パリでロックダウンを1ヶ月過ごしてみて

「もう」1ヶ月なんだか、「まだ」1ヶ月なんだか、フランスは本日17日で ロックダウンしてから1ヶ月となります。

フランスのこれからとパリの現状。

先日 大統領演説があり、ロックダウンは5/11まで延長される旨が発表されました。

状況が良ければ、この日を境に少しずつ経済活動を再開させていくそうです。

ただし、レストランや文化施設など、人が集まる空間に関しては、7月中旬まで閉鎖とのこと。結構長いですね。。でも 今までの努力を水の泡にしない為にも、慎重にならざるを得ません。

また、すべての希望者がウィルス検査を受けられるようにしたり、マスクを配布して着用を義務化するようにしたりする予定で、5/11までに さらに体制を整える為に色々と準備を進めていくそうです。

パリの現状は、ロックダウン生活も みんな板に付いてきてる様子。

みんな各々工夫を凝らして生活しています。

その一つとして、今 パリのスーパーには 小麦粉がないという現象が起きています。なぜかというと、みんなが おうちで手作りを楽しんでいるから(笑)(か、ウィルスが怖くて手作りしているのか…)

商魂たくましい 職場の責任者は、すぐに 1kg単位で小麦粉を売り始め、これが なかなか売れています(^^)

ただ、どうしても「食」に楽しみを見いだしがちで、お腹の お肉が気になっている人も多く。。

職場の同僚同士でも よく話題になっております…(^^;

ここ最近は、パリもようやく春めいてきて、お天気も良いので、「運動」名目で 外出する人が続出。(自宅から半径1km以内で、個人での1時間の運動はok)

したがって パリ市は、10:00-19:00の運動を禁止しました(笑)

パリの冬は寒くて、どんよりなので、どうしても 外に出たくなる気持ちは、私もすご~く分かります。。

フランスのロックダウンは、日本と違って「命令」なので、外出時には「外出許可証」と身分証明書の携行が絶対

違反すると 結構イタイ罰金が。

そのため ポリスが街をパトロールしているのですが、これは地域によりますね。。

私の住んでる地域では 1度も見たことはないです。(平和な住宅街だからかな?)

よって コントロールも1度も受けたことはないのですが、いつ出会うか分からないのでちょっとドキドキです。(悪いことはしてませんが)

私 自身の生活について。

まずは仕事に関して。

パン屋は生活必需品の為、営業する権利があるので 営業していますが、もちろん 外出制限中なので、お客さんは減り、営業時間も短縮、仕事量が減るので 従業員は1週間置きに1週間ずつ休みをとっています。(これは お店によって対策が違うと思います)

肝心な お給料ですが、うちの店の場合、部分的失業制度を使って 国が不足分をカバーしてくれます。

100%では ないのですが、通常の8割くらいは収入があるので、生活の心配はそこまでないです。

レストランやホテル業界など、まったく収入がなくなった方たちにも 8割程度は収入が保障されます。

これに関しては、日本の給付金や休業補償問題を見ていると、「日本も どうにかならんのかねぇ…」と残念な気持ちでいっぱいです。

次に身の回りの 買い物について。

スーパーへの買い物は 休みの週にするようにしています。

なぜなら、仕事帰りの時間帯は スーパーが混み始める時間帯。

ロックダウン前なら 全く問題ないんです。

ただし 今の状況下では、買い出しができる 安くて品揃えのあるスーパーは 十中八九 入場制限があるので、昼過ぎ以降に買い物するとなると、入場するまでに数十分待つのは ざら。

同僚も 「仕事でくたくたになってるのに、あの行列に並ぶ気にはなれないわ。。」と言っておりました。

だから お休みの日に朝イチで買い物に出掛けています。

後は おうちでの過ごし方。

時間は たっぷりあるので大掃除をしたり、料理に凝ってみたり、フランス語を勉強したり、動画を見たり、趣味に時間を割いてみたり。。

朝10:00前なら運動も出来るので 近所を散歩したりもします。

ただ やっぱり暇になる。

自分としては 変化に強い方ですし、どんな時でも それなりに楽しいことを見つけられる方ですが、それでも 暇だな。。と思う時があります。

私は まだ恵まれている方で 定期的に仕事に行けるので、丁度良い「暇潰し」になってますが(笑)、

まったく 仕事を絶たれた業種の方など、性格によっては この1ヶ月が地獄だった方も いらっしゃるかもしれません。。

自分の精神面としては、絶望に打ちひしがれるとか、そういうのはまったくないです。

ロックダウンになることは、他の国やフランスの状況を見てあらかじめ覚悟は出来てましたし、基本 楽天的なので(だからフランスで生きていけてる)

まぁ 行動の制限があるので、たまに憂鬱にもなりますが。慣れですかね。

ただ、ウィルスへの恐怖に関しては「ない」と言ったら ウソになります。

まぁ 死ぬ確率は極めて低いですが、パリは感染者がかなり多い地域。

「重症化したら それまでだ」と腹を括りつつも、「海外で一人で死ぬのは絶対嫌!」と思ったりもしてます。人間って複雑ですね。、

まぁ、ポジティブに考えると、

これを機に さらにサバイバル能力が 上がりそうな気がしてなりません(笑)

私のスタンスは、

「不便はあるけど、慣れればなんてことない。まぁ どうにかなるでしょう!」です。

確かに「第3次世界大戦」だとも比喩されていますが、食べていけているし(今のところだけどね笑)、オンラインでの娯楽もある。

かつての戦時中よりは よっぽど恵まれているはずです。

とりあえず 今 生きていることに感謝しつつ、収束の その時まで 穏やかに待ちたいと思います。。

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投稿者: 青空

パリ在住のブランジェ。 2015年に初のフランス1人旅をしてフランスの魅力に取りつかれ、2016年ワーキングホリデービザにて1年滞在。帰国後 再渡仏の為に奮闘、2018年10月に念願の労働ビザを取得し、現在に至ります。

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