【パリ】アンリ・カルティエ・ブレッソン財団で、ウジェーヌ・アジェの古き良きパリの写真を。

今 回想してみると、

美術館訪問について書いた記事は、かれこれ半年以上も前のこと↓↓

常設展は無料!パリ市立近代美術館で パワーチャージ!

まぁ、予想通りというか、バカンスに向けて ガンガン「自由」を推し進めている おフランス。

(みなさん調子に乗りすぎないか、ちょっと心配ですが……やっぱり調子に乗るんだろうな笑)

ようやく みなさんが待ち望んでいた「美術館」も 一斉に再オープン✨

「久しぶりに どこか見に行きたいな。。」

と思って、色々と美術館をリサーチしたのですが、

この3年半で、主要な美術館から、ちょっとマイナーな美術館まで、

結構 行きつくしていたことが発覚。

おまけに 「今の気分」に合うものを探すとなると、なかなか見つからない(笑)

で、今 自分の中で興味がある「写真」をキーワードに探したら、

かなり刺さる美術館を発見。

それが…

アンリ・カルティエ・ブレッソン財団

ということで、本日は アンリ・カルティエ・ブレッソン財団 ついてのレポートです♪

20世紀を代表する写真家の美術館

Fondation Henri Cartier- Bresson アンリ・カルティエ・ブレッソン財団は、

多くの写真家・芸術家から「20世紀を代表する写真家」と評価されている、アンリ・カルティエ・ブレッソンの作品と、同じ写真家であった妻マルティーヌ・フランクの作品を保存・展示するために設立された美術館。

パリで最も重要な写真美術館の一つで、

2003年にパリのモンパルナスにオープンし、2018年にマレ地区へと移転しました。

アンリ・カルティエ・ブレッソンは、小型のカメラ(ライカに50mmの標準レンズ、が主だったそうです)を使って、主にスナップ写真を撮った フランス人の写真家で、彼の作品の代名詞とも言える、「調和のとれた構図」は、一目見ただけで いつまでも印象に残るほど 見事。

彼の写真集『 Image à la Sauvette 』は、アメリカで『The Decisive Moment (決定的瞬間)』と訳され、この言葉と共に 彼の作品は多くの写真家に影響を与えたそうです。

美術館は、彼とその妻の作品のほかにも、著名な写真家の作品を展示する企画展を定期的に開催していて、

今回は、カルナヴァレ美術館と連動した、Eugène Atget ウジェーヌ・アジェの企画展 Voir Paris を鑑賞してきました✨

様々なキャリアを経て天職に出会ったウジェーヌ・アジェ

さて、いよいよ楽しみな企画展へ!

と、その前にEugène Atget ウジェーヌ・アジェについて ちょこっと紹介。

ウジェーヌ・アジェは、「近代写真の父」と呼ばれる フランスの写真家で、ボルドー近くの町で1857年に生まれました。

商船の乗組員、旅役者など、遠回りではありましたが 様々な経験を積んだ彼は、人生の半ばに ようやく「写真」と出会います。

当初は芸術家のためのデッサンや作品制作の「資料」として 写真を撮り、その写真を売ることで生計を立てようとしましたが、なかなか上手く行かず、苦戦を強いられました。

40歳を過ぎた頃に、写真を通して「パリ」を記録することを始め、それらの写真が後に図書館や博物館などから買われるようになり、商業カメラマンとして活躍したそうです。

約30年に渡り、今は なき 古き良き「パリ」を切り取り続けた写真家です。

ノスタルジー溢れる企画展 Voir Paris で「パリを見る」

ではでは中の様子を。

まずは、本展示の前にアンリ・カルティエ・ブレッソンの写真と紹介文が↓↓

そして企画展。

展示スペースは ワンフロアで、そこまで大きくはないですが、

展示されているボリュームは なかなか。

一つ ひとつ、丁寧に見ていきます。

情緒溢れるアジェの写真が たくさん。

モンマルトルのテルトル広場

ようやく パリの大体の場所を把握してきた頃なので、

彼の作品を見て

「あ、この場所は 当時こんな感じだったのか!」と

一人納得して楽しんでいました(^^)

近所の写真を見つけると、楽しくなったり♪↓↓

もちろん、今のパリの姿は 当時のまま、という訳ではないです。

随分変わったところもあれば、変わっていないところもある。

しかし、

写真を見て、何となく地理が分かるのは、

パリが古い街並みを今でも大事に保存している お陰なのかな。。

と思ったり。

その他、当時のパリジャンの暮らしぶりが分かる写真も展示されていて、

どれも興味深いものばかりでした。

色々と鑑賞して、個人的に気に入った作品は

表に飾られていた 白い馬の写真と、以下の2つ。

今にも 鮮やかな緑で写真が染まっていきそうな、美しい木漏れ日の写真↓↓

バックに うっすら写っているパンテオンが カッコいい!↓↓

ノスタルジー溢れるアジェの写真を前に、

遠い昔のパリに思いを馳せた休日となりました。

普段の生活に忙殺されると、

パリに住んでいることの ありがたさを時々忘れることもありますが、

今回の訪問で 改めて「パリの魅力」を再発見出来ましたし、

自分も素敵な風景を こんな風に切り取ることが出来たら良いなと、感じました✨

ちなみに、カルナヴァレ美術館では Revoir Paris というタイトルで、アンリ・カルティエ・ブレッソンの作品が展示されているそうです。(お互いの所蔵品を交換しているみたい)

来月は カルナヴァレ美術館で決まりだな。。。

小さいながらも
素敵な写真集やポストカードが充実した
ミュージアムショップ


Fondation Henri Cartier- Bresson アンリ・カルティエ・ブレッソン財団

Adresse : 79 Rue des Archives 75003 Paris

最寄駅 : メトロ3、11号線 Arts et Métiers 駅、11号線 Rambuteau 駅

開館時間 : 火曜~日曜 11:00-19:00 (12/24、31のみ16:00閉館)

休館日 : 月曜日、1/1、5/1、12/25

入場料 : 9€

HP : https://www.henricartierbresson.org/

Eugène Atget – Voir Paris は、2021/9/19まで!

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ヨーロッパ写真美術館 ~写真好きの方におすすめしたい、パリジャンからも定評のある穴場美術館~

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投稿者: 青空

パリ在住のブランジェ。 2015年に初のフランス1人旅をしてフランスの魅力に取りつかれ、2016年ワーキングホリデービザにて1年滞在。帰国後 再渡仏の為に奮闘、2018年10月に念願の労働ビザを取得し、現在に至ります。

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