【フランス最大の蚤の市】リールの蚤の市 Braderie de Lille へ初潜入してきた!〜後編〜

さて ブラッドリー後半戦。

小さい路地を探検しつつ、蚤の市をさらっと見ていきます。

アートギャラリーが軒を連ねる素敵な路地がありました☺↓↓

静かな小道の出店者↓↓ ここのラインナップは素敵だったなぁ。。

しばらく歩いて、リール大聖堂までやってきた。

Cathédrale Notre-Dame de la Treille

1856年に建築が始まり、1999年に近代的なファサードが建設され、大聖堂が完成したそうです。

正面は とてもモダンな出で立ちなのに、中は歴史あるクラシックな造りなので、

そのギャップが面白かったです。

でも、個人的には 前編で訪れた Église Saint-Maurice が好きだなぁ。

大広場の蚤の市へ。

周辺を歩いて、Hospice Comtesse そばの広場へ。

こちらでは 個人の出店者によるガレージセール的な蚤の市が出ていました↓↓

個人の出店なので、なんとなく ゆるっとした雰囲気。

店じまい間際になると

「はい、今出ているやつ、ぜ~んぶ2€だよー!」

と呼び込みを掛けたりと、終始 自由な感じでした(^^)

周辺では 爆音の音楽で若者が ノリノリだった(笑)

蚤の市の商品は アンティーク、雑貨、日用品、アクセサリー、古書類、衣料品、おもちゃ…などなど。

幅広いジャンルが出ていたので、見ていて楽しかったです♪

アンティーク調の お店が ちらほら。
探せば 素敵な商品も結構アリ。
ここまでの量があると迫力ある…!

すぐそばには Le Vieux Lille という旧市街地も近く、古い街並みも堪能。↓↓

からし色が良き。
リールには パリでは珍しいレンガ造りの建物も。

そしてこちらにも、蚤の市が↓↓

おもちゃ類は 蚤の市の商品でも十分(新品でなくても良い)だと、個人的に思う。。

リールらしい?ビールジョッキもあって

ほっこり🍺↓↓

隣で買っている人いました(*´ω`)

個人的 本日の本命、ブロカント商のエリアへ。

広場で じっくりと市を楽しんだ後は、

個人的に一番楽しみにしていた、ブロカント商の蚤の市エリアへ。

ブロカント商のエリアは、中心街から少し離れたところにある、

Citadelle Vauban という要塞跡の外周と、

そばを走る Boulevard de la Liberté という大通りを占拠して出店しております。

住宅街をお散歩しながら、 Citadelle Vauban を目指します。

と、ここで超極細のパッサージュが!↓↓

通れるものなら、通ってみよう!

が、パッサージュ。

皆さん入口を見つけると、

「?!」→ 立ち止まって数秒考える → 中に吸い込まれる

というプロセスを踏んでおりました😂

なんてことのないパッサージュなのですが、

気になる方は ぜひ現地で確認してみて下さい(笑)

さて、道草から戻り、Citadelle Vauban に到着!

Citadelle Vauban

ブロカント商なので、なかなかレトロで可愛らしいものが いっぱい!

食器、衣料品、古書類などは もちろんのこと、

大物の家具とか照明、はたまた剥製など、個人の出店とは また一味違ったものも多数ありました。

ポップなプレート類
家具や ぬいぐるみ

あら、「Boulangerie-Pâtisserie」って、私用かしら?(笑)↓↓

探すとレトロで 可愛らしい鍋もある↓↓

これって そんなに需要あるのかなぁ?↓

訪れたのが午後ということもあり、こちらのエリアも満員御礼!

上りと下りの お客さんが上手く すれ違い出来ずに、にっちもさっちも行かない、

という状況がしばしばありました(;^ω^)

今年が 異常に人が多いのかもしれませんが、

とにかく「気長に」を心掛けて下さいませ(笑)

Citadelle Vauban の市を一通り楽しんで、

続いては、Boulevard de la Liberté へ。

ちなみに、Citadelle Vauban には、遊園地もありますよー!↓↓


着いた。

Boulevard de la Liberté

この大通りが結構長い!

両脇にブロカント商が ずら~っと並んでいるので、かなり見応えがあります!

ブラッドリーへは 初参戦だったため、イマイチ概要が掴めていなかったのですが、

ブロカントだけでも かなり満足できるので、

訪れるエリアを絞って、あらかじめ作戦を立てておくと充実した滞在になりそうです。

(前半にブロカント商を重点的に訪れて、その後時間があればプラスアルファで見たいところを見に行く、とか)

こちらも 素敵な商品がたくさん✨✨↓↓

つい、無駄遣いしそうになる…いかん。
着方によっては使えるミリタリー系。
並べた時の手間を考えてしまった(笑)
こちらは 一般の方の。

途中休憩を挟みながら、ずらりと並んだ お店を眺め、早くも夕方に。

そろそろ帰りのことを考えながら、中心街の方へ。

Porte de Paris

その後 駅近くのブラッドリーを眺めつつ、

やはりリールの街を訪れたのなら外せない、

こちらを食べて、夜の電車でパリへと戻ったのでした。。

私が黙々と食べている間にも、
コックさんたちが総出で
仕入れたムール貝をお店に運んでおりました😶

本日の戦利品。

約半日かけてブラッドリーを回ったのですが、

今回の戦利品は 以下となりました♪↓↓

イヤリング  セットで23€

大広場にあった、アクセサリー専門の市で。

どれも可愛くて あれこれ迷ったのですが、この2つを。

クリスタルの方は 大ぶりで耳に花が咲いたように華やかだったので。

赤い方は、揺れる赤いビーズが可愛らしくて。

最初 25€と値段を提示されたのですが、

手持ちが23€しかなく、「それしかない」と言って手渡したら、

全然OKしてくれました(笑)ラッキー🎵

自家製はちみつ  4€

まったく「蚤の市」感 はないのですが、

先程のビールのジョッキを売っていた方が なぜか はちみつも販売していて、美味しそうだったのと、

ちょうど家に はちみつがなくて、「欲しいな…」と思っていたので(笑)

クリームタイプで 優しい甘さでした☺

Méert のゴーフル

こちらは 旅の土産。

前半で 訪れた老舗パティスリー Méert さんのゴーフル。

柔らかくて薄いゴーフルの生地に、ねっとりとしたクリームが挟まっているのですが…めちゃくちゃ美味い✨

リールに お越しの際は、ぜひ一度味わってみていただきたいです(^^)

ブラッドリーを楽しむために。訪問のヒント。

では 最後に、

ブラッドリーを訪れてみて、気づいたことをいくつか書いていきたいと思います。

初めて訪れる方は参考にしていただければ幸いです♬

①規模感と所要時間

まずは ブラッドリーの規模感。

リールの街の主要部分がすべて会場になる&混雑するので、

思いのほか見るのに時間がかかります

サイズ感で言うと、ヴァンヴの蚤の市の4倍、5倍?とにかく分からないくらい広いです。

さらっと見る程度なら半日でもイケますが、出来れば丸一日、

じっくりと見たい方であれば、二日あっても問題ないと思います。

限られた時間で 訪問する方は、先ほども説明した通り、

訪れるスポットを絞ることをオススメします。

②必要な持ち物

個人の出店者は 特にそうですが、買い物は現金のところが多いので、現金をあらかじめ準備しておきましょう。

後は こちらも鉄則、持ち帰りのための袋(エコバッグなど)!

ちなみに、ブラッドリー ガチ勢は スーツケースをひいております(笑)

③値段交渉は積極的に!

こちらも 蚤の市の鉄則。遠慮せずに 堂々と交渉してみましょう!

案外 さらっと応じてくれるかも♪

④トイレ、食事事情、その他の施設など

まずは トイレ。開催期間中は、仮設のトイレなどが いくつかありますが、やはり訪問者数が多いと、結構込み合いますし、待ちますので、その点は ご留意を。

食事に関しては、フードトラックが出たり、レストランも それなりの回転で頑張っていますが、こちらも なかなかスムーズにはいかないので、手軽に済ませたいなら自宅から持参するか、レストランに入るなら、早め or 遅めの時間帯の食事も覚悟しておいた方が良いかも。

その他の施設は、救護施設なども きちんと設けられているので、万が一体調が悪くなった時は 積極的に頼りましょう!


念願&初めてのブラッドリー、街の熱量に やや押されながらも(笑)、

とても充実した滞在となりました✨✨

やっぱり、街の、人のエネルギーって大事だな。。

(たまに強くて疲れるけれど😅)

来年は もっと計画を立てて参戦か…?!

う~ん、楽しみに考えておこう(^^)

Braderie de Lille リールの蚤の市 公式HP : https://www.braderie-de-lille.fr/

◎定期的に行きたくなる…↓↓

【パリ】クリニャンクールの蚤の市でノスタルジーに浸る。~冬の蚤の市そぞろ歩き~
No votes yet.
Please wait...

投稿者: 青空

パリ在住。 パン職人が本業だが、マルチ・ポテンシャライトとして 現在 奔走中。 2015年に初のフランス1人旅をしてフランスの魅力に取りつかれ、2016年ワーキングホリデービザにて1年滞在。帰国後 再渡仏の為に奮闘、2018年10月に念願の労働ビザを取得しました。