OFII市民講座

以前記事に書きました、滞在許可証の手続きが完了すると、義務として「市民講座」 la formation civique に参加しなければ なりません。

先日 この講座に参加してきたので、今回は 市民講座について書きたいと思います。

市民講座って?

この「市民講座」は、取得したビザの種類にもよりますが、就労ビザや婚姻によるビザの方、あとは難民の方など、 滞在許可を得る代わりに参加を義務付けられるものです。

目的としては、「フランス」に住む為に、フランスに関して最低限は知ってて欲しいことを勉強して、フランス社会に溶け込もう!と言った感じの講座です。

時間は大体9:00~16:30で、2日間行われます。(これが長すぎる)

持ち物

滞在許可証の申請などは、あれやこれや色々と持って行くものが多かったかと思いますが、今回は講座の為のconvocation(滞在許可証申請時に渡されます)とパスポートのみ。パスポートに関しては、講習会場にもよりますが、私は 2日間とも 提示は求められませんでした。

あとは、「講座」ですので、筆記具は常識的に持っていきましょう。(ノートをとるとらないは自由ですが(笑))

講座の流れ・内容

~1日目~

まずは 出席簿が回ってきますので、氏名・生年月日をしっかり確認して サイン。

次に講座専用のアプリがあるので、それをダウンロードするように指示されます。

アプリは色々なカテゴリーごとにクイズ形式に問題を解いていって、ゲーム感覚でフランスのことが学習できるアプリ。

全員が出席簿にサインし終える間、このアプリで 問題を解くように言われました。その時以外は、講座中に使うことはありませんでした。。

次に 講座を始める前に、一人ずつ自己紹介をしていきます。「いつフランスへ来たか」「国籍」「職業」など。

今回の受講者は30人くらい。国籍は、会場が チュニジア領事館から近い為か、チュニジアが断トツ!あとは、エジプト、トルコ、アフリカ勢がほとんどで、アジアからは、私と、中国人の方が1人だけでした。

講座はもちろん、終始フランス語。

フランス語が出来ない方も いるので、通訳が付きます。この通訳は、希望すれば お願いすることができるみたいで、滞在許可証の申請の時に、「次の市民講座で通訳が欲しいか」聞かれます。日本語通訳も あるらしいのですが、滞在許可証を申請する日本人の割合が、明らかに他の国籍より少ないので、講座の日時や会場によっては、通訳を付けるのが難しいみたいです。

私の場合、通訳が欲しいか聞かれたのですが、私が答える前に、そもそも その日時に日本語通訳の人がいないということと、申請の担当者の方が「通訳なくても 大丈夫そうよね?」って感じだったので、通訳はなしで。

話の内容によっては、知らない単語とかも出て来ましたが、講座はスライドで説明してくれるので、大体の内容は理解出来ました。

ちなみに今回は、アラビア語の通訳の方がいました。

で、講座の内容!

1日目は、フランスの基礎知識。地理、経済、政治、宗教、歴史、文化など…

フランス語を勉強している人にとっては、必然的にフランス語と一緒に学んでいる内容、フランス好きなら、知っているだろう雑学って感じだったので、私的には 「復習」的な講座でした。でも、知らないこともいくつかあったので、良い勉強になりました。

講座は終日なので、途中 10分休憩が2回と、1時間の お昼休憩があります。

お昼は、会場で出してくれますが、噂どおり、美味しくはないです(笑)まぁ、タダ飯ですし、お腹を満たす為だけなら、いいんじゃないかな。。でも、男性にはちょっと少ない量かも。

午後も 出席簿にサインをして、講座の後に「受講証明」を貰って終了です。

この受講証明は、次の滞在許可証の更新で必要になるので、大切に保管します。

~2日目~

2日目の内容は、より生活に結び付いた内容で、健康、職業、住まいなど。

「健康」では、社会保障のしくみと加入手続きの流れや、医療制度の仕組みなど。

「職業」では、仕事の探し方や、履歴書(CV)の書き方・面接の受け方、労働条件や給料のこと、産休・育休、失業の時のことなど。

「住まい」に関しては、住居の種類や、物件の見つけ方、契約に関してなどでした。

すでに職を持って生活している人には、そこまで必要な情報は なかった印象です。

2日目も「受講証明」を貰い、あとはアプリでアンケートに答えて 無事終了です。

この暗闇、眠気を誘います(笑)

講座を終えて

2日間の受講を終えて思ったのは、「2日は多すぎる!」です。みんな2日目の最後の方は、食傷気味でした(笑)

あと、段取りが悪い。どう考えても、時間内に終わらない内容量を詰め込んでるので、最後の方は説明が不十分だったり、長引いたりしてます。アプリを作るくらいなら、「便利帳」みたいな詳しいマニュアルを作って配布して、講座は、最低限必要な部分だけピックアップして進めた方が よっぽど効率的だと思うのですが。。

講座の開催自体は、移民の人たちが「フランス社会で生活する」ことを各々自覚する為にも意義があることだと思います。(正直 面倒くさいですが(笑))

ただ、こう、グダグダな感じだと、「なんだかなー」と ついつい思ってしまいます。。

まぁ、そういうところも 「C’est la France. 」なんですけどね♪

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投稿者: 青空

パリ在住のブランジェ。 2015年に初のフランス1人旅をしてフランスの魅力に取りつかれ、2016年ワーキングホリデービザにて1年滞在。帰国後 再渡仏の為に奮闘、2018年10月に念願の労働ビザを取得し、現在に至ります。

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