6月21日。
1年のうち 太陽が一番長くのぼっている この日は、1年で一番明るい日。
世界各地で夏至を祝うイベントが行われます。
フランスでは この日は Fête de la musique 音楽の日となり、
街の至るところで、コンサートやバンドの生演奏が行われ、
一晩中盛り上がる「夏の風物詩」となっています。
昨年は 某ウイルスのこともあったので
個人的には 参加しませんでしたが、
今年は 制限はいくらか(多分?)あるものの、
昨年よりも盛大に行われ、みなさん楽しんでいました(^^)
取り急ぎ 昨日の様子をレポートしたいと思います♪
始まりは1982年!歴史ある文化的イベント。
Fête de la musique 音楽の日が正式に開催されたのは、1982年のこと。
1年で一番 日の長い「夏至の日」に音楽を楽しみながら夏の訪れを祝おう、という
とても素敵なイベント。
街の至るところ、公園、カフェ、バー、駐車場などが あっという間に「コンサート会場」となり、老若男女問わず音楽を楽しむ一晩となります。
音楽を楽しむのは、もちろん無料。
屋外の広い会場で無制限に入場出来るところもあれば、
屋内で席が決まっていて、定数で ゆっくり楽しめるところもあります。
カフェなどの生演奏は、路上で演奏するような形のものもあるので、
街を歩くだけで 色々な音楽を楽しめちゃったりも✨
今年は パリで知られるジャズクラブで生演奏を。
せっかくの夏の祭典、どうせ楽しむなら がっつり楽しみたい!
ということで、こういう時に役に立つのが パリのお出掛けサイト Sotrtir à Paris 。
各種イベントやパリの街歩きについて、分かりやすく まとめられたサイトです(^^)
色々あるイベントの中で、良さそうだったのが
1983年創業のジャズクラブ Sunset Sunside さんで行われる生演奏。
ジャズは 自分の好きな音楽のジャンルで、CDとかでは一時期聴いていたけど、
「生演奏」は 生まれて この方未経験。。
これは 楽しくなりそうだ…( ̄ー ̄)
入口でドリンクをオーダーして 会場に入ると、
演奏者と至近距離の素敵な空間が広がっていました。。↓↓
ドリンクを飲みながら おしゃべりして待ちます。わくわく。
そして いよいよ照明が落ち、客席がざわざわ。
ミュージシャンたちが入場して、生演奏のスタートです!
辛口のサックス、
優しくも力強いピアノ、
情熱的なドラム、
艶っぽいコントラバス……
それぞれの出番がありながらも、見事な呼吸で一体感のある演奏。
激しい曲から、しっとりした曲まで、表情豊か。
ミュージシャン同士が目配せする様や、
自分の音、メンバーの音を嚙みしめる姿を
間近に見るのは、やはり「生」で聴く醍醐味✨
1時間ほどでしたが、日常から少し離れることが出来た、
貴重な ひと時でした。。😌
コロナ禍になり、
色々なことが制限されたり、
なかなか思うように行かないことも多かった1年でしたが、
なんだか この日はフランス全体が
「ほっと一息」ついたような、
穏やかな空気が漂っていました。
まだまだ 油断は 許されない状況ですが、(フランスの、特に若者は隙だらけ笑)
束の間の休憩を取れた ような気がして、
平和な「音楽の日」となりました♪
☆情報収集のヒントに♪☆
Sotrtir à Paris HP : https://www.sortiraparis.com/actualites/fete-de-la-musique/guides/53382-fete-de-la-musique-a-paris-et-en-ile-de-france-2021-decouvrez-le-programme
政府の公式ページ : https://fetedelamusique.culture.gouv.fr/
Sunset Sunside
HP : https://www.sunset-sunside.com/
◎次のフランスのイベントは、「パリ祭り」と…↓↓
ヨーロッパ文化遺産の日①〜RATPパリ交通公団のミュージカル社会見学〜