パリ 9区のパン屋さん Mamiche 【若き女性2人が手掛ける人気店】

はい、月イチペースで マイペースに お送りしております、

パン屋さん・パティスリー巡りのコーナーが今月も やってまいりました♪

パリには それはもう とてつもない数のパン屋さんがあるので、

「今回は どこ行こうかな?」と 色々と悩むことが多い。

旅行ガイドに載るような ド定番のパン屋さんは もちろん美味しいし、

紹介しても良いのだけど 面白みがないし。。と一応考えているんです(笑)

今回は パリジャンの間で 人気のあるパン屋さんで

以前から名前は知っていたけど、未訪問だったパン屋さんへ 初出陣!

それが こちらの↓↓

Mamiche さんです♪(*´ω`)

夢を追いかけて。30代女性が経営するブーランジェリー・パティスリー

Mamiche さんは、9区にあり「パリの中で旨いパン屋」の一つ。

店主の Cécile Khayat さんと Victoria Effantinさんの二人は、もともとマーケティングの仕事をしていたのですが、「食」への興味がとても強く、「パリにパン屋を出す」という夢を叶えるために当時の仕事を捨て、2017年7月に 店をオープン。

Cécile さんは パティシエ(コルドンブルーで研修)、 Victoria さんは ブランジェの国家資格をそれぞれ取ったそうです。

フランスに住む人の食生活を支える「パン屋」は、

製造量が とても多いので、商品の一部を外注などに頼ることも しばしばあるのですが(冷凍で焼くだけのもの、レジ横商品とか業界の人なら分かるはず笑)、

Mamiche さんは、すべーて手作り!

その他、質の良い原材料を厳選したり、地元の材料を使ったりと

彼女たちの「食」へのこだわりが覗けます。

評判も良いし、期待値かなり高め!

これは楽しみだ~♪

わいわいとした活気、温かみのある店内。

お休みの日は 家事をマイペースにやるので(パン屋の仕事は早いんですよ、仕事は笑)、

早く お店を訪問しようとしたものの、11:00着。

お店の前には既に10人以上の行列が…!

お客さんは 近所の人、私のようなパンマニア、観光客など多種多様。

さすが人気店(^^)

15分ほど待って、ようやく店内へ。

で、店内の様子↓↓

まずはサンドイッチ、クロックムッシュなどの惣菜パンコーナー。

手書きのショーケースが可愛い。。

食べ応えありそうなラインナップで よだれが…

ショーケースの上と そのお隣がパティスリー、焼き菓子コーナー↓↓

パティスリーは、そこまで本格的なものはなく、エクレアやシューなど。

でもブッシュドノエルは 販売していました。

その次がパン・ヴィエノワズリーコーナー。

パンは、バゲット、ライ麦パン、穀物パンなど本格的なものをまんべんなく置いている印象。

お店全体の商品の種類は多すぎず、少なすぎず。

店自体は小さめなので、

商品をぎゅっと詰まった感じに陳列しているところが

魅力的というか、「今風だな」って思いました✨

お値段は 町場のパン屋さんよりは 割高ですが、

クオリティと見合っているんじゃないかな。

売り子さんは

土曜日の昼に訪問したためか、オールメンバーで バンバン捌いています!って感じ。

テキパキしていて とても良かったです。

作業場が店の外から覗けるようになっているのですが…

うちの職場みたいに、のびのびした雰囲気でした(笑)

やっぱ働くところは そういう雰囲気が良いですね(*´ω`)

本日いただいたのは…

では、本日の購入品紹介!

Miche Mamiche 3,10€

まずは 店名を冠したパン、 Miche Mamiche。

Rouge du Roc という粉を使用、 ルヴァンは もちろん自家製で、栗の木の蜂蜜を使っています。

かなり焼き込んでいるので、外は バリバリ、ちょっぴり ほろ苦。

ルヴァン種を使っているので、酸味はありますが、普通の小麦粉(白いの)の比率が高いためか、そこまでキツくなくて食べやすいです。

水分は 結構飛んでいたので、モチモチ感は弱めですが、だからといってパサパサでもなく、ライトに食べられる感じが良かったです。

Babka 9,50€(スライス売りもしています)

続いては、こちらのお店で大人気のBabka!

バブカは、もともとはユダヤ系のパンで、チョコレート入りのバブカは アメリカで発展したそうです。

Mamiche さんのバブカは、オレンジフラワーで香りづけした生地にチョコをがっつりと練り込んだもの。

オレンジフラワーの上品な香りとチョコレートの組み合わせはパーフェクト✨

外は カリカリ、中はしっとりとしているので食感の変化が面白い。

ただし、結構甘いので、ちょこっとずつ食べるのが良いかも。

Brioche fleur d’oranger 0,80(1ピース)

こちらは オレンジフラワーが入ったオーソドックスなブリオッシュ。

ブリオッシュは、パサパサしている お店もあるのですが、

こちらの お店は しっとりと食べやすい。

甘さ・塩気も絶妙なバランスで 文句なしでした。

Cookie 3,10€

こちらも人気のクッキー。

分かりやすく表現すると、

超絶リッチなカントリーマアム(笑)

しっとりタイプで、チョコの甘さがガツンと来るクッキーでした。

表面にまぶされた フルール・ド・セル(塩の花)がポイント。

疲れた時に食べたいかな。


味・お値段・お店の雰囲気、すべて高得点のMamiche さん、

「それは パリジャンに人気のはずだわ…」と、納得した訪問となりました。

ただし、難点は、

私の家から遠いこと(笑)

また機会があれば ぜひ訪れたいし、

友達にオススメしたい お店でした♪

Mamiche (9区)

Addresse : 45 Rue Condorcet 75009 Paris

最寄駅 : メトロ7号線 Cadet 駅

営業時間 : 火曜〜土曜 8:00-20:00

定休日 : 日曜日・月曜日

HP : https://www.mamiche.fr/

◎10区にも店舗あり!

◎こっちも女性シェフ!↓↓

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投稿者: 青空

パリ在住。 パン職人が本業だが、マルチ・ポテンシャライトとして 現在 奔走中。 2015年に初のフランス1人旅をしてフランスの魅力に取りつかれ、2016年ワーキングホリデービザにて1年滞在。帰国後 再渡仏の為に奮闘、2018年10月に念願の労働ビザを取得しました。