パリ観光マストの美術館✨オルセー美術館

今月の日曜美術館訪問は、いよいよ こちら↓↓

オルセー美術館 Musée d’Orsay に行って参りました!

パリの美術館と言えば…

オルセー美術館といえば、ルーヴルと並ぶパリ有名美術館の一つ。年間の来場者数は 約200万人にも のぼります。

アートに詳しくない方でも、「名前だけは聞いたことがある」って方、 たくさん いらっしゃるのではないでしょうか?

こちらの オルセー美術館には、1848年から1914年までの、フランスおよびヨーロッパ、アメリカの美術作品が展示されており、

特に 印象派・ポスト印象派の豊富なコレクションで有名。(所蔵数は 世界一らしい!)

モネ、ルノワール、ドガ、セザンヌ、ロダン、ゴーギャン、ゴッホ、ルドン、モロー…などなど、

たくさんの著名な作品を鑑賞することができます✨

ルーヴルもパリで必須の観光スポットですが、オルセーの方が「見たことある」作品がたくさんあって、親しみやすいと思います。展示数も 1日で見れる範囲なので オススメです。


オルセーへの訪問は、実は 今回で3度目。

作品は 既に鑑賞してますが、今年になって展示レイアウトが一新されたのと、魅力的な企画展が開催されているので、

今月の訪問美術館に選んだ次第です♪

もくじ

オルセー訪問スタート!

当日は 朝イチで訪問予定だったのですが、前日の疲れが響いて寝坊(笑)、美術館に着いたのが10時過ぎ。。

その後 極寒の中 1時間くらい行列に並び、ようやく入場できました。

やはりオルセーやルーヴルとなると、無料の日の行列はすごいです(たとえ 凍える寒さでも)

寝坊には 気をつけましょう(笑)


さて、

セキュリティチェックを終え、ようやく中へ。

エントランスを抜けて まず飛び込んで来るのが、こちらの素敵な空間。

オルセー美術館は 1900年にパリ万博の際に建設された駅舎を改装して建てられたそうで、駅舎の雰囲気を見事に活かした空間は、他の美術館とは 一味違った良い個性✨

名物の大時計。
駅の名残を感じます。。

0階の中央には、美しい彫刻群あります↓

この両脇に展示室が広がっている感じです。

常設展は 大体見ているので、

今回は まず企画展の会場へ直行しました。

Degas à l’Opéra

今回の目玉の企画展が こちら↓

「ドガ オペラ展」 です。

彼の創作活動のテーマの一つであ る、オペラを題材にした絵画を ぎゅっと集めた絵画展です。

この絵 好き!

バレエダンサーや演奏家などを描いた数々の名作に出会える他、

貴重な名画の習作や ダンサーを写した写真のネガなども見ることができます。

水彩で描かれた習作
習作だけど、飾りたいくらい素敵

その他、以前 常設展で展示されていた オペラ座の模型や、舞台セットの模型なども 一緒に展示されていました。

オペラ座の内部模型

企画展は 美術館 館内の一部分での展示ですが、この企画展は 作品数が多くて、とても充実したものでした✨

これは 寒い中並んだ甲斐があった(^^)

展示室は 大盛況!
熱気がすごかったです。

この後は、常設展を一通り見ていくことにします。

常設展 0階と2階

たーくさん作品があるので、

こちらでは どんな作品があるのか、私の気に入った作品をメインに さら~っと紹介します(笑)

0階

入口から見て 右手の展示室
裸婦の絵画 3つを
一つに集めた 新しい展示。
美しさの大渋滞。これは気に入りました♥️
好きな ルドンの作品も チェック。
可愛すぎる。。

左手奥には 大きな絵画群が。

0階は 主に絵画がメインの階で、ところどころに装飾品の展示もある感じ。

その他、オペラ座に関する展示が一番奥にあり、そばには カッコいいカフェテリアがあります。

Café de l’Opéra

2階

こちらの階は、様々な絵画、彫刻、あとはアールヌーボーの装飾品などの展示が。

彫刻は テラス部分にあります
曲線が美しい アールヌーボーの展示

規模は 小さいですが、企画展の展示もありました↓

Huysmans 展

フランス19世紀末のデカダン派(退廃派)の作家、ジョリス=カルル・ユイスマンスにまつわる企画展です。

細かいことは 分かりませんが(笑)、とにかく ルドンの絵を間近で見れたのが良かったです。

「大好き」なタイプでは ないのに、
なぜか惹かれる魅力を持つ 彼の絵

そして、

エントランスの上にあたる部分には、レストランもあります。

シャンデリアの美しい、とっても優雅な内装✨

いつか ゆっくりランチでもしてみたいわ…( ̄ー ̄)

印象派・ポスト印象派は 5階最上階

さて、

いよいよ オルセーの心臓部分と言ってもよい、印象派・ポスト印象派のフロアへ!

企画展 同様、たくさんの人!

印象派

もう、こちらは 「美術の教科書に載ってる」コーナーです(笑)

セザンヌ
ルノワール
モネ
モネ
ルノワール

美術に詳しくない方でも、絶対に楽しめるフロア!

有名な絵画は、まだまだ たくさんあります✨

ポスト印象派

こちらも、ゴッホやゴーギャンなど、大物の絵画が 続々。

こちらの展示フロアで

今回嬉しかったのは、

ルドンの展示スペースが結構大きく設けてあったこと!(個人的ですみません笑)

以前は こんなに展示されてなかった(はず)ので、嬉しすぎた⤴️

ゴッホやゴーギャンに比べると、

残念ながら 知名度は低いので、

大体の人が「ふーん」って感じで通り過ぎてしまいますが、

ぜひ たくさんの人に魅力を知ってもらえたらいいな…

初期は 「黒」のみでしか描かなかったルドン(先ほどの 2階での展示)は、
後に画風が一変。
「私は色彩と結婚した」は 彼の名言

そして

こちらの階にも オシャレなカフェ・レストランが。

印象派の展示スペースの手前にあります。

日曜は大賑わい

鑑賞後のお楽しみ、ミュージアムショップ

たくさんの作品を鑑賞した後は、出会った作品やアーティストに関する お土産を買いたくなるもの。

一番メインのミュージアムショップは、エントランスの両側に分かれて あります。左手は 書籍メイン、その他のグッズ類は 右手に置いてありました。

この他にも、

印象派の展示フロアに、印象派に関連する お土産売り場、企画展の展示スペースの出口にも それに関連する売り場が それぞれありました。

その他にも 小さい売り場があったりと、
購買意欲を そそります。。

「さすがに 3回目の訪問は、退屈するかな…」と思っていましたが、

企画展は 予想以上に素敵なものでしたし、

一新された展示は、

既に見たことのある作品でも、

その作品の新しい一面を 改めて発見させてくれるものでした✨

美術館は 一度きりでなく、

何度も 訪れて 作品とふれあい、その時々の自分の感じ方の違いを発見する 。。

そんな 楽しみ方も あるんだな~と

収穫のあった1日でした🎶

オルセー美術館 Musée d’Orsay

開館時間:火曜~日曜 9:30-18:00 (木曜のみ 21:45まで)

休館日:月曜 5/1, 12/25

入場料: 14€

Adresse : 1 Rue de la Légion d’honneur 75007 Paris

HP(日本語ページ):https://m.musee-orsay.fr/jp/informations

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投稿者: 青空

パリ在住。 パン職人が本業だが、マルチ・ポテンシャライトとして 現在 奔走中。 2015年に初のフランス1人旅をしてフランスの魅力に取りつかれ、2016年ワーキングホリデービザにて1年滞在。帰国後 再渡仏の為に奮闘、2018年10月に念願の労働ビザを取得しました。