就労ビザ、フランス入国後の手続き~滞在許可証の申請~

フランスへ来てから、早3ヶ月。

先日、移民局へ滞在許可証の申請に行ってきたので、今回は滞在許可証の申請について書いていこうと思います。

長いステップを踏んで、やっとビザを取得、渡仏しました!となっても、手続きはまだまだ終わりません。。

次に待っているのは、滞在許可証の取得です。この手続きが終わって、初めてフランスの滞在が法的に認められます。次のステップで手続きをしていきます。

①移民局へ滞在許可証申請に必要な書類を送る

ビザを取得する際に、ビザ申請書類と一緒に、移民局提出用フォーム Visa de long séjour Demande d’attestation OFII を記入するかと思いますが、フランスでの住所・連絡先が定まったら、この用紙の必要事項欄をすべて埋めて、パスポートの身分証明のページビザのページ入国日のスタンプのあるページのコピーと合わせて、居住地のある移民局(OFII)に配達証明にて送ります。

移民局提出用フォームをダウンロードする際に、フォームの書き方の見本と、滞在許可証の申請の仕方もダウンロードされるので、それ通りにやれば特に問題ないかと思います。

ちなみに私の場合は、このステップは会社の顧問弁護士の方にやって貰いました。むしろ、勝手に個人でやるなと言われていて、手続き完了が3ヶ月以内でないといけないのに、2ヶ月経ってもまだ動いてくれなかったので、かなり不安でした。。何か理由があったのか。。。?

手続きの進め方は、最初に雇い主に一応相談した方が良いかもしれません。

しばらくすると、「あなたの移民局提出用フォームを受け付けました」という証明書が郵送にて届くので、大切に保管します。もし 手続きが3ヶ月以内に完了しない場合でも、これが手続きが完了するまでの期間の滞在を証明する書類になります。

②移民局OFIIからConvocation召集の手紙が届き、提出書類を準備する

①のステップからしばらくすると、移民局から実際に移民局へ出向いて行う手続きの案内が届きます。この案内には、移民局に出向く日時、移民局の住所、提出書類などが記載されています。

私の場合は、La visite médicale (健康診断)、La visite d’accueil (個人面接、フランス語テスト)、L’accomplissement des formalités (手続きの完了作業)の3通の案内を、弁護士さんから受けとりました。

提出書類は、

◎健康診断◎

  • 受け取った案内状(convocation )
  • パスポート

◎個人面接etc.と手続きの完了作業◎

  • 受け取った案内状(convocation )
  • パスポート
  • 証明写真 1枚
  • 住居証明(家賃の領収書、電気・ガス・水道・固定電話の請求書など)
  • 移民局の健康診断の証明書(健康診断のあとに貰える紙)
  • 小切手250€

以上です。

証明写真は、駅とかスーパーにある5€の証明写真機のもので大丈夫です。

小切手は小切手の案内状にオンラインアドレスがあるので、そこにアクセスすれば、ネットで買えます。購入後にメールが届くので、そこに添付されている電子小切手をプリントアウトして持っていけば大丈夫です。

日程的には、まず健康診断を受けて、また違う日に個人面接と手続きの完了作業をする感じでした。

移民局OFIIのマーク

③ La visite médicale(健康診断)

まずは健康診断。

約束の日時に移民局へ。外に長い列が出来てたりしますが、convocation なしで来ている人の列だったりもするので、何の列なのか、並ぶ前に確認しましょう。

中に入って、入館受付の人にconvocationとパスポートを提示すると、待合室で待つように言われます。

待っていると、自分の名前が呼ばれるので、呼ばれたら検査をする部屋へ。

日本人の名前って、読みにくいみたいで、非常に分かりにくい発音で呼ばれることが多いので、うっかり聞き逃さないように(笑)

検査の部屋で再び1人ひとり受付をします。名前と、出身地、電話番号などの確認をして、受診票をもらって再び名前が呼ばれるまで待ちます。

検査の内容は、

  • 身長、体重測定
  • 視力測定
  • 簡単な問診
  • 肺のレントゲン
  • 聴診

でした。オプションで、希望者はHIVの検査を無料で受けることができます。「この検査を受けなかったからといって、滞在許可に影響を及ぼすということはない」という説明文があったので、私は受けませんでした。アフリカ圏などからの移民の人はHIVのリスクがゼロではない、などの説明が貰った紙に書いてありました。

移民局の外に並んでいた人たちも アフリカやイスラム系の人が多くて、日本とは違う、移民国家を改めて実感しました。。

話は逸れましたが、健康診断はこんな感じです。

最後に受付で、「健康診断ちゃんと受けました」という、Certificat de contrôle médicale を2通貰えます。

1通は、次の手続きの完了作業の際に、もう1通は、次回の滞在許可証の更新の際に提出します。

④ La visite d’accueil とL’accomplissement des formalités

健康診断の後、別日に移民局へ。

朝イチ(8h15)の予約だったので、極寒の中、開館まで外で並んで待ちました。開館すると、入口の受付でconvocationとパスポートを提示、ロビーで再び待ちます。(これは入館受付)ある程度の人数の入館受付が終わると、場所を移して、今度は手続きの為の受付をします。この時も、convocationとパスポートをもう一度見せて、簡単な質問をされます。(国籍、職業など)

次に手続きする人たちが1つの部屋に集められ、フランス語のテストを行います。テストはA1レベル、制限時間20分で設問は大きく5問。3問は、電気料金の明細や住宅保険の説明文が理解できるか、2問は簡単な作文でした。作文がちょっと焦りましたが、フランスで日常生活が送れていれば、A1レベルですし、そんなに難しいものではないです。

テストのあとは、個人面接。ここでもフランス語のレベルをチェックされます。といっても、自分の事に関して質問されたり(私は仕事の内容、同僚はどうか、日本で何か専門に勉強してディプロムを持っているかなど)、あとは手続きを進めて行く上でのやり取りが出来れば問題ないです。

ちなみに、フランス語のレベルがA1に達していないと判断されると、100or200時間のフランス語の講習が強制されます。まぁ、当たり前ですよね。。言葉がまったく出来なくてもフランス住めますなんて、そんなに甘くないです。むしろ、国で講習をやってくれるなんて、面倒見が良いと思います。

あとは、Contrat d’intégration reoublicaine(フランス社会で移民として ちゃんと生活しますみたいな誓約書です)へのサインをして、OFIIの関係機関の説明(こういう時はここに問い合わせしてねとか)、次の滞在許可証の更新の説明を受けたり、次に受ける市民講座のrendez-vous をとって貰ったりします。

これで面接は終わり。

最後に滞在許可証を発行して貰う手続きです。列に並んで順番を待ち、②で説明した提示書類をすべて提出します。書類に問題がなければ、5分足らずで滞在許可証は発行されます。最後に滞在許可証が貼られたパスポートと、移民局のスタンプの押されたDemande d’autorisation de travail (あらかじめ勤務先が移民局に提出していたもの)が戻されて終了です!

滞在許可証(一部)

移民局は色々と悪いうわさを聞きますが、手続きも11時過ぎには全部終わって早かったですし、スタッフの方も大体感じの良い人が多かったです。(数名 そっけない人もいましたが(笑))ある程度フランス語が話せるのは大事かもしれません。移民局に限ったことではないですが。

とりあえず一番大きな手続きは終わったので一安心。

ただ、今度は2日に渡る市民講座へ出なければならない。。そうこうしているうちに、5月には滞在許可証の更新予約。。

まだまだ落ち着かないです…

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投稿者: 青空

パリ在住のブランジェ。 2015年に初のフランス1人旅をしてフランスの魅力に取りつかれ、2016年ワーキングホリデービザにて1年滞在。帰国後 再渡仏の為に奮闘、2018年10月に念願の労働ビザを取得し、現在に至ります。

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