、1/1-1/15、5/1、12/25

入場料 : 8€

HP : https://albert-kahn.hauts-de-seine.fr/

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投稿者: 青空

パリ在住。 パン職人が本業だが、マルチ・ポテンシャライトとして 現在 奔走中。 2015年に初のフランス1人旅をしてフランスの魅力に取りつかれ、2016年ワーキングホリデービザにて1年滞在。帰国後 再渡仏の為に奮闘、2018年10月に念願の労働ビザを取得しました。