パリの電車 面白?事情〜メトロ&RER〜

今日は パリ市民の足、メトロとRERについて!簡単な基本解説と、日本の電車との面白い違いや、雰囲気などを お届けします♪

メトロ

全14路線、路線ごとに 番号と色で分けられています。住み慣れると、「1号線は黄色だな」とか、自然と よく使う路線は覚えてきます。番号と色だけなので、乗り換えの時とか 探しやすいし、海外旅行者にも 分かりやすくて良いと思います。日本も、それぞれ「色」がありますが、外国人が路線名の漢字やローマ字を読むより、数字の方が一発です。日本人にとっては漢字の方が便利かもしれませんが…

メトロ&RER路線図

料金は 距離に関係なく一回一律1,90€。同じ切符で そのまま乗り換え可能です。切符は「ticket +」 と言って、「carnet 」カルネという10枚券(14,90€)を買うとお得。

毎日のように公共交通機関を使うパリ市民には、「navigo」というICカードがあり、カルネよりも安く公共交通が利用できます。

このnavigo、観光客も購入することが可能で、semaine という1週間パスなどがオススメです。

メトロ、RER、バス、トラム
共通切符です。

RER

RERは「Réseau Express Régional 高速郊外鉄道」の略で、A~E線まであって、こちらも色分けされています。

料金は、パリ市内ならメトロと同じticket で、パリから離れて行くにつれてZONE2、ZONE3…と料金が上がっていきます。(パリはZONE1)

観光の場合は、空港やヴェルサイユ宮殿、ディズニーランドへ行く時に お世話になる方が多いかと思います。

私の場合は 近くにRERの駅があって、メトロより手っ取り早く目的地にいける場合が多いので、よく利用しています。といっても、お世話になっているのはA線とB線だけで、他の路線は乗ったこともないかも?

メトロ&RERはどんな感じ?

駅の改札①切符を入れたのに通れない?!

結構あるあるです。さっき買ったばかりの綺麗な切符なのに通れないこと。カルネで何枚も切符を持っていれば、違う切符にチェンジして通ったり、はたまた無理矢理改札のバーを乗り越えて 皆さん通ってます。

私も先日 通れなくて、私の前を通過したマダムに「バーの下、くぐっちゃえば?」と言われて くぐって通りました(笑)

係員が 取り締まることも なく、そこらへんがゆる~いです。

駅の改札② キセルを敢えて許す

日本に比べたら、圧倒的に多いです。そして日本よりもキセルする人がすぐに分かる。ちょっと言い方が悪いかもしれませんが、物乞いみたいに「お願い、一緒に改札通させて下さい」とキセルをする人が頼んでくる場面が たびたびあります。「お願いします」とか、通った後に「ありがとう」と言われるので、こちらも「嫌です」とか「やめて下さい」とは言えないですよね。。本来、キセルは いけないことです、もちろん。皆さんは 言うまでもなく、ちゃんと切符を買って電車に乗ると思いますが…

キセルに関しても あまり取り締まりも してないし、容認しているムードです。雰囲気としては 物乞いに 小銭を渡すような感じです。(※TGV高速列車は かなり厳しめに取り締まりしてます)

電車の乗り降り:レバー式ドアは最初は戸惑う?!

電車のドアは ほとんどが 手動のレバー式 or ボタン式です。新しい車両は自動ドアですが、全体からしたら まだまだそこまで多くないです。ボタン式は日本と同じなので問題ないですが、レバー式は日本にはないので、初めての時は ちょっと戸惑うかもしれまん。時計回りに 上方向にレバーを回すとドアが開きます。

一度やってみれば何てことないのですが、「なんでこんな ひねくれた構造にしたの」といつも思ってます(笑)

車内環境①車内アナウンスは最低限

こちらに住めば それが当たり前になりますが、日本のように車内アナウンスは多くないです。「降車時は足元に注意」とか「貴重品に気をつけて下さい(スリに気をつけて下さい)」は たまに流れてますが、日本より静か。停車駅を知らせるアナウンスは 大体自動アナウンスですが、皆無の時もあります(笑)まぁ、パリの駅のホームは駅名の表示が 分かりやすいので見逃すことはないから問題ないとは思いますが。。

車内環境②ほとんどの車両は冷房なし!

はい、夏は ヤバいです!

車内環境③お馴染み?の車内演奏

電車に乗っていると ギターやら楽器を持った人が 陽気に演奏する アレです。初めてのパリ観光だったり、素敵な曲が聞けた時は良いのですが、たまに、暑苦しすぎるテンションの人がコンサートを始めると、ちょっと面倒です。車両にいる人が全員「パリ在住の人」みたいな時は、しら~っとした空気になったことも(笑)

車内環境④電車にも物乞いはいます

「今日のご飯のために、どうか10サンチーム(0,10€)を」と車両から車両を歩いている人。ショックを受ける人もいるかもしれませんが、パリの現実です。

車内環境⑤スリには依然油断禁物!

昔より大分安全になったそうですが、それでもスリには気をつけましょう。私は どの土地でも (日本はもちろん、リヨンに遊びに行った時も)地元民に間違われるほど、溶け込みやすいらしく、いまだ被害にはあったことはありません(笑)

たまに、日本にいる時並に ノーマークの自分に気づいて はっとします。フランス人でも被害に遭うくらいなので、本当に気をつけなければ。。

車両・駅構内の清潔度: 潔癖な人には厳しいかも…

日本は 本当に綺麗✨ パリは正直汚い。。汚いのには慣れましたが、どうも臭いが…「どうしてこの臭いが ここでする?」と ちょっとどんより気分になります。においに敏感な方も 厳しいかと思います。

車両の清掃: え、今!?

先日 ちょっとびっくりしたのが、自分が乗っているメトロに車両清掃が入ったこと。

日本だと、普通 運行終了後ですよね。3人くらいの清掃隊が 途中から乗ってきて、モップみたいなもので、さ~っと(笑)しかも そこそこ人がいる車内で。効率悪いし、これは 掃除と呼べるのか?

しっかりとした清掃が終電後にされているのか気になるところです。。

駅構内の環境①バリアフリーは 進んでない

駅が古いというのもありますが、エスカレーター・エレベーターがある駅の率が日本より低めです。

結構な段数の階段を、ベビーカーやスーツケースを持ち上げながら 皆さん頑張って上がってます。でも、さすがフランス、困っている人がいると どんどん声をかけて助けてくれます。私も 毎度毎度 スーツケースを 優しき男性方に運んで貰っております✨

駅構内の環境② ここでも やっぱりコンサート&路上販売

駅構内も駅の外も一緒ってことですね(笑)

乗り換え通路とか、車内と違って大きな楽器も持ち込みやすいので、結構本格なコンサートが味わえたりすることも♪

鉄板のアコーディオンは
「パリ」を感じます♪

改札を出る時: 暗黙のルール(マナー)がある!

パリのメトロを出る時は、改札はなく、切符を通すことは基本的には ないです。(大きい駅など、いくつか出口に改札がある駅もありますが)

その代わりに、出口に押し扉か自動扉があります。自動扉は何の問題もないのですが、ちょっと面倒なのが、押し扉。

非常に重たく、女性やお年寄りなどは 開けるのに手間取ります (苦笑)なので、メトロを出る時は なるべく次に出る人の為に扉を抑えて、待ってあげるのがルール。もちろん 次に通る人がしばらくいなそうなら、閉めてOKです。扉を抑えて貰ったら、「Merci」とお礼を。こうやって 順番に 扉を抑えながら出口を通ります。

以上が パリの電車事情でした!

不便が多かったり、環境も抜群に良いとは言いがたいメトロですが、日本より 人と人が近いような、人間味があるのかな…と思ったりもします。日本のような「完璧さ」はないですが、乗れば乗るほど愛着が湧く、憎めないヤツです(笑)

最後にパリ交通公団RATPのHPを。メトロ、RER、トラム、バスの運行状況や乗り換え案内、メトロのMAPもここから見れます。アプリも あるので、観光の際にはダウンロードすると便利ですよ~

https://www.ratp.fr/

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投稿者: 青空

パリ在住のブランジェ。 2015年に初のフランス1人旅をしてフランスの魅力に取りつかれ、2016年ワーキングホリデービザにて1年滞在。帰国後 再渡仏の為に奮闘、2018年10月に念願の労働ビザを取得し、現在に至ります。

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