ここのところ 色々なイベントへ出掛けている9月ですが、
つい先週の休日、相棒から
「招待状もらったから行かない?」ということで、
またしても イベントへと足を運んできました。
(ぼちぼち「イベント系」は お腹一杯なのだが…笑)
そのイベントが Grand Palais Ephémère グラン・パレ・エフェメール(仮設のグラン・パレ)で行われた
こちら↓↓
Salon International du Livre rare & des Experts en Objets d’art です✨
収集家やファンには たまらない、レア本やオブジェなどが一堂に集まるイベント
Salon International du Livre rare & des Experts en Objets d’art は、
貴重な古書やオブジェ、絵画などが展示される国際サロン。
出展者数は約200と かなりのボリュームで、
本屋部門では、国際古書連盟やフランスの古書・新書 書店協会などに加盟している お店が出展しているそうです。
大衆的な、読まなくなった本が売られている「古本屋」ではなく、
もっと「アンティーク」とか、「お宝」に近いものを売っているお店ですね(^^)
古書やオブジェの他にも、
漫画の原画展示や 書籍に関するデモンストレーションなども行われていて、
収集家のみならず、一般の方にとっても興味深い文化的なイベントになっています。
落ち着いた雰囲気のサロン会場。
初めて見る グラン・パレ・エフェメールに ちょっとテンション上がりながら、
いざ会場内へ!
展示内容が内容だけに、収集家やアダルト層の来場者が多く、落ち着いた雰囲気。
↓↓のように各出展者がブースを作って出展しています。
雰囲気が雰囲気だったので、あまり写真は撮らなかったのですが(笑)、
重厚な装丁の、見るからに価値がありそうな本や、
↓のような著名人の手紙など、貴重な品がたくさん✨
普段は、こういった品とは無縁の生活をしているので(笑)、
見ていて面白いです。
ジュール・ヴェルヌの本を大々的に展示していた お店があったのですが、
すべての装丁が煌びやかで、それはただの「本」を越えて、「宝石」のようでした。
本は「内容で なんぼ」の世界ですが、
やっぱり装丁が美しいと、その本に対する思い入れも より強くなりますよね…
「物質的価値」に かなり重きを置いた昔の時代ならではだなぁ…とも思ったり、
色々な発見がありました。
その他には、
日本のものを取り扱う出展者や、
漫画の原画コーナー、
セーヌ川の風景の一部でもある、ブキニスト(古本商)の写真展示。
デモンストレーションでは、本の側面に金箔を貼る技術の紹介や、
↓のように活版印刷の説明とかがありました。
さらには、漫画家のサインイベントなども行われていて、見応えたっぷりの会場でした♪
オブジェや絵画の出展は、全体の2割ほどでしたが、
こちらはギャラリーって感じ。普通に目の保養になりました(*´ω`)↓↓
誘われるがままに付いて行ったサロンでしたが、
なかなか有意義な時間を過ごせました♪
本格的なアンティークの お店って、
なんとなく敷居が高い感じがして 普段なかなか足を踏み入れることが出来ないのですが、
こういったサロン形式だと 色々な お店を気軽に覗くことが出来るので、
とても良い経験になりました✨
毎年開催されているみたいなので、
機会がある方は、ぜひ来年足を運んでみて下さい(^^)
Salon International du Livre rare & des Experts en Objets d’art HP
https://salondulivrerare.paris/
◎アンティーク好きなら。。↓↓
マレ地区 Le Village Saint-Paul で 静かな午後を。