パリから日帰り~Moret‐sur‐Loing モレ・シュル・ロワン~ シスレーゆかりの地で森林浴。

年始に行った ムドンの森 以降、

ロックダウンや天候不順により なかなか遠出をしていなかった私。

パリから気軽に。ムドンの森~哀愁ある冬の森で、久々にリフレッシュ!~

パリも好きなのですが、遠出をしないと そろそろ発狂しそうだったので(笑)、

先日 日帰りで ぷらっと行ってきたのが Moret‐sur‐Loing モレ・シュル・ロワン

パリから電車で50分くらいのところにある 小さな村です。

印象派の画家 シスレーが晩年を過ごした自然豊かな村

Moret‐sur‐Loing モレ・シュル・ロワンは、パリから南東に80kmほど行ったところにあるイル・ド・フランス地域の小さなコミューンで、中世の面影を残した要塞がある 小さな村。

その晩年を過ごしたアルフレッド・シスレーを始め、多くの印象派の画家にインスピレーションを与えた、自然豊かな村だそうです。

何もない小さな可愛らしい村なのですが、その自然の美しさを楽しんだり、シスレーが捉えた「世界」を味わったり と、のんびり過ごすには ぴったりな場所。

ルネサンス時代の舞台となったフォンテーヌブローにも近いので、そこから こちらの村へと足をのばす人も多く、セットで訪れたいところです。

パリからはリヨン駅出発!

まずは めちゃくちゃ簡単なパリからの行き方を!

パリ・リヨン駅から出ている Transillien R線TER に乗って Moret-Veneux-les-Sablons で下車。所要時間は50分くらいで、料金は片道 9,15€でした。(ちょい高いな笑)

しずーかな駅。

駅のメインの出入口から延びるAvenue de la Gare 駅前通りをひたすら真っすぐ20分弱歩けば、村の入り口サモア門に到着します。駅前からはバスも出ています。

のんびり歩いて…

ここを真っすぐ。突き当たりに門が見えてきます。

到着!

左手にシスレーの像と観光案内所、奥にはサモア門が。

のんびり散策スタート。

とりあえず観光案内所へ直行して地図をもらい、お散歩スタート。

ちなみに、地図は こんな感じ↓↓

平日の午前中に訪れたのと、まだオフシーズンなので、村は めっちゃ静か(笑)

生活に必要な商店と、カフェやレストランが ぽつぽつとある程度。

この感じ、パリを離れた感 満載。

今回の散策のメインは、緑溢れるロワン川沿いなので、村の中の散策は置いておいて、とりあえず反対側の門に広がる川へ。

楽しみにしていたロワン川の景色は。。。

良い感じ!

心地よい川のせせらぎに癒やされる。。

川には こんな面白いものも ありました↓↓

川が増水した年の記録。なんか可愛い。。

のんびり、のんびり。

好奇心のまま歩いていきます。

写真だと上手く伝わらないのですが、

生き生きとした緑が 川の水面に溶けて、とても綺麗✨

橋からの景色も絵になります(^^)

片岸を気の済むまで歩いたら、次は canal (水路)を見に行ってみることに。

途中、地元民と遭遇↓↓

威嚇されたから、これ以上は近づけなかった(笑)

そうこうしていると canal に到着!

こちらも雰囲気抜群!人通りは さらに減って、景色を独り占め♪

満足しながらロワン川の反対岸も お散歩。

うーん、シスレー。。( ̄ー ̄)

ちなみに、実際に描かれたアングルには、↓のようにパネルが出ています(^^)

たっぷりマイナスイオンを味わった後、村の中もサクッと散策。

ロワン川近くのブルゴーニュ門。

こちらがシスレーが住んでいた お家↓↓

と、またまた地元民。

この日は 3匹会いました。
シスレーが描いた教会

ちなみに、モレ・シュル・ロワンには Sucre d’Orge (大麦糖キャンディー)という名産がありまして、それが売られているのが こちらの可愛らしい建物↓↓

せっかくなので、お土産に一つ購入して、ぼけ~っとしながら家路に着きました。

入れ物が可愛い!味は優しいニッキ飴でした(*´ω`)

見るべきランドマークが たくさんあるような場所ではないのですが、

その美しさと、村ならではの素朴さに、

とても癒やされた一日でした。

パリから簡単に行けるので、これからの季節にオススメです!

◎日帰りのテッパン↓↓

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投稿者: 青空

パリ在住。 パン職人が本業だが、マルチ・ポテンシャライトとして 現在 奔走中。 2015年に初のフランス1人旅をしてフランスの魅力に取りつかれ、2016年ワーキングホリデービザにて1年滞在。帰国後 再渡仏の為に奮闘、2018年10月に念願の労働ビザを取得しました。