【パリ10区】House of 3 Brothers で 洗練されたノスタルジックな焼菓子を。

某月某日。

故障した愛用のカメラを修理に出して、その足で 自由気ままに散歩をしていると、

レピュブリック広場界隈までやってきた。

(本当に 最近 10,11区界隈を ウロウロしていますが、住まいは まったく別の場所です笑

別の区の お店の開拓にも努めます…😅)

大通りから路地に入って ぼけ~っと歩いていると、

すぐさま 私の「好奇心センサー」が反応!

それが こちらの…

House of 3 Brothers さん!

見つけた時は 通りの向かい側からしか店を見なかったのですが、

「よさげな雰囲気しかしない…」と思い、

すぐにスマホで写真を撮って、「行きたい店リスト」に残していたのでした。。

そして 先日、日を改めて訪問してきたので、

今回は こちらの素敵な お店をご紹介したいと思います♪

それでは いってみよう!(^^)

子供時代の思い出を大切に。ドイツ人が営む可愛らしいパティスリー。

レピュブリック広場からも近く、お洒落な雑貨店や古着店がある界隈にある

パティスリー House of 3 Brothers さんは、ドイツ人 Mirko Schmitt さんが 2014年の12月にオープンした お店。

小さい頃からファッションとパティスリー、2つの業界に興味があった Mirko さんは、20年という長い期間 ファッション業界に身を置いていましたが、その後パティスリーのシェフへと転身。

幼少時代の思い出を兄弟たちと分かち合いたい、というところから お店作りが始まり、故郷のドイツ菓子をベースに、祖母や大叔母の味からもエッセンスを取り入れたのだとか。

彼のファッション業界で培った経験は、パティスリーでの経験と共に

その洗練されたセンスのある商品や お店作りに 裏打ちされています。

高品質な材料を使用し、クオリティの高い商品を置いていることは さることながら、

ファッションの経験もある、彼らしい商品の「魅せ方」でも非常に気になる お店です✨

これは 訪問の期待が高まります(*´ω`)

洗練されつつも、どこか温かさのある空間。

ではでは、さっそく 店内の様子を!

と、その前に、店先の お菓子たちで既に 😻😻😻 に。

吸引力がダイソンより すごい…

で、お店の中が↓↓

お洒落なインテリアの中に 鎮座するお菓子たち。。

こちらのパティスリーは 焼菓子やタルトが専門で、

キッシュやサラダなどの「軽食」も作っていて、続きにある小さな食堂でいただくことも可能です(^^)ケータリング サービスも 行っているみたいですよ♪

焼菓子は その佇まいが端正、キッシュなどの おかず類は その彩の豊かさから、

どれを選んだらよいのか、ひじょーに悩みました。。(嬉しい悩み)

非常に洗練されていて、特に女子ウケ抜群の店内なのですが、

なんとなく 誰かの家に来たようなアットホーム感もあって、

非常に居心地の良い空間でした☺

レジをしてくれた店員さんも(恐らく見習いのパティシエさんなのかな?)、

丁寧で穏やかなお兄さんでした。。。(*´ω`)

お洒落でありながら、懐かしさのあるガトーたち。

それでは、今回 いただいた商品たちの ご紹介!

Käsekuchen Classic 4,50€

こちらの お店に来たからには、「看板商品」と言っても良い、こちらの商品を。

高さがあり、ずっしりと重みのあるチーズケーキ。

ドイツ風チーズケーキで、フロマージュ・ブランを使用しています。

出で立ちは非常にヘビーに見えるのですが、

甘さ、塩気ともに とてもあっさりしていて、パクパク食べられてしまう危険なヤツ(笑)

テクスチャーも ちょうど良い ねっとり感。

土台のショートブレッド生地も ほど良い甘さで、

ケーキの絶妙なアクセントになっております。

ライトタイプなので 超チーズ好きには 少々物足りない感じもしますが、

チーズ臭さが控えめなので、苦手な人には ぴったりのケーキかも。

Banana Bread 4,50€

焼菓子と言えば、いつも気になってしまうのが、バナナ・ブレッド!

アクセントにクルミとラムレーズンが入っております。

このラムが、ケーキを品のあるものにしています。

生地は しっとり感を少し残しつつも、ふんわり かつ 食べ応えがあり、私好み。

バナナの香りも ちょうど良く、生地の甘さも ちょうど良い。

一切れで 大満足の、「レベル」高めなバナナ・ブレッドでした✨

Cookie 3€

てっきり スコーンだと思っていた(笑)、こちらのクッキー。

岩のように ごろっとしていて、ずっしりと重みのあるクッキーです。

中には チョコレートとヘーゼルナッツが入っています。

その形の性質上、中央は ややしっとりめ、

でも 外側は焼けていて ザクザクとしているので、

食感のバリエーションが豊かで 食べていて楽しいです(^^)

甘さも そこそこあるので、1つで 十分ハッピーな おやつになる一品です♪

Cookie 4,50€

こちらも なんとなく気になったので、袋入りクッキーを。

先程のものとは違って、さっくりとした正統派クッキー。

シンプルながらも、甘さ、バニラの風味共に絶妙で、

懐かしい気分に浸れる、優しい味でした☺


どのお菓子も ほっこりとした気分になれる、

でもクオリティは 非常に高いお菓子で、

これからの季節、温かい お茶と一緒に

おうちで ぬくぬく味わうのに ぴったりの お菓子たちでした✨

この界隈は 本当に しょっちゅう ウロウロしているので(笑)、

次は 併設の食堂で ゆっくりと食事をしたいなぁと思いました♪

House of 3 Brothers

Addresse : 23/25 Rue de Lancry 75010 Paris

最寄駅 : メトロ 3,5,8,9,11 号線 République 駅、4号線 Château d’Eau 駅

営業時間 : 11:00-19:00

定休日 : 日曜日

HP : http://houseofthreebrothers.com

Instagram : https://instagram.com/houseof3brothers?igshid=YmMyMTA2M2Y=

◎ノスタルジックな お菓子屋さんは まだまだ あるよ!↓↓

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投稿者: 青空

パリ在住。 パン職人が本業だが、マルチ・ポテンシャライトとして 現在 奔走中。 2015年に初のフランス1人旅をしてフランスの魅力に取りつかれ、2016年ワーキングホリデービザにて1年滞在。帰国後 再渡仏の為に奮闘、2018年10月に念願の労働ビザを取得しました。