パリ在住も だんだんと長くなると、
市内の美術館は
ほぼほぼ行き尽くしている今日この頃。
そうなると、
一度行ったことのある美術館へ行く時は、
「企画展」を目当てに行くことが
ほとんどとなり、
オルセーや パレ・ド・トーキョー、
マイヨール美術館やヨーロッパ写真美術館などが
私の「お気に入り美術館」となっております😊
日本一時帰国の際も、
いくつか美術館を訪れて
日本ならではのエッセンスを吸収する予定なのですが、
(逆に 海外に住めば住むほど、
故郷の文化の偉大さが分かり、
より深めたいと思う)
せっかくの夏休みなので、
静かなパリの美術館も
時間を気にせず ゆっくりと満喫したいなぁ。。
ということで
気になっていた企画展を訪れてみることに。
その企画展を開催している美術館が こちら!↓↓

✨Le musée de la vie romantique ✨
✨ロマン主義美術館 ✨
パリ 9区、
モンマルトル界隈からも徒歩圏内にある
“穴場”美術館です😄
こちらの美術館へは、
パリ移住 初期に すでに訪れていたのですが…
どうやら2024年から、
1年以上におよぶ改装工事をしていたそうで、
そうなると
新装してからは 一度も訪れていないので、
新しい館内や常設展も楽しめて、
二度おいしいな🎶
と思い、
わくわくしながら美術館へ向かったのでした😻
ロマン主義文化の重要拠点だった邸宅を美術館に。
モンマルトルからも近く、
閑静な住宅街に ひっそりと佇む
ロマン主義美術館
Le musée de la vie romantique は、
画家 Ary Scheffer の邸宅を利用した美術館。
1820年代、
この界隈は Nouvelle Athènes 地区と呼ばれ、
多くの芸術家たちが居を構え、集う、
文化の中心地でした🎨
1830年、
その一角のイタリア風 邸宅に移り住み、
敷地内にアトリエを構えたのが、
この Ary Scheffer で、
ここが のちの美術館となります🖼
彼は芸術家たちが交流できるスペースを作り、
毎週 金曜にはサロンが開かれ、
ドラクロワ、ショパン、
ジョルジュ・サンドなど、
第一線の芸術家が集い、
ロマン主義文化の重要拠点となったそうです😊
その後 親族 → パリ市と管理が引き継がれ、
1987年に
この「ロマン主義美術館」として
生まれ変わったのだとか✨
現在では
Ary Scheffer や ジョルジュ・サンドの遺品などが展示され、
ロマン主義の記憶を今世に伝える
美術館となっております🧐
常設展は なんと無料で、
身近に 貴重な展示品を鑑賞できるところも、
超オススメ ポイントです💕
昔の記憶を辿りながら。。
夏休み まもなく、
爽やかな平日の午前中に訪問。
「あれ、こんな界隈だったっけ?」と
昔の記憶を頼りにエントランスをくぐると…
そこには「都会のオアシス」のごとき、
“癒しの空間”が。↓↓


パリのアパルトマンの中庭って、
本当に静かで素敵な空間が多いのですよね😌
ここは 特に
「イタリア風邸宅」で 2階建てだから、
まるで違う土地に来たみたい✨
本館の横には、
ロマン主義美術館の
もう一つのおすすめポイント、
居心地良すぎるカフェも!☕✨↓↓

Rose Bakery が運営するカフェで、
ロマン主義美術館の名物カフェ!
美術館を利用しなくても、
カフェのみの入場もOKなので要チェックです😉
「風景画」の良さが凝縮された企画展。
さ、導入部分は これくらいにして、
まずは お目当ての企画展へ。
企画展は 離れにある別館で開催中↓↓

企画展 Face au ciel, Paul Huet en son temps は、
画家 Paul Huet の作品を、
「空」というテーマから紹介する企画展。
一般的には マイナーな画家だそうですが、
この邸宅の持ち主だった Ary Scheffer と親交が深かったそうで、
フランスにおける
ロマン主義風景画の先駆者の一人として
紹介されることもあるそうです☝
古典的な伝統から脱却することで、
作品の中に自然の情感と力強さを
表現しました。
展示は 同時代の画家たちの作品と並べて
展示され、
彼の独自性と役割をより深く理解できるようになっています🙂
こちらは 風景画における
「空」の重要性を言及した言葉とともに↓↓



特に気に入ったのが、
こちらの 2階のエリア✨↓↓

絵画は 写真を撮る上で、
かなり勉強になる素材。
構図や視線誘導は とても勉強になります。
この作品の
空間の広がりの素晴らしさ✨↓↓

描き手は一段高いところから
見ているのですよね。↑↓
そうだとしても、
自分なら ここまで
「壮大」に表現できるかなぁ?
風や温度感が伝わってくる感じが
素晴らしい。。


油彩じゃない作品も見応えある。。!↓↓

違う人の作品↓↓
こちらも「広がり」に迫力がある。

こちらは 太陽の表現が的確すぎて
気に入りました🎶↓↓

その後も ゆっくりと鑑賞し、
数年ぶりの常設展へと移動しました。


プロヴァンスの夏の日差し、分かるぅ~!
小さいけれど有料級!甘い雰囲気に浸る。
さて、続きましては
超久しぶりの本館 常設展へ!
雰囲気は 相変わらずのロマンチックさ!😻

なぜだろう、
初めて行った時は
「ふーん」って感じだったのだけれど、
この歳になったからなのか、
フランスの生活が長くなったからなのか、
昔より刺さる(笑)
中央の肖像画は ジョルジュ・サンドの↓↓
フランスの偉人の一人で、
いつかは作品を読んでみたいと思っています。
うん、いつか😂

こちら 今回の肖像画で気に入った作品の一つ↓↓
柔らかいタッチが素敵💕

超大邸宅!というサイズではないので、
展示スペースは 小さめですが、
それでも うっとりするような
美しいものたちが たくさん。

人は なぜ 古いものに魅かれるのだろう。。

小さな階段を上っていくと、
まず 目に飛び込んできた 3つが可愛すぎた😍↓↓

こちらの肖像画のコーナーも
色々とインスピレーションの宝庫でした🎶↓↓

その後 ミュージアムショップをチラ見して…↓↓

心地よい気分で
そのままモンマルトルまで
気ままに散歩へと出かけたのでした😊
一度 行ったことのある
ロマン主義美術館でしたが、
数年経つと
また色々な発見があって
とても有意義な滞在となりました✨
なんといっても、
こんなに素敵なものが見られて、
無料というのが素晴らしい👏
モンマルトルからも近いので、
滞在に余裕がある方は
ぜひ こちらまで足を伸ばしてほしいなぁ。。
と思える美術館です✨
Le musée de la vie romantique
ロマン主義美術館
Adresse : 16 Rue Chaptal 75009 Paris
最寄駅 : メトロ2、12号線 Pigalle 駅、12号線 Saint-Georges 駅
開館時間 : 火曜~日曜 10:00-18:00
休館日 : 月曜日
入場料金 : 常設展は無料 、上記企画展 12 €
🏵️Face au ciel, Paul Huet en son temps は 2026年8/30まで!
※ 常設展は クーラーなし、企画展は クーラーあり
HP : https://museevieromantique.paris.fr
◎ 穴場のロマンチック美術館🖼🥰↓↓
ギュスターヴ・モロー美術館~パリ モンマルトルのふもとにある幻想的でロマンティックな空間にうっとり~
ドラクロワ美術館で優雅な日曜の朝