今回は番外編、マレ地区について書いていきたいと思います!
Le Marais ル・マレは、パリ3区から4区に広がる地区。私の好きな地区です。
マレ地区といえば…
マレといえば、思い浮かぶのが、流行の発信地であること。素敵なアパレルショップがたくさんあり、古着好きには、古着屋の聖地でもあります。
パリ 古着屋めぐり【古着大好きさんに おすすめするパリの古着屋9軒】
お洒落な雑貨店や、カフェ、レストランがたくさんあり、休日を過ごすには事欠きません。日曜日に開いてるお店が多いのも、この地区の良いところ♪
そして アートギャラリーが多く集まっているのも、マレ地区の特徴です。
あとは LGBTカルチャーが盛んであったり、ユダヤ人街であったり、
かつては貴族が居住した地域だったので、歴史的、建築的にも重要性の高い建物が至るところにあるのも見所です。
次に マレ地区のオススメスポットをご紹介したいと思います。
マレ地区のメイン通り
ここがマレのメインストリート!と言えるところがいくつかあります。
①Rue des Francs-Bourgeois フラン・ブルジョワ通り
お洒落なアパレルショップや雑貨店が並んだ、落ち着いた通り。どこのお店の服も素敵で、見ているだけでも ウキウキします♥️
日本のユニクロや無印良品も こちらの通りに。
②Rue des Rosiers ロジエ通り
こちらも アパレルショップ、古着屋、雑貨店などがありますが、なんと言っても ここはファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)激戦区!狭いエリアにファラフェル専門店がいくつも あり、いつも良い匂いが✨
中東系のレストランや、パン屋もあり、いつも賑やかな通りです。
パリのファラフェル激戦区!マレ地区・ロジエ通りで 食べ歩き♪
③Rue Rambuteau ランビュトー通り
ポンピドゥ・センターに通じる通り。
こちらは、商店街的な通りで、グルメストリートでもあります。パティスリーの名店、バゲットコンクール受賞のブーランジェリー、食材専門店、惣菜店などなど…歩くたびに誘惑に負けそうになります(笑)
地元民も観光客も わいわいしている活気のある通りです✨
マレはアートも楽しめる♪ Vosges 広場のアートギャラリーや 美術館
マレのランドマークの一つである、Place des Vosges ヴォージュ広場。
この広場を囲むように建っている建物は、回廊になっていて、カフェや様々なアートギャラリーがあります。
ちなみに こちらの回廊内には、フランスの有名な作家、ヴィクトル・ユゴー(レ・ミゼラブルですね♪)の家もあり、現在はパリの市立美術館として一般公開されています。
とても 優雅な気分に浸れる回廊、休日の午後なんかに、ふら~っとギャラリー巡りなどは いかがですか?✨
マレ地区には その他に、ピカソ美術館や、カルナヴァレ美術館(とっても美しい美術館なのですが、現在 工事中)などもあります。
ピカソ美術館~パリのおしゃれ地区マレでエネルギー溢れる作品たちに出会う~
あとは、フラン・ブルジョワ通りでは、このようなアート作品の路上販売も よく見かけます。
お手頃価格で 素敵な作品に出会えるのも、路上販売の良いところ。
マレはアートがたくさん楽しめる地区です✨
建物探訪も マレさんぽの一つ
冒頭にも書いたとおり、マレ地区はかつて貴族が居住していた地域で、貴族の間で とても人気があったそう。
13世紀から17世紀にかけて、特に「王の広場」(現在のヴォージュ広場)が1605年にブルボン朝 創始者アンリ4世のもとで設計されて以来、フランスの貴族は自分たちの本邸をマレ地区に建てました。
これらの邸宅には、フランス語で「邸宅」の意味もある、「Hôtel 〜 」という名前がついています。
小さなお城のような豪華なお屋敷が、この地区には 数多く点在していて、一見の価値ありです!ちなみに先ほど 紹介した、カルナヴァレ美術館も 「Hôtel Carnavalet 」です。
結構 皆さん地図を片手に、建物探訪してらっしゃいます。ガイド付きのツアーもあるみたいですよ!
ショッピングやグルメも良いですが、こういった お散歩も マレ地区の楽しみ方の一つです。
でも やっぱり食いしん坊な人には…アンファン・ルージュの市場
北マレのグルメといえば、Marché des Enfants Rouges アンファン・ルージュの市場!Rue de Bretagne ブルターニュ通りにある市場です。
常設の市場ではパリ最古で、なんと400年以上の歴史が!
いつか 詳しく記事にしたいと思いますが(→こちらで紹介してます!)、新鮮な食材は もちろん、色々なジャンルの屋台料理やレストランがあるのが この市場の最高なところ! とても賑やかな市場で、ランチにぜひオススメしたい場所です。
私も 今度 絶対に食い倒れするぞ!(笑)
と、マレ地区はこんな感じです。
その他にも、アンティークショップが集まる、Le Village Saint-Paul や有名な雑貨・アパレル店 Merci など、見所は まだまだ たくさん!
シックで落ち着いた雰囲気、雑多で賑やかな感じと、マレ地区は場所によって色々な表情を持つ、魅力的なところ。
ぜひ足を運んで欲しいです✨