パリ20区紹介〜番外編 マレ地区〜

今回は番外編、マレ地区について書いていきたいと思います!

Le Marais ル・マレは、パリ3区から4区に広がる地区。私の好きな地区です。

マレ地区といえば…

マレといえば、思い浮かぶのが、流行の発信地であること。素敵なアパレルショップがたくさんあり、古着好きには、古着屋の聖地でもあります。

パリ 古着屋めぐり【古着大好きさんに おすすめするパリの古着屋9軒】

お洒落な雑貨店や、カフェ、レストランがたくさんあり、休日を過ごすには事欠きません。日曜日に開いてるお店が多いのも、この地区の良いところ♪

そして アートギャラリーが多く集まっているのも、マレ地区の特徴です。

あとは LGBTカルチャーが盛んであったり、ユダヤ人街であったり、

かつては貴族が居住した地域だったので、歴史的、建築的にも重要性の高い建物が至るところにあるのも見所です。

次に マレ地区のオススメスポットをご紹介したいと思います。

マレ地区のメイン通り

ここがマレのメインストリート!と言えるところがいくつかあります。

①Rue des Francs-Bourgeois フラン・ブルジョワ通り

お洒落なアパレルショップや雑貨店が並んだ、落ち着いた通り。どこのお店の服も素敵で、見ているだけでも ウキウキします♥️

日本のユニクロ無印良品も こちらの通りに。

ユニクロは
休日となると、かなり混みます。
人気者です✨

②Rue des Rosiers ロジエ通り

こちらも アパレルショップ、古着屋、雑貨店などがありますが、なんと言っても ここはファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)激戦区!狭いエリアにファラフェル専門店がいくつも あり、いつも良い匂いが✨

ヴィーガン料理の代表選手!
あのスパイスの香りがたまりません。。

中東系のレストランや、パン屋もあり、いつも賑やかな通りです。

こちらはロジエ通りの
絵になる写真スポット
パリのファラフェル激戦区!マレ地区・ロジエ通りで 食べ歩き♪ 

③Rue Rambuteau ランビュトー通り

ポンピドゥ・センターに通じる通り。

こちらは、商店街的な通りで、グルメストリートでもあります。パティスリーの名店、バゲットコンクール受賞のブーランジェリー、食材専門店、惣菜店などなど…歩くたびに誘惑に負けそうになります(笑)

地元民も観光客も わいわいしている活気のある通りです✨

パティスリー Pain de Sucre さん。
イートインも 出来ます

マレはアートも楽しめる♪ Vosges 広場のアートギャラリーや 美術館

マレのランドマークの一つである、Place des Vosges ヴォージュ広場。

この広場を囲むように建っている建物は、回廊になっていて、カフェや様々なアートギャラリーがあります。

ちなみに こちらの回廊内には、フランスの有名な作家、ヴィクトル・ユゴー(レ・ミゼラブルですね♪)の家もあり、現在はパリの市立美術館として一般公開されています。

切り取った風景が既にアート!

とても 優雅な気分に浸れる回廊、休日の午後なんかに、ふら~っとギャラリー巡りなどは いかがですか?✨

マレ地区には その他に、ピカソ美術館や、カルナヴァレ美術館(とっても美しい美術館なのですが、現在 工事中)などもあります。

ピカソ美術館~パリのおしゃれ地区マレでエネルギー溢れる作品たちに出会う~ 

あとは、フラン・ブルジョワ通りでは、このようなアート作品の路上販売も よく見かけます。

お手頃価格で 素敵な作品に出会えるのも、路上販売の良いところ。

マレはアートがたくさん楽しめる地区です✨

建物探訪も マレさんぽの一つ

冒頭にも書いたとおり、マレ地区はかつて貴族が居住していた地域で、貴族の間で とても人気があったそう。

Hôtel de Mayenne

13世紀から17世紀にかけて、特に「王の広場」(現在のヴォージュ広場)が1605年にブルボン朝 創始者アンリ4世のもとで設計されて以来、フランスの貴族は自分たちの本邸をマレ地区に建てました。

これらの邸宅には、フランス語で「邸宅」の意味もある、「Hôtel 〜 」という名前がついています。

Hôtel de Sens
現在はフォルネー図書館として
利用されています。
なんて豪華な図書館!
Hôtel de Sens の裏手にあるお庭

小さなお城のような豪華なお屋敷が、この地区には 数多く点在していて、一見の価値ありです!ちなみに先ほど 紹介した、カルナヴァレ美術館も 「Hôtel Carnavalet 」です。

ピカソ美術館も Hôtel Salé という元邸宅

結構 皆さん地図を片手に、建物探訪してらっしゃいます。ガイド付きのツアーもあるみたいですよ!

ショッピングやグルメも良いですが、こういった お散歩も マレ地区の楽しみ方の一つです。

でも やっぱり食いしん坊な人には…アンファン・ルージュの市場

北マレのグルメといえば、Marché des Enfants Rouges アンファン・ルージュの市場!Rue de Bretagne ブルターニュ通りにある市場です。

常設の市場ではパリ最古で、なんと400年以上の歴史が!


いつか 詳しく記事にしたいと思いますが(→こちらで紹介してます!)、新鮮な食材は もちろん、色々なジャンルの屋台料理やレストランがあるのが この市場の最高なところ! とても賑やかな市場で、ランチにぜひオススメしたい場所です。

私も 今度 絶対に食い倒れするぞ!(笑)

入口の壁の絵が
なんとも言えない。。。

と、マレ地区はこんな感じです。

その他にも、アンティークショップが集まる、Le Village Saint-Paul や有名な雑貨・アパレル店 Merci など、見所は まだまだ たくさん!

シックで落ち着いた雰囲気、雑多で賑やかな感じと、マレ地区は場所によって色々な表情を持つ、魅力的なところ。

ぜひ足を運んで欲しいです✨

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投稿者: 青空

パリ在住。 パン職人が本業だが、マルチ・ポテンシャライトとして 現在 奔走中。 2015年に初のフランス1人旅をしてフランスの魅力に取りつかれ、2016年ワーキングホリデービザにて1年滞在。帰国後 再渡仏の為に奮闘、2018年10月に念願の労働ビザを取得しました。