毎年 急流のように時は流れ、
今年もノエルまで あとわずか。
つい このあいだ年明けしたような感覚で、
「すぐに歳を取るね…」と、
そんなことを職場で話しておりました(笑)
パリの冬は どんよりで、
いつまでたってもあまり好きにはなれませんが、
そんなパリの空を吹き飛ばすかのように、
この時季のパリの街は
鮮やかなイルミネーションやショーウィンドーのディスプレイに彩られます
中でも毎年 楽しみにしているのは、
デパートのクリスマスツリーとショーウィンドー
パリを代表する様々な百貨店が
ノエル仕様のディスプレイに様変わりし、
それを眺めに行くのが、
パリジャン(観光の方も!)の冬の風物詩なのです
今年もギャラリー・ラファイエットとプランタン の装飾の様子をお届け!
一体 どんな世界が広がっているのでしょうか…?
色使いと透明感が印象的なギャラリー・ラファイエットのディスプレイ
まずは とにもかくにも、
「ノエルのデパート巡り」で先に制しておきたい
ギャラリー・ラファイエットへ 直行!
11時前に訪れたのですが、
今年は昨年にも増して観光客が多く、
すでに賑やか
そして いよいよ、
今年のツリーと ご対面……!
↓
↓
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カラフル&キラキラだぁ
白い電飾部分がオパールの輝き
オーナメントの しずく?の透明感も相まって
非常に魅力的です
昨年が 落ち着いた色使いだったので、
今回は まったく対照的で新鮮味がありますね
今年のディスプレイのデザインは、
Charles de Vilmorin という
96年生まれ(若い!)のフランスのスタイリスト&クチュリエが手掛けたそうです。
ツリーは「祖父母の家でのノエルの思い出」から着想を得たのだとか。
さて、続いては ショーウィンドー



うーん、華やか
ショーウィンドーのテーマは、
「少女と魔法の絵筆」だそうで、
Charles de Vilmorin が創り上げた登場人物たちの叙事詩を舞台化しているとのこと



なかなかパンチがあって、
今まで 見たディスプレイの中でも、
長く印象に残る感じ。
しかしながら
個人的に「好みが分かれそうだな…」とは思いました


ギャラリー・ラファイエット ディスプレイ HP : https://haussmann.galerieslafayette.com/sapin-vitrines-noel/
メルヘンが大渋滞!のプランタンのディスプレイ
ラファイエットのディスプレイを存分に楽しんだ後は、
こちらも マストのプランタンへ!
まずは
外のショーウィンドーから見ていきましょう↓↓



か、可愛すぎる
今年のプランタンのテーマは、
Noël en papier で、
ペーパーアーティスト Mathilde Nivet の美しいペーパークラフトが並びます


もう、メルヘン過ぎて。。
そして、毎年の もう一つの楽しみ、
ちびっ子たちも可愛すぎて…


終始デレデレ、
さらにはカメラ2台持ちで写真を撮りまくる甚だ怪しい日本人女(←私)
販売されている商品よりも、ペーパークラフトが主役のディスプレイだったので、
子供たちのウケは断然 プランタン!、って感じでした。
ラファイエットには 子供用の見学台はなかったけれど、
プランタンには 今年も きちんと設置されていたし。

さてさて、
見どころは 中にも まだまだ ございます
メンズ館とレディース館を繋ぐ廊下が
まず第一の見どころポイント!↓↓

Mathilde Nivet のペーパークラフトが実際に展示されています
その 夢溢れる世界観に、
思わず じっくりと見入ってしまいました


そして もう一つ見逃せないのが、
レディース館6階の丸天井スペースにあるツリー↓↓

ブログ用に 状況が分かるように撮っておりますが、
ここで かなり映え写真が撮れるので
めちゃくちゃ おススメです!
しかも皆さん ラファイエットに気を取られがちで
ここまで 来る人が少ないので、結構 穴場です(笑)
スマホ、フィルム、デジタル、さらには動画と
大忙しの撮影でしたが(笑)、
結構 収穫があって大満足
毎年 この時季に
ここを訪れると思うのですが、
本当に こちらに来て、パリで生活させて頂けていることが ありがたい
いや、ありがたいと 思わないとなぁ…
と背筋が伸びる思いになります。
「初心忘るべからず」
謙虚に、
でも やりたいことを思い切りやっていきたいなぁ。。と思うのでした

◎去年のツリーも もちろん◎↓↓
パリ、 ノエルの風物詩 ギャラリー・ラファイエットとプランタンのツリー&ショーウィンドー2022